夕螺の一言日記

毎日心に浮かんだことなどを書いてみたいと思います。。。(2014年3月13日開設)

2022年 9月14日(水)「やはり逆立ちをしている」

2022年09月14日 22時23分37秒 | 「政治・経済」
アメリカの物価高を見て経済が好転していると勘違いをし、物価高を経済の過熱からのインフレとして見ることは逆立ちをしている。アベノミクスと日銀緩和を見ても、物価が上がることは良いことだとして原油高までも好感を持っていた。物価が上がるには経済の好転がなければならないがその材料がないにもかかわらず物価を上げること目的化してしまった。やはり逆立ちをしていたのです。
リフレ派の経済学では物価が上がらないのは貨幣量が少ないことに原因を見て量的緩和を進めた。実は消費の伸びが減少して貨幣の回転が鈍くなっているからでした。そこに大量の貨幣量が投入されれば貨幣価値が下がった悪貨が出回る。すると貨幣の回転を政策的に進めれば悪貨が大量に出回り物価高となる。商品価値は貨幣量によって決まるのではない。商品価値が一定の時に悪貨が出回ることにより高い貨幣量で表されるだけである。
アメリカは中国との経済戦争で中国の商品に高い関税をかけた。すると政府により保護された産業は、中国の高い関税をかけた商品価格まで値上げをできます。これにより商品価値を悪化により表現することが加速する。
同じ商品量を生産しなくても値上げされれば企業利益は守れる。そこにコロナによるパンデミックが起きた。商品の生産量は減少するが、これを企業は値上げによって穴埋めをする。生産量はコロナ対策の規制を解除してもそうはすぐには戻らない。企業の設備投資はそうは積極的ではないでしょう。さらに物価は上がる。
物価対策で長期金利の利上げが起きる。
庶民の消費を抑えて貯金に廻そうとするが、アメリカの場合は投資に向かう。
実体経済を伴わない投資の過熱は金融バブルの崩壊につながる。
まだ貯金や投資ができる国民ならまだよいほうで、多くの国民は物価高の中で消費を減らさざるを得なくなる。
アメリカの経済は近いうちに崩れるでしょう。
すると円安は円高に向かう。しかし、経済的運命共同体の日本は大きな打撃を受ける。
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池に浮かぶ月1666【9月14日】

2022年09月14日 10時23分35秒 | 「池に浮かぶ月」
去年はこの10年間でどのくらい低賃金化が進んだかを見ていました。
最低賃金ほどの労働者が増えて、それは正社員の賃金を時間給に直してみた場合も同じようにもなっていました。

≪去年の今日はこんなことを・・・≫
2021年 9月14日(火)「低賃金化」

「池の上に月が昇る
その池に写る月は現実の月ではない
しかし現実の月を写したものであることでその池に浮かぶ月も現実である
人間の過去もすでに現実としては存在しない
しかし過去の時間の中で現実であった」
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