２０２１年 ９月 ５日（日）「死ねば皆仏」

菅内閣は批判が大きくなり世論調査でも支持率が下がっている。
どうにもならなくなって菅総理は総裁選に出馬しないことになったが、すると同情票のようなものが出てくる。
日本は仏教思想が強いのでその仏教の大衆化により死ねば皆仏と生前のお公卿悪行すら許してしまうものがある。阿部走路安倍総理の難病を理由とした２回の退陣もそうですし菅総理の今回の不出馬もそうですが、やめるとなるといろいろかばうような言葉がたくさん出てくる。
昔どの総理大臣だったか忘れましたが、亡くなったら、自民党は弔い合戦だと言って大勝した。
今回の菅総理辞任も同じ効果を狙うものでしょう。そうでないと自民党の生き残りができなくなっている。

池に浮かぶ月１３０４【９月 ５日】

去年は安倍総理が辞任をすると表明してからアメリカとの約束であろうミサイル防衛体制を言い出しています。
この安倍政権の積極的平和主義（戦争による平和）路線を菅内閣に引き継いだ格好です。
そして今年は菅総理が退陣しますからその安倍路線を引き継ぐ新総裁選びでまた安倍さんが出てきていますね。
この意味でも、今年の総裁選が自民党の自浄能力が残っているかどうかが現れるでしょう。

≪去年の今日はこんなことを・・・≫
２０２０年　９月　５日（土）「ミサイル防衛体制」

「池の上に月が昇る
その池に写る月は現実の月ではない
しかし現実の月を写したものであることでその池に浮かぶ月も現実である
人間の過去もすでに現実としては存在しない
しかし過去の時間の中で現実であった」