偕楽園の吐玉泉下の水路でオモダカを撮っていたら、アサギマダラのような蝶が飛び回っていました。梅の木にとまったところでようやく撮影しました。
どうやらアカボシゴマダラのようです。アカボシゴマダラは南方系の蝶で北関東では珍しいようです。食草はクワノハエノキであるがエノキの葉も食べるようです。偕楽園公園にはエノキの大木が多いので、いよいよこちらにも生息するのでしょうか。
吐玉泉下の水路です。
この水路にはオモダカの他にもミツガシワ、ミクリ、イ、スイレンのほかトチカガミもあり、上流にはミズバショウも見られるなど水生植物の宝庫です。
今回のお目当てはオモダカです。
水際に小さな花を見つけました。花を拡大して見るとオモダカの仲間のようです。
葉の様子からヘラオモダカのようです。
じつは、年齢は争えず、オモダカの名前はわかっているし、以前田んぼで撮影したのは覚えているのですが、今日は撮影中に名前が出てきませんでした。それからヘラオモダカを見つけても、たしかヘラ・・・とかサジ・・・とかいったと思うだけで、肝心のオモダカが出てきませんでした。そこで公園センターに行き、ヘラオモダカの花を見ていただき、ヘラ何とか、サジ何とかいうはずだけれど、とお聞きしましたところ、図鑑からヘラオモダカを示していただきました。わかっちゃいるけど出てこない症候群でした。
鐘楼の隣のサンゴジュが真っ赤に色づいています。
https://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/DB/detail/60400.html
吐玉泉下の水路も撮影場所最高ですね
奄美のほうには在来種もいてこちらは問題ないようなのですが。昨年は隣の栃木県北部で幼虫が発見されたようです。
偕楽園は梅で知られておりますが、梅の他にも桜、ツツジ、アジサイ、ムクゲ、萩、紅葉 そして緑陰もまたよいものです。都市公園としては世界で2番目に広く、弘道館とともに撮影スポットもたくさんあります。ぜひお出かけください。