夕螺の一言日記

毎日心に浮かんだことなどを書いてみたいと思います。。。(2014年3月13日開設)

2014年 5月21日(水)2「『デフレ』の文言が消える」

2014年05月21日 22時20分34秒 | 「政治・経済」
21日の金融政策決定会合後の声明文からデフレ」の文言がなくなったという。
「異次元緩和が効果を発揮しているとの認識を踏まえたもので、特別な意味はない」としつつ、物価が順調に上昇しつつある事態が「頭にあったのは事実」とも回答した。 (上記リンクページより引用)
ある意味脱デフレの意味合いを持つ発言なのに「特別な意味合いはない」というのも変なもので、デフレからの脱却も玉虫色のものだということでしょう。
それは今後も追加緩和を行うかどうかも増してや出口の見通しも出ないわけですからその中での物価の上昇だけを見た見解の中からのものですから玉虫色の表現となるのも当たり前でしょう。
また物価上昇も円安誘導という側面からの悪性の物価高とも見えかねないわけですから景気全般からの判断は出せないでしょう。
しかし注目すべきは、旧ブログには何度か書いたのですが日銀の金融緩和政策の責任は物価上昇としてだけとらえたデフレからの脱却だけですから経済全般からの景気回復としての本来のデフレ脱却は政府に責任があるということです。上記リンクページの言葉として次のような意見があります。
潜在成長率を上げていくという問題は、中央銀行の域を超えたと明言した。中長期成長力を高めるため、1)企業投資、2)女性・高齢者・高度外国人の労働参加、3)規制緩和を挙げており、政府・民間にボールは投げられている。
これらの成長戦略が正しいかどうかはここでは触れないにしても、日銀の方向性が玉虫色のデフレからの脱却を本来の経済の建て直しからのデフレからの脱却(これは不況からの脱却というべきですが)の責任を「政府・民間にボールは投げられ」たという意味において重要なわけです。
一時政府は政府の責任で行うべきものまでを日銀に背負わせようとしたことがありましたが、それは日銀の金融政策の力の範囲外なわけですから中間的な総括としてもボールを民間・政府に投げ返すことは正当な日銀の行動でしょう。
日本株をめぐっては、海外投資家の間で安倍晋三首相に対する不満が高まっている。集団的自衛権に関する議論が熱を帯びる中、もう少し経済に注力してほしいと感じている海外勢も多い。安倍総理は海外での演説において経済への「期待感」を再度海外に(ある意味公約なのですが)明言した。しかし投資家は「ゲンナマ」が見えなければ信用しないということでしょう。
それは更なる日銀の金融緩和への期待として出ている面もありますが、玉虫色のデフレからの脱却ではなくて財界・政府による本格的な経済の再建なのでしょう。結局は人為的なインフレ政策には限界があり、実体経済の動きで金融市場も動くということです。それを見始めたのがアメリカ経済で経済回復が本物かどうかは疑問が出ていますが、出口論を始めて景気の回復を言いはじめている。「皿にアベノミクスが単なるリップサービスであり「期待感」だけの経済政策だったのかを海外は注目をしていくことでしょう。もちろんその経済政策という下部構造上にある改憲の動きなどにも目は向いていくでしょう。
最後になりますが、この本格的な経済の施政の政策が国民生活を豊かなものにするかどうかは疑問であり、今の政策を見る限り下部構造も上部構造も国民の擬制に向かうことが消えます。ここにも注意を張らないながらもボールを財界・政府に投げ返しつつある日銀を見ていかねばならないでしょう。
また経済の失敗を日銀の責任だといったひどい批判が出ないように。
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2014年 5月21日(水)「鶏胸肉のカレー風味焼き」

2014年05月21日 19時22分48秒 | 「男の料理」
鶏胸肉は皮をはいで削ぎ切りというのでしょうか?斜めに包丁を入れてそぐように5ミリほどの厚さに切ります。ボールに入れて酒・塩コショウをしておきます。
皿に小麦粉・カレーこそして塩コショウを入れてかみ混ぜておきます。コショウは粒が残っている荒引きのほうが香りがよいです。
あとは先ほどの鶏胸肉をこの粉にまぶして多目のオリーブ油で焼きます。
タレはソースとケチャップそして砂糖です。粒マスタードを添えてみました。
やわらかくておいしかったです。
小松菜の辛子醤油和えとレタスとブロッコリースプラウト・ミニトマトのサラダを添えました。
コメント (2)
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