夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

Arriflex16S 400ftマガジン整備

2019-03-11 16:12:41 | Weblog
400ftマガジンのカメラとの合わせ目にモルトに相当する遮光材が貼ってありますが、これが劣化していて前に応急処理をしたままだったのを思い出しました。
ダイソーのフェルトで間に合いそうなので今日はこれを片付けます。

滑り止めのスポンジを貼ったのに無くなってます

毎度おなじみダイソーのフェルトのセットです。

ほんのちょっと使うだけなんですが

2mmx18mmを二本切り出し。

余りはまた何かに使うでしょう

ミゾの中をシール剥がしできれいにしました。

下地の処理は重要

貼り付け。ちょっと寸法が合わないけどまあいいか。

接着剤は「ボンド 学校工作用」

ついでに結晶塗装が剥げたところをタッチアップ。

塗料を塗るのではなく置いてやります

今日は午前中出掛けたのと確定申告の準備に追われてHL-79E修理に使うトランジスタの手配は明日にします。
確定申告は明日ですが待ち時間が長くて参ります。でも税金がほとんど戻るのでありがたやありがたや。申告手続きは5分位で終わります。
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Arriflex16S 400ftマガジン整備

2019-03-11 15:34:29 | Weblog
400ftマガジンのカメラとの合わせ目にモルトに相当する遮光材が貼ってありますが、これが劣化していて前に応急処理をしたままだったのを思い出しました。
ダイソーのフェルトで間に合いそうなので今日はこれを片付けます。

滑り止めのスポンジを貼ったのに無くなってます

毎度おなじみダイソーのフェルトのセットです。

ほんのちょっと使うだけなんですが

2mmx18mmを二本切り出し。

余りはまた何かに使うでしょう

ミゾの中をシール剥がしできれいにしました。

下地の処理は重要

貼り付け。ちょっと寸法が合わないけどまあいいか。

接着剤は「ボンド 学校工作用」

ついでに結晶塗装が剥げたところをタッチアップ。

塗料を塗るのではなく置いてやります

今日は午前中出掛けたのと確定申告の準備に追われてHL-79E修理に使うトランジスタの手配は明日にします。
確定申告は明日ですが待ち時間が長くて参ります。でも税金がほとんど戻るのでありがたやありがたや。申告手続きは5分位で終わります。
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HL-79Eは置いといてお出かけ

2019-03-10 13:13:24 | Weblog
年明け間もなく信州新町の道の駅まで出掛けた際、帰りに毎度のことですが違う道を通って見つけた山里のお寺。今日も偶然同じ道を走っていることに気がついて「あのお寺だ」。せっかくなので寄り道。コンデジの写真では表現できませんでしたが薄雲越しの春の柔らかい光で素晴らしい情景でした。












四月下旬になれば残雪の北アルプスと新緑の絵のような風景が見られるでしょう。
今度来るのを楽しみにして帰路はやはり通ったことのない道を国道19号方面へ。長野市信更の山道は、更に素晴らしい眺めでした。










私はもっぱら映像に取り組んできて写真は片手間で本気で撮ったことはありません。持論ですが、映像と写真は似て非なる媒体/表現手段だと考えています。(映像と写真、あえて動画と静止画という短絡的、安直な言い方はしません)元より両者に優劣はありません。でも、扱いを間違うととんでもない結果になります。
映像で作品を創るという行為は優れたセンスと時間空間の認識が不可欠です。映像作品を創る上でセオリーなんて、実は一切なくて創り手の独断の世界です。
一方写真はその一枚ですべてを表現しなければなりません。その一枚に時間と空間と作者の思いが詰め込まれていてこそ作品。ただし、変な小理屈は不要で、偶然撮った写真も何も考えずに撮った写真も見る側が受け入れればそれで作品として完結すると思います。
写真については私は言いたいことがあります。言いたいことは山ほどありますが、例としてまずはタイトルについて。頼むから画面の説明をタイトルにしないでくれ。初雪の富士山の写真に「初雪の富士」的なタイトルが多すぎます。そんなのは見ればわかるんでちょっとひとひねりする気はないのかと思っちゃいます。これはおそらく絵画のタイトルの模倣から来ているんだと思います。もうひとつ。いいかげん背景をぼかした写真から脱却したらどう。ぼかすんなら全部ぼかせば。「背景をぼかして主題を浮き上がらせる」のは初心者が必ず陥る罠ですよ。特に望遠で引っ張って背景をぼかすと主題の立体感が失われて平面的になるのがどうしてわからないのか。個人的には望遠レンズで撮った(背景をぼかした)小鳥の写真を全く美しいと思いません。その写真に「ホオジロ鳴く」なんてタイトルをつけたら最悪。
という私も昔8ミリや写真を始めた当時この甘い罠にまんまとはまり込んだ一人です。子供たちが小さかった頃、桃畑で桃の花をアップで撮った写真を彼らに見せたら「ピンボケだ」の一言。目が覚めました。ぼけた背景に桃の花が浮き出した見事な写真が撮れたと自慢したかったのに。あれ以来映像も写真も基本的にパンフォーカスで撮るようになりました。
今日、素晴らしい風景にめぐり合ってメモ代わりに安直なコンデジでスナップ写真を撮りながらそんなことを思い出したり考えたりしました。
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79は一次休戦して趣味の工作じゃ

2019-03-09 19:58:00 | Weblog
HL-79Eはトランジスタを入手しないと先に進まないので手を付けず違う作業です。
BOLEXのアイカップはバスコークが固まったので型からソケットレンチを抜いてみました。まあまあ考えたイメージになっていましたが端面がイマイチ。

後で再度ソケットレンチをきれいにして蝋を塗って入れてバスコークを塗り足しました。

バスコークが固まるまでもう一日かかるので次にCanonの8mmカメラのフィルター解除アダプターのリメイク。前にも作ったのですが頭の部分が小さくて気に入らないからです。
材料は先日買ったM5のスリワリローレットボルトとローレットナットです。前はM4でした。


ボルトをワイヤーストリッパーのネジ切り穴で切断。


ボルトにローレットナットを入れてガイドにして4mmの穴あけ。M5のネジは谷径φ4程度なのでこれでボルトのネジ部がほぼ削り取られる計算です。


計算通りにはいかなくてネジ部が首の皮一枚分残ってしまいました。それをああしてこうしてこんな具合に仕上げました。


次に不要な三脚のカメラ固定ネジをカット。これは最初アダプター代用にしようとしたネジです。これでも用は足りますがカメラに付けたらあまりにも不恰好でした。


元々Eリングが入っていた首の部分がφ4.1位なのでそれを残しました。


ローレットボルト側はφ4で材質は真鍮、カットしたネジはスチールでφ4.1程度ですから圧入するには好都合です。まっすぐ入るようにナットを入れてバイスで締めます。


しっかり圧入できて完成。


左が正規のアダプター。私のスペシャル版の方がしっかりしています。


うまくできましたが穴あけのときドリルがスリワリ部にちょっとだけ貫通してしまったのは残念。半田で埋めようとしたら60Wのコテが壊れていて出来ませんでした。半田ゴテを買ってくるのも面倒なので生の半田を詰め込んでこの件はこれでおしまい。


もうひとつ趣味の工作を楽しみました。
ダイオードのチェックに使う導通チェッカーです。そんなのはテスターでやればいいんですが、それより実際に負荷をかけて調べた方が確実です。

単3乾電池と豆電球を使った超単純なチェッカーで、これは便利そうです。先ほどHL-79Eから取り出したダイオードで試してみました。

来週は2SC2983を手に入れてHL-79Eの問題を解決したいですね。

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HL-79E 核心に近付いているのか泥沼か

2019-03-08 06:06:29 | Weblog
いつまでもこんな事やってられないんだけど。といっても誰かが直してくれるわけじゃないので毎日少しづつでも進めます。
次に調べるのは定電圧回路のもうひとつのトランジスタTr16。基板から取り出して


覚えたてのトランジスタ簡易チェック法で調べます。




余計な頭を使いたくないので結果はすぐにメモ書き。Tr16は問題なしです。


気力が萎えないうちに抵抗を調べます。
R48は430Ωで実測値は


R49は2200Ωが


R50は5100Ωが


R48,49,50は大丈夫です。ついでにR51,52もチェック、テスターの値を記録。全部正常です。


VR5を忘れていました。これもチェック。正常基板と比べました。値が違うのは半固定抵抗でセットが違うから。これで正常です。ここの実際の回路は回路図と違っていました。


他に各コイルも調べました。今のところT1二次側の不具合はC30の容量抜けだけです。


どうもT1の二次側は大きな問題は無さそうですね。一次側も調べる必要があります。その前に取り出したパーツを戻した方がいいかな。C30はもちろん交換です。IC4-aは調べ方がわからないので保留ですが、探したら現行品で\108で手に入ります。(共立エレショップ)

午後も気力が残っていたので一次側の調査にかかります。Tr13は基板の端にあったのでこれから始めます。


単独で調べるとB-C,B-E,C-Eのどれも導通がありません。何かの間違いではと何度も測定しましたがどれだったか一瞬抵抗値が出ましたがそれっきり沈黙。


基板のTr13が付いていた所を見ると焦げた跡があります。かなり高温になったようです。


T1の一次側は6個のトランジスタが使われていますがTr13とTr14がパワートランジスタ2SC2983です。あの重大なミスが原因で過電流で壊れたんだろうと素人なりに考えています。Tr14も調べますがその前に新しいのを手に入れておかないと。
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HL-79E 引き続き基板の捜査

2019-03-07 07:13:56 | Weblog
基板の件の合間にBOLEXのアイカップ作りも進めました。
エポキシで作った型に離形材代用の蝋を塗ってバスコークを塗り込めます。


ソケットレンチを加工した補助材を乗せて隙間にバスコークを詰めます。


バスコークがゴム状に固まるまで24時間放置が必要なのでこれはここまで。

基板故障の原因を探して何日になるのか。
結果的に手に負えなかったら今まで費やした時間は、なんてことを考えながらも作業を続けます。

-4.8V系にもうひとつ電解コンデンサーC52があります。100μF6.3Vです。


取り出して容量を測定すると、正常です。


比較用に予備基板のC52も調べるとこれも問題なし。


ここまで調べたパーツを回路図で確認。


捜査は進んでいます。今一番不安なのは過電流によるトランスT1のレアーショート。調べたくないけど次は抵抗値を正常な基板のT1と比べてみましょう。その結果T1がダメとなったら、これは恐らくIkegamiのオリジナルでしょうからお手上げです。

休憩後T1の導通をチェック。内臓品(直したい基板)、予備品、正常品の3枚です。


結果は意外にもコイルの抵抗値は全く同じでした。特に正常品と同じということで安心。
次に調べる必要があるのは抵抗。今日はこれにて散会。
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HL-79E 基板上の捜査

2019-03-06 15:12:33 | Weblog
ダイオードが問題なさそうで次は定電圧回路のパワートランジスタ2SC3074Y。これも過電流が流れたはずです。
比較のため予備品もいっしょに基板から取り出して取り調べ。

修理対象基板

ネットでトランジスタの簡易チェック方法を調べました。正常なら

 B→C 導通/逆方向は不通
 B→E 導通/逆方向は不通
 C→E どちら向きも不通

さっそく直そうとしている基板から取り出したTr15のB→Cを見ると


逆方向は


B→Eは


逆方向は


C→Eは


逆は


簡易的なチェックですがTr15は壊れていないようです。
ではもう一枚の基板から取り出したTr15をチェック。
B-C


逆は


B-E


逆は


C-E


逆は


これも正常です。
犯人はまだ見つかりません。追い詰めてはいるんですが。
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HL-79E 基板上の犯人探し

2019-03-05 06:59:16 | Weblog
朝一で昨日の実験の結果を見てみました。蝋がバスコークの離形材になるか。まだ内部まで固まっていないかも知れないけど、剝がしたらほとんどきれいに剥がれました。成功です。蝋燭にちょっと残ったのは固まっていなかった分です。


それはそれとして、HL-79EのPOWER基板の取調べにかかりました。元々移植元に入っていた基板を直すのが基本方針です。


最初はグー、じゃなくて-4.8V回路の整流ダイオード2個。半田吸取線で半田を吸取って、


壊れたテスターをなんとか生かしてダイオードモードで導通を調べます。これはD29の順方向。「ピー」が鳴りました。


逆方向の抵抗値はOFLで小数点がふらふらしますが∞ということでしょう。ダイオードモードはOFL。「ピー」は鳴りません。


D30も同様に測定します。順方向は導通ありで「ピー」。


逆方向はOFL表示で「ピー」は鳴りません。


順方向で抵抗値を見ると値が不安定ですが指を当てたら抵抗値が下がりました。温度係数のためでしょう。


結果のメモ書きです。ダイオードは正常と判断しました。(壊れていることを期待したんですが)


ダイオードがOkなら次は整流回路の平滑コンデンサーを調べましょう。チョークコイルをはさんで100μF6.3Vが二個あります。半田吸取線で半田を取って基板から抜いてテスターをキャパシタンスモードにしてチェック。

その結果がこれです。比較のため予備品(これも-4.8Vが出ない)のコンデンサーも取り出して調べました。


どちらもC30は容量が抜けています!


パーツボックスの中を探したら100μF25Vが複数ありましたが、カテゴリ温度が基板の物が105℃に対して85℃。これでは不安です。須坂のパーツ屋さんにあればいいけど。他の基板から部品取りする手は最後の手段です。


平滑コンデンサーが容量抜けしていることはわかりましたがこれを交換すれば解決するとは思いません。世の中そんなに甘くも単純でもありません。更に回路を追って調べていくことにします。
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BOLEX H16 アイカップの続き+HL-79E

2019-03-04 14:14:05 | Weblog
今日は午前中友人の家に遊びに行ったので午後から昨日の続きです。
作り始めた型ですが、次にφ27.7の材料が必要です。家捜ししたらソケットレンチの21mmのコマがφ28でこれを使うことにしまししょう。

外形をφ27.7にグラインダーで削り、端面を耐水ペーパーで平らにしました。


大体φ27.7になったぞ。


こんな具合に型と組み合わせます。


問題は離形材。バスコークが型に接着しないように対策が必要です。試しにエポキシで作った型の尻の一部に車のワックスを塗ってそこにバスコークを置いてみました。


半日後、バスコークが固まった頃剝がしてみたら、これはダメです。型に残ってしまいました。


先日はタイヤワックスでも試しましたがシリコン同士で相性が良くて相手に密着してしまいました。ネットで調べると食用油とかワセリンがいいとか方法はいろいろあるようですが、蝋でもいいんじゃないかとこれから実験します。
蝋燭に直接バスコークを塗ったものとエポキシに塗ったものを用意しました。


結果が出るのは明日になっちゃいます。

夕方、時間があったのでHL-79EのPOWER基板の故障箇所をどうやって見つけたらいいか考えました。回路図を冷静に見ると-4.8V系のトランスT1の二次側のダイオードから確認する必要がありそう。ERA81-004というシングルショットキーダイオードです。単価\20。


基板のここに付いています。


パターン側は写真の中央です。


このダイオード周りの抵抗値を見ると正常な基板と違いますが回り込みや他のパーツが壊れている可能性もあるのでなんともいえません。ダイオードですから半田を取って単体で調べれば良否の判定は簡単です。もし壊れていたら交換ですが正常なら他のパーツを調べることになります。解決に向けてちょっとは前進するんじゃないかな。
明日やってみましょう。


午前中行った友人の家で彼が面白い物を手に入れたと見せてくれました。戦前の9.5mm手回し映写機です。話に夢中になって写真を撮るのを忘れましたが超珍品です。そのうち紹介する機会があるかも。
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BOLEX H16 アイカップの型を作り始め

2019-03-03 14:17:29 | Weblog
昨日は型を作るのにちょうどいい材料が手に入ったので続きの作業です。
昨日用意したゴム車輪をビニールテープの芯に押し込みます。材料をいろいろ探したらこれがピッタリでした。


ダイソーのエポキシパテを全量出してしっかり混ぜ混ぜしてオス型に押し付けながら盛り付けます。


約1時間後、固まったところで分離。このとき素直に分離するために水で薄めた中性洗剤を塗りましたがこれは正解でした。


もっともらしい型が出来ました。平ワッシャの面を平らにしておかなかったので縁が盛り上がっていたのをカッターナイフで修正した他はいい感じです。


BOLEXのアイカップ取り付け部はこんな構造です。今日作ったのはこの根元の部分のメス型です。


一度に成型するのは無理なので何回かに分けて型を作って最終的に結合する予定です。
先日試しにひねり出したバスコークは時間の経過とともに内部まで完全に柔軟なゴム状になったのでせっかく用意したコーンスターチは使わなくて済みました。型さえうまく作ればオリジナルのアイカップが出来そうです。

次はφ28のワッシャーが必要ですがネジ箱をかき回してもありません。またホームセンターかな。
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