夕螺の一言日記

毎日心に浮かんだことなどを書いてみたいと思います。。。(2014年3月13日開設)

2014年 5月15日(木)「集団的自衛権は抑止力にとどまるか?」

2014年05月15日 21時40分33秒 | 「政治・経済」
BLOGOSに【全文】「再び"戦争をする国"になることは断じてありえない」集団的自衛権について安倍総理が会見という今日の安倍総理の集団的自衛権とその解釈会見と質疑応答の全文が載せられていた。
これを読むと安倍総理の会見ではやはり二面性が出ている。
ひとつは安倍総理が強調する平和主義が言われていること。
しかしこれに対してもうひとつは具体的な自衛隊の軍事行動を行うことができるということで、集団的自衛権は抑止力の強化となり日本の平和を守る働きが強くなるということ。その意味においてこれまでの日本の平和主義は守られると。しかし抑止力は現実的な軍事行動を含むのが当たり前です。またいくつかの例を出していますが、アメリカの軍事を背景とした活動に対して自衛隊が同盟国としてアメリカの活動を「守る」ことができるようにする。あるいは海外で活動する日本人が紛争などに巻き込まれた場合日本は自衛隊を出せないのが現状でありこれでいいのかと。海外での自衛隊の活動をアメリカの活動や日本人を「守る」ことの重要性を言うわけですが、この「守る」は防衛的な言葉ですが必然的に自衛隊の軍事行動を意味するわけです。これはこれまでの後方支援に比べると質的な違いがあります。
この平和主義は、軍事的抑止力そして国民の命や財産あるいはそのための国家の利益のための戦争が守る平和でしょう。この論理はずっとアメリカが持ち続けてきたものです。そして世界中に軍隊を派遣して悲惨な戦争を繰り返してきたという現実の歴史の中にあります。安倍総理の積極的平和主義はこのアメリカの論理に対する集団的自衛権であり、アメリカのこの論理からの平和主義と同じも問いえるでしょう。
集団的自衛権は「守る」こと(抑止あるいは防衛)にとどまらないでしょう。
しかし現在のアメリカはこのアメリカ的平和主義(世界の平和のための戦争・正義の戦争)に矛盾が出てきてそれは経済にも大きな影響を与えている。そして国民世論も常に戦争終結に硬くいていた。アメリカは多くの過ちを犯して戦争を繰り返してきましたが、マスコミや国民世論はその戦争を批判したりやめさせる民主主義を持っていた。民主主義それが救いのひとつなのです。
しかし日本の改憲は9条だけにとどまらないことはこの間の報道や世論にもあります。すでにいろいろな形で解釈会見が行われているのかもしれません。ねじれ国会の矛盾から民主主義はいらないといった極論もありますし、国会「運営」と民主主義が対立的にとらわれているものもあるのではないでしょうか?安倍総理は集団的自衛権の解釈改憲が世界から支持されたと語っていますが、同時に世界から右傾化が心配されているということもあります。確かにアメリカの民主主義は形骸化もされた部分もあると思いますが、しかしこの民主主義を捨てるということはない。アメリカの世界戦略上の平和と安倍内閣の積極的平和主義の表面上の類似性はあるものの土台である民主主義(自由主義)には大きな違いがあるのではないか。
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旧ブログのまとめ

2014年05月15日 14時26分50秒 | ご挨拶
旧ブログPlalaの「ブローチ」が閉鎖になることによりこちらのブログに引っ越してきましたが、やっと今日で引越しも終わりました。
旧ブログに書いてきたものは「○月×日という日」(カテゴリーは『「何を思ってた?」(休ブログのまとめ)』という形で2010年から14年(3月5日まで)をまとめてこちらにその日の分を載せています。あとは。先ほど一気にアップしたものを少しまとめて今日出しました。
ほとんど漏れがないように思います。。。。
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「同じ一日 2013年秋」

2014年05月15日 14時17分29秒 | 「同じ一日」
同じ一日(1)「入れ歯らしきじい様が生シュークリームにかぶりついた。噛めば噛むほど口からはみ出てくる。それを両手で口に押し込む。口の回りと両手が悲惨な状態」(8月11日)
同じ一日(2)「コーヒーショップがご老人方の避暑地になっていた。。。。。」(8月12日)
同じ一日(3)「いつも行くコーヒーショップのトイレの鍵は、かけるには熟練の技が必要」(8月21日)
同じ一日(4)「夜蝉はいなくなって虫の声」(8月23日)
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「ふり散る枯葉」

2014年05月15日 14時15分59秒 | 「俳連詩」
静けさに落ち葉を踏んで参道に
石畳磨り減る形時のあと
早朝の箒の跡に落ち葉かな
垣の上曇りし空に柿紅葉
門の中南天の実はしっとりと

風起きて落ち葉一枚動きけり
木の下にたたずむ猫は走り去る
灰色に光る瓦に枯葉乗る
賽銭を投げ入れる我ただ一人
手を合わす心の中に風起こる
御仏の顔も曇るや木枯らしが
梢揺れ御堂の屋根に雲流れ

振り向けば紅葉の木々枝を揺らす
静けさに落ち葉は降るやその音色
激しくも静けさの中さらさらと
降りそそぐ雨のごときに落ちにけり
見上げても涙は止まらず枯葉かな


(だいぶ前に書いたものですが、こちらに残します。)
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「夜明け」

2014年05月15日 14時15分00秒 | 「俳連詩」
風もなく音もたてずに散る落ち葉
はらはらと螺旋を舞て暗き朝
時止まり冬の紅葉は紅に
見上げれば空は白みて筋の雲
朝ぼらけ東の雲は静まれり

鳥一羽鳴きもせずして過ぎ行くに
朝の気は目覚め動きて波となり
揺らめきし風清くして空に舞う
足元の落ち葉密かにささやきて
揺れる枝また一枚の葉を落とす
冬の精まだ穏やかに笑みこぼし
青ざめし心の中を撫でをりし

鳥渡り明るき空に影の雲
うっすらと紅の光りは雲照らし
日は昇り地平のビルのシルエット
熟し柿暖かき色そのままに
登りつつ眩しくなるや恋の色

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「同じ一日 2013年冬」

2014年05月15日 14時12分25秒 | 「同じ一日」
同じ一日「細胞と魂が浮遊をして白い月の夜明け」(11月19日)
同じ一日「仕付け糸かぁ。。。。衣替えからこの季節には仕付け糸の × を付けた人を一人や二人 見るなぁ。。。。」(11月13日)
同じ一日「東京は木枯らし一番。ベランダで煙草を吸ったら頬に小さな北風。居間にも炬燵を出しました。夕飯の後にゴロンとなる心地よさ。」(11月11日)
同じ一日「小春日の中、巡査の自転車が急ぎ走り過ぎる」(11月 8日)
同じ一日「桜が満開の時と同じ公園を歩く。今日は桜紅葉」(11月 7日)立冬
同じ一日「今、ふと思ったのですが、飛行機の屋根をガラス張りにできないのかなぁ。。。。(ベランダでタバコをすいながら夜空を見上げて)」(12月13日)
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「同じ一日 2013年夏」

2014年05月15日 14時11分32秒 | 「同じ一日」
同じ一日(1)「目が覚めてしまいベランダの朝日の輝きに驚く。。。。早き明け」(5月 7日)
同じ一日(2)「今日、車に乗ろうとして愕然とした。すごく汚れている。そう、あの日洗車をしてピカピカにした後のほんの数分の雷雨なんだよねぇ。。。。負のジンクスは不滅だ」(5月 9日)
同じ一日(3)「若い男が電車の座席に座っていた。大きな咳をするたびにマスクをずり上げて咳をばらまく。暴言も同じか。。。。今の社会の縮図」(5月18日)
同じ一日(4)「いつものカフェへ。アイスコーヒーをたんで溜まったスタンプ帖で飲もうとしたら、『今日は雨の日でスタンプ2倍ですよ♪』スタンプ2倍を選びました。。。雨もいいですなぁ」(6月19日)
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「同じ一日 2013年春」

2014年05月15日 14時10分39秒 | 「同じ一日」
同じ一日(13)「久しぶりに羽田空港に車で行った。空港内に入りカーナビの言う通りに進んだらどういうわけか駐車場ではなくて出口に出て一般道に案内された。。。目に見える目的地は遠い」(4月14日)
同じ一日(12)「暖かい日差しを受けてのんびりと歩道を歩いていた。すると、後ろの方でキュッキュッと変な音がすると思ったら紳士が僕を追い抜いて行った。キュッキュッはその紳士が発している。よく見ると靴がだいぶくたびれていてその靴が鳴っているのだ。。。昔の子供のサンダル」(4月5日)
同じ一日(11)「車で買い物。桜に誘われてだいぶ遠くまで行っちゃった。。。。カーブを曲がると桜」(3月24日)
同じ一日(10)「ふと通りかかった表札屋さんにデザイン見本が10数枚並べられていた。見ると全部知人の名前だった。デザインと人柄が一致する。 。。。じっくりと見つめた」(3月13日)
同じ一日(9)「昼飯は持ち帰り寿司にしました。味噌汁も飲みたいのでカップのインスタント味噌汁も買いました。しかしその味噌汁は砂埃だらけ。。。。春の砂嵐」
同じ一日(8)「春ですなぁ。。。花屋さんも一段と華やか。ミモザの花のつぼみが大きくなってきました。。。。めっきり春」3月 7日
同じ一日(7)「たくさんのママチャリがこっちに向かって走ってきた。皆子供を後や前に乗せている。近くの保育園のお迎え。お母さんは皆パンストの上に半ズボン姿。。。。春の笑顔」(3月 6日)
同じ一日(6)「電車に乗って座った。混み具合はところどころの吊革に人が立つ程度。電車はターミナル駅について多くの人が降りて行った。ふと前の席を見ると若い男が座っていた。ほとんど席は空いている中その男の前にはおばちゃんが吊革につかまって立つ。。。うっとうしいだろうなぁ」(2月22日)
同じ一日(5)「お袋も年をとって、一人住む家の壁はくすむ。仏壇の中の親父は笑っていた。。。。。浅い春の寒さ」(2月17日)
同じ一日(4)「早朝、雪が雨に変わった。まるで食いかけのかき氷の中を歩くようだった。。。。淡雪」(2月13日)
同じ一日(3)「朝飯をつくっていたら、出窓からの日差しが僕の腰から下を温めてくれた。。。ガラス越しの春」(2月9日)
同じ一日(2)「コーヒーショップの窓から見える路地で大きな雄猫が背に陽を浴びながらさっきから巡回をしている。。。。。初春の溜まり日」(2月7日)
同じ一日(1)「立春大吉。。。。めでたい言葉だ」(2月4日)
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「同じ一日 2012年冬」

2014年05月15日 14時09分16秒 | 「同じ一日」
ぼうっと眺めた日常に心がふと動いたときのその心の切り取り。。。。コメントに一言いかがですか?
コメントいただいたものは本文中に入れさせていただきます。


同じ一日(26)「日中は気温も上がり暖かでした。公園のベンチで爺様二人が日向ぼっこしながら缶酎ハイを呑んでいた。。。。明日は立春」(2月3日)

同じ一日(25)「日差しの暖かさ。風は春の色。。。。。春近し」(1月30日)

同じ一日(24)「今を一緒に生きていることの大切さ。。。。どこかでつながっている」(1月27日)

同じ一日(23)「今朝、ベランダの鉢植えの水を上げようとしたら鳥が一羽逃げて行った。あの羽の色は。。。。。鶯だよなぁ。。。。もうすぐ梅も咲く」(1月26日)

同じ一日(22)「夜の晩酌に黒松剣菱を飲んでいる。そういえば。。。。むかし、先輩に連れられて飲みに行くとその先輩が『剣菱あるかぁ?』と店員さんに訊いていつも剣菱を飲んでいたっけ。。。。。酒の味」(1月24日)

同じ一日(21)「暖かい日差し。ぼうっと、ベランダで鉢植えの花たちの芽生えを想像する。。。。春も近い」(1月21日)

同じ一日(20)「南房総にドライブに行った。晴れて風もなく、海も静かで暖かでした。。。。菜の花のつぼみ」(1月19日)

同じ一日(19)「凍った雪を避けながらとぼとぼと下を向いて歩いてた。すると100メートルほど先の路地からおばちゃん達の声がして冬空に鳴り響いた。おばちゃんの大群が出てくるのか。。。。。ドキッとしながら歩いて行くと出てきたのはたった三人だった。。。。。冬青空」(1月17日)

同じ一日(18)「静まりかえる街。時よりザクザクと雪を踏みしめる音がする。しばらくするとシャリンシャリンとチェーンを巻いた車が通っていく。静けさがひとしお。。。。雪の残る東京」(1月15日)

同じ一日(17)「日が少しだけのびたなぁ~と感じた。これからは春が少しづつ顔を出してくる。。。。植木鉢の春の兆し」(1月13日)

同じ一日(16)「公道から少し狭い道に入った。そこに1台の駐車してある車がありハンドルのあたりにヘルメットらしきものが置いてある。どうも変な色のヘルメットだと思いながら近づくと転寝する爺様の禿げ頭だった。。。。朝日がまぶしい」(1月10日)

同じ一日(15)「公園の片隅に誰が植えたのか水仙の花の株がある。先日やっと花の芽が咲きそうになっていたが誰かがちぎって持って行ってしまった。。。。散歩道なのに」(1月 8日)

同じ一日(14)「爺様が乗る自転車が僕の車の前をふらふらしてる。そのうちにスーッと車の前を横切っていった。危ないし頭に来たからクラクションをプッ!!そのあとお年寄りは大切にしないとと反省。しかしよく考えたら僕もそろそろお年寄りなのである。。。。対等な年寄り」(1月 7日)

同じ一日(13)「正月休みも今日で終わり。スーパーは家族連れでいっぱいでした。小さな女の子が今日はパパが一緒なのでずっとパパと呼びかけていた。しかしこのパパは高い酒が置いてある棚を眺めて買ってはもらえぬ酒を眺めている。。。。。終わる正月休み」(1月 6日)

同じ一日(12)「風邪でうなされながら初夢を見た。何のことか忘れたが、これをやるにはこっちをやらねば、こっちをやるにはまずはこれからと三つ巴の堂々巡りだった。。。。今年も悩みそう」(1月 3日)

同じ一日(11)「目が覚めるとまぶしい日差しがさしていた。町会の氏神様に初詣に行く。氏神様、暇そうでした。。。。。。。のどかさや」(元旦)

同じ一日(10)「紅白も終わり、ゆく年くる年を見て静まり返った寝床に入ると、どこの寺かわからないがかすかに除夜の鐘の音が聞こえてくる。。。。寝床の除夜の鐘」(12月31日)

同じ一日(9)「夕食後コーヒーを淹れる。コーヒー飲む人~と訊いたら子供たちも飲む!と。幼い子供時代が過ぎ去ったんだと実感。コーヒーのうまさを知るようになった子供たち。。。。僕は白髪」(12月30日)

同じ一日(8)「朝、起きたら朝日がまぶしかった。今日は大掃除。明日は雨だから中止だなと思いつつ寝たのだが。。。。天気予報はずれ」(12月29日)

同じ一日(7)「スーパーに味付けの稲荷寿司の皮を買いに行く。いつもの棚にない。店員さんに訊いたけどないという。あきらめきれずにうろうろ探したら、あるじゃん!。。。。正月用品に並べ替え」(12月28日)

同じ一日(6)「夕方のスーパーが混雑していました。レジに並ぼうとして見渡すと1列だけ並ぶ人の数が少ない。レジはあのおばちゃんだった。。。。。年末ののんびり」(12月26日)

同じ一日(5)「クリスマスのイルミネーションの美しさって悲しみや切なさではないかな。。。。。。刹那」(12月25日)

同じ一日(4)「空を見上げる。クリスマスも正月も宗教行事ではなくて年中行事。いつも空を見つめている。。。。イヴ」(2012年12月24日)

同じ一日(3)「洗濯が終わった。しかしどうやって干したらいいんだろ。昨日の洗濯物が乾いていない。。。。どんよりした寒波の空」(12月23日)

同じ一日(2)「小さな公園横のミモザに花のつぼみが出はじめました。名も知らぬ木に猫柳のようなフワフワのつぼみが出てきました。春の支度」(12月22日)

同じ一日(1)
「スーパー横の公園のベンチで爺様が二人、のんきにタバコを吸っていたので仲間に入れてもらった。。。。冬至の薄日」(12月21日)
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