猫猿日記    + ちゃあこの隣人 +

美味しいもの、きれいなもの、面白いものが大好きなバカ夫婦と、
猿みたいな猫・ちゃあこの日常を綴った日記です

コロンでぷちん。

2008年03月12日 01時31分36秒 | 日記

.....あ。そういえば忘れてましたが。
日曜に行った公園では、こんな珍獣も出ました(笑)
しかし嬉しそうだな(爆)

 

あなたには、『これだけはどうも、無性に腹が立って仕方がない!』という、
ちょっとした生活の場面での怒りがないだろうか。

「ワタシぃ~。普段は温厚なのにぃ~。
 なぜかこれだけは許せないのよね~」

と、いうような、そんなことが。

 

そうそう、珍しい動物といえば、こんなコもいましたよ。
『バリケン』ちゃんは、南米原産の、家禽として品種改良された鳥さん。
食用として日本に持ち込まれたけれど、イマイチ普及せず.....
逃げ出した者が、日本各地の川や池でのんびり暮らす様子も見られるとか。
なんでも、少し前までは鶴見川の中州にもいたようで、
『タイワンアヒル』や『フランスガモ』と呼ばれることもある、らしい。
この公園には一羽だけだけど、パートナーが見つかるといいねぇ。

 

例えばそれは、靴下に数個だけ出来てしまった毛玉であったり。

また、例えば、靴にほんの少しついてしまった傷であったり。

他人から見れば、

「まあ腹が立ちはするけども、そこまで怒ることでもないなぁ」

と、いうことながら、自分にとってはブチ切れるに充分な、そんなこと。

 

そして、林の中にはこんなキケンな巣箱も!?
鳥さんたち~、油断しないで!!
入った途端に羽をたたんだりすると「ストン」と落ちます(笑)
(なぜ底がなくなっちゃったんだろ?)

 

それは、私の場合でいえば、料理中、鍋の側に置いておいた箸が
何かの拍子にガス台から転がり落ちたり、
立てかけてあったおたまがコトッっと倒れたり。

もう、たったそれだけのことなのに、いきなり人格は崩壊し、
そんなときの私は、「も~うっ!!なんなんだよっ!!」などと、
眉を吊り上げ、悪態を次から次へと吐き続けたりする。

どうやら、私にとっては、
あの「コロッ」っとか、「パタン」とか、その辺の音が何かにカチンとくるようで、
これはもう、理屈とか、理性ではどうにもならないほどの腹立ちだから、
自分でも放っておくしかない。

 

こちらは今日、隣の畑で見つけた『毛深い』
虫主婦様に贈ります♪

 

そして、そのたび頭の片隅ではこう思うのだ。

「もう少し、気をつけていれば、無精をしなければ、
 こんな風にモノを床に落とすこともなかったのに。
 全部自分の不注意じゃん」

と(笑)

そう。

私がぷちんと切れるのは、相手やモノに対してではない。

他ならぬ、自分に対してなのだ。

 

こちらはゴンザが市場で買ってきたフグちゃん。
トラではないのでリーズナブルだけど、美味しいよ♪

 

しかし.....

生まれながらの記憶力の悪さなのか、
それとも学習しないのか、
はたまた面倒くさがりな性格が、そこに一番表れているのか.....

私はまた、同じ過ちを繰り返す。

 

テキトーにモノを置いて、
何かの拍子にコロン.....

で、
ぷちんっ!

「んもう~~~~~~っ!!」

こうして今日も、我が家の台所では、一人悪態をつく私の姿が見られるのである。

 

昨秋獲れたラズベリーが冷凍庫を占拠していたので、
『ラズベリージャム』作りました。
ワンシーズンの収穫で、小さな瓶3つ分。
畑へ移植してから、樹がどんどん大きくなったので、
来年はもっと、たくさん作れるといいな~♪


男のロマンとイケてる役所。

2008年03月11日 01時30分57秒 | お出かけ

お天気の良かった日曜のこと。

自転車に乗って、畑のほど近くにある、『四季の森公園』へ行ってきた。

 

春の香り~♪

 

以前から気になっていたその場所は、遠目からではただの山に見え、
私たちはつい最近まで、そこが公園だとは知らなかったのだが。

気をつけてよくよく見れば、駅からプロムナードなども繋がっており、
敷地もかなり広大なよう。

私たちは現地へ向けて、お弁当を買い込み、花粉対策もしっかりすると.....
ペダルを漕ぐ足も軽く、一路公園を目指した。

 

このラブちゃんは、ゴンザに話しかけられると、
ゴロ~ンとおなかを見せて転がり、大喜び(笑)
いっぱい撫でさせてくれてありがとうね~♪
あんまりゴロゴロ転がるので、お父さんは困っていたけど(笑)

 

綺麗に整備されたプロムナードを通り。

閑静な住宅街を抜けて、急に視界が開けると、
そこはもう、水と緑と土がいっぱいの陽射しふりそそぐ場所。

大きな池では亀が甲羅干しに余念がないし、水鳥たちは餌獲りに忙しい。

 

親亀子亀孫亀曾孫亀.....えっとそれから...
って、ええいっ、数えるのがめんどくさいっ!(笑)

 

のんびり流れる時間の中では、ときおり子供たちの歓声がこだまし、
木々の間を吹き抜ける風が、葉をざわめかせては、再び静まり返る。

途中ある炭焼き小屋では、ボランティアの男性達が黙々と各々の作業に没頭し、
その合間にも、通りがかる来園客を見つけては、
気さくに「どうぞ中を見て行って下さい」と、声をかけている。

 

ボランティアメンバーは、定年退職をされた方、会社員の方等、
様々な顔ぶれで構成されているらしい。
総勢20名ほどいらっしゃるそうだが、
その懸命のお仕事ぶりには本当に頭が下がる。

 

そして。

促されるままに、炭焼き釜の前に立てば、今度はまた違う男性が、
炭焼きの工程について、丁寧に説明をしてくれ、
夢中の様子のゴンザの横顔とあわせて、
『ああ、炭焼き小屋とかって、男のロマンなのかもなぁ』などと、
私は思う。

 

気の遠くなるような長い工程を経て、炭は出来上がる。

 

聞けば、ここで焼いている炭は、無駄にどこかから持ってくるわけでなく、
公園内の雑木林を伐採した木材から作られているそうで、
雑木林というのは、定期的に伐採しないと死んでしまうために、
(伐採しないと特定の木に乗っ取られ、雑草が生えなくなり虫もいなくなる)
こういった作業が必要なのだそうだ。

そして、なお素晴らしいのは、その炭の行方で、
これらは出来上がったのちに備蓄され、災害の際に役立てるのだという。

 

こういった機械もきっと、男のロマン(笑)
木を押し出す仕掛けの先には大きな刃が待ち受けていて、
こんな太い幹もビシッと真っ二つ!

 

おじさんが言うには、「実際、新潟の震災のときには、ここの炭を送ったんだよ」
と、いうことだったが.....

こんな風に、ボランティアと、役所の仕事と、自然の共生が成り立つなんて、
なんて理想的な形なんだろう。

 

青い空に映えますな。
こちら『マンサクの花』

 

私たちは、いいお天気と、眩しい緑と、おじさんたちの汗に、
「ぽんっ♪」っと肩を押されて、
さらに足どりも軽く、公園内を歩き回る。

聞けば、ここの水車は、問い合わせの上、許可を得れば、
実際に粉を挽かせてくれるという。

 

昭和30年代までは神奈川県内でも、こんな水車がたくさん活躍していたそうだ。

 

押し付けではない、でもお飾りでもない。

私たちは、「お役所もたまには、粋なことをするんだねぇ!」と言いながら、
散策を続けた。

 

しかし、この公園。
まむしが出るそうで油断ならず!

あっ!?ほら、噛まれた(爆)
(もちろんウソです)


男の道は厳しい。

2008年03月09日 23時37分39秒 | ゴンザも隣人!?

先日のこと。

横を向いてすやすやと寝息をたてていたゴンザ。

その穏やかで、規則正しい呼吸に反する爆音を、
突如、

 「ブ~~~ッ!!」

 「ぷ~うっ」

っと、下半身から響かせ。

大きくひとつ伸びをすると、こう機嫌よく呟いた。

 「お屁覚めぇ~♪」

 

そして、その様子を見て、目を点にする私を尻目に、
またすやすやと.....。

.....って、『お目覚め』じゃなかったんかいっ!

っつうか、臭いっ!!


ハリウッドの魔法

2008年03月08日 01時40分57秒 | 映画

さて。
昨日のクイズの件で、残る『ウシ』と『ヒツジ』が
いったいどんな風なのか気になっていた皆さん、ご安心下さい(笑)
ほら、ウシはどこから見てもウシです!(...でしょ!?)

しかもヒツジはちょっと可愛い。
えっ!?.....誰?
「チッ、ちょっと期待はずれだ」とか言ってるヤツは(←私・爆)

 

ネットのニュースを見て驚いた。

かの人気俳優、パトリック・スウェイジが腎臓癌で、
余命いくばくもないと。

そして、私はそこに彼の年齢を見つけ、さらに驚いた。

つい先日まで、若手スターだと思っていた彼が、もう55歳なのだと知って。

 

本文とはまったくシンクロしないけど。
美味しい動物シリーズ。
こちらはゴンザがいただいてきた『ワニ』
ゴンザよ、写真の撮り方が『男の子』だねぇ。
ちなみに我が家の冷蔵庫には、秘蔵のゴリラがいるが、
(いただいたものです。ありがとうございます~♪)
このゴリラちゃんにはあまりに愛着が深く、食べることが出来ない(笑)

 

そういえば、ニュースの横に添えられた写真の彼には、
細かなシワがその皮膚に多く刻まれていたし、
全盛期よりは、いくぶんか目も落ち窪んで、
その表情には初老という雰囲気すら、漂っている。

彼の代表作といえば、日本では『ダーティーダンシング』('87)や
『ゴースト ニューヨークの幻』('90)が有名だが、
実は私はそのどちらも未見で、
その代わり、『ハートブルー』('91)や、『3人のエンジェル』('95)
といった作品を通じて、彼を好きな俳優の一人として認識していた。

 

太くて美味しそうなアスパラが出回っていたので肉巻きを。
手前は肉厚のしいたけに同じく豚バラを巻いたもの。
どちらも噛むと素材の味がじゅわっとほとばしってジューシィ!

 

特に、『ハートブルー』で彼が演じたボーディはあまりにセクシーで、
悪役ではありながら、私の心を魅了してやまなかったものだ。
(このボーディについては男性ファンも多い)

また、あのがっちりした体を恥ずかしそうに縮めて女装し、
ドラァグクィーンを演じた『3人のエンジェル』では、
(ドラァグクイーンとは、女装の男性で、正確には
 過剰に女性を演出するために着飾り、特異な厚化粧をした人々を指す)
彼はその穏やかな優しい声で、周囲にエレガンスさえを漂わせて、
こちらを感心させたものだった。
(ちなみにこの作品では仲間として、あのウェズリー・スナイプス、
 ジョン・レグイザモも女装し、嬉々として役を演じている。
 また少し雰囲気は違うが、同じくドラァグクイーンを扱ったロードムービーには、
 『プリシラ』<'94豪>があり、ここではかのテレンス・スタンプ、ガイ・リッチーが
 華麗な女装を披露している)

 

こちらは天然ホタテのバター醤油焼き。
身が厚くてぷりんぷりん♪

 

私は、このニュースを目にするまで、
彼の詳しいプロフィールについては知らなかったが、
なんでも母親はバレエスタジオを経営しているとかで、
彼自身も子供の頃からバレエの英才教育を受けたということだから、
役者となってからの作品選びにダンスものがあるのも、
鍛えた肉体を生かしたものがあるのも、大きく頷ける。

そして、あの女装映画のエレガントな動きも、
バレエのそれを生かしたものだったのか、と。

 

自然の奇跡というのは、どうしてこんなにも美しく繊細なものを生むのだろう。
それを交配により、さらに美しく、より繊細にしようとする人間の探究心も。

 

彼の詳しい病状はわからないけれど、役者として、
また一人の人間として、ぜひ癌を克服して、スクリーンに戻って欲しい。

冒頭に述べたとおり、メディアには、『彼が余命いくばくもない』
『副作用がひどい』などと報道してるものもあるようだが、
彼を担当している医師と、スポークスマンはこれを否定しているというし、
合わせて、『今後もスケジュールをこなしていく予定』と発表しているというから、
復帰を楽しみに。

焦らずのんびりと待つこととしよう。

 

昨年のこぼれダネから育ったルッコラは、寒さにも耐え、
我々がまいた種より一足早く芽を出し、花を咲かせている。
彼らはおそらく、この畑で何かと交配し、
純ルッコラより、さらに強い種となったのだろう。