夕螺の一言日記

毎日心に浮かんだことなどを書いてみたいと思います。。。(2014年3月13日開設)

2020年 2月28日(金)「言葉だけの政治の矛盾」

2020年02月28日 21時41分01秒 | 「政治・経済」
新型肺炎の感染が広がっている。
その広がりを後追いするように政府は言葉だけの呼びかけをする。呼びかけというのは具体的な政策ではない。子供たちに新型肺炎が広がらないようにと一斉に小中高の休校を総理大臣が言い出した。子供たちを守るという言葉自体は正しいが、具体的なものとなると地方や学校や親たちに丸投げしているだけである。
在宅勤務は事務職の本社社員ということになりますが、問題は現場で生産に従事している従業員の中に新型肺炎が広まったらどうするのかですね。
安倍総理は学校の休校を言っていますが、たしかに在宅勤務の方は子供の世話もできる。しかし現業は。。。。
圧倒的多数の労働者は自己責任の中に置かれるということです。
自己責任において新型肺炎の感染に気を付けて、仕事も家庭も子育ても自己責任で行う。中には仕事が続けられなくなって生活の困窮も出るでしょう。
地域、学校、個人(生活)へ丸投げの一斉休校。
国はパフォーマンスでのその場限りの発言。
小泉政権から続く自民党自己責任国家の考え方が。。。。。
最近の桜を見る会のスキャンダルをはじめ過去の様々な政治スキャンダルは数の力で乗り切ってごまかすことができたが、新型肺炎への取り組みのまずさは数の力でだけでは乗り切れないし言葉だけの政治でも乗り切れない。
数の力すなわち決められる政治という力の政治が、国民に自己解決だけを求めることへの力になっている。
これは、自民党安倍政権の政治思想に根本的な誤りがあるということです。
ツイッターより)
これまでの経済政策も景気対策と言われながらも結果は国民の所得を企業利益や株式にばらまいただけです。賃金は下がり、社会保障も福祉も切り下げられながらその解決は自己責任になってきました。
政治家の失言や犯罪やいい加減さが噴き出ていましたが、こういった言動というものはだれが見てもまずいと思うでしょうが、しかしこのまずいという意識も自民党内ではなくなって当たり前になるような思考停止状態が蔓延しているのでしょう。
新自由主義と日本の国家主義が絡み合っているのかもしれません。そして国民はこのような政治にならされて、ポピュリズムはそれを利用する。
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池に浮かぶ月767【2月28日】

2020年02月28日 18時22分17秒 | 「池に浮かぶ月」
去年は米朝会談での成果を期待しましたが、結果的には物別れ状態になってしまいました。
まだアメリカが軍事行動での解決までは口に出さないで済んでいることは一つの成果なのかもしれません。
早く終戦宣言を出してまずはそこから朝鮮半島の安定を目指すべきですね。
その中で日本は何の役割も果たさなかった。
アメリカに拉致問題解決をお願いするだけで、日朝首脳会談すら行えなかった。
外交の安倍ともいわれていましたが、対北朝鮮だけではなくてその外交はアメリカの外交の傘の中に入ってカネをばらまくだけでした。

「池の上に月が昇る
その池に写る月は現実の月ではない
しかし現実の月を写したものであることでその池に浮かぶ月も現実である
人間の過去もすでに現実としては存在しない
しかし過去の時間の中で現実であった」

「2月28日という日」

【2019年】ツイッターつぶやき二回目の米朝首脳会談は共同声明を出せるまで議論が煮詰まらなかったようですね。トランプさんの当初の発言から一定の合意があるのではないかと思いましたが......

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