庭の花たちと野の花散策記

山野草と梅が大好きの「雑草」。花以外は思考不可の植物人間の庭の花と野の花散策記です。

四国(祖谷、四万十、牧野植物園)の旅(1)

2014年12月23日 | 野草を訪ねて
息子娘に連れられて高松空港から、讃岐うどんと祖谷渓谷かずら橋、四万十川を下り高知の牧野植物園へとの2泊3日の花を訪ねての旅でした。家族それぞれの旅の目的があって花ばかりは見ていられないながらも、楽しい花旅でした。花の写真160枚あまりを特別講座で見ていただいたものの中から、特に印象に残ったものをここに掲載しておきます。
高松空港から讃岐うどんの本場へ移動。駐車場から歩き始めると、緑地の芝生にかわいい花ヒナギキョウです。

うどんのハシゴで腹ごしらえをしたら一路祖谷渓谷を目指します。渓谷沿いに細い道を右へ左へと登ること1時間以上。小便小僧に出会いました。

ホテルで1泊、早朝付近を散策する。ベニバナボロギク、イヌホオズキにであう。これは在来種のイヌホオズキ、外来種はまだ祖谷までは侵入していないのだろう。何かほっとします。



ホテルに帰るとまだ朝食には少し早い。下の道路際で女将さんが鳥を呼んでいるみたい。なんとヤマガラが数羽近くを飛び回り女将さんの手からヒマワリの種をついばんでは近くの小枝で食べています。私もヒマワリの種をいただいて手を伸ばして待っていると来ました。

朝食、かずら橋渡りとスリルを味わい一路四万十へ。本当は川をさかのぼり八釼方面に興味があったが家族との団体行動。
高速のパーキングでマルバツユクサ?とベニバナボロギクらしい綿毛。




四万十川は実に長い。夕刻までに河口へつくためにわずかのポイントしか降りられないのが残念。ソナレノギクだろうか、見慣れない野菊とであう。




ヨモギワタバエの幼虫が寄生したもの。

四万十川にかかる沈下橋。車で渡るのが恐かった。

四万十川岸でイワヒバに出会う。

ミツデウラボシがまだ一ッ葉なのに胞子をつけているようです。

初めての出会い。シモバシラです。自生しているのを初めて見ることができて感激。

フユイチゴ

イズセンリョウ

アマクサシダも。

ハナミョウガ

こんなに背が高くなったマリーゴールド

河口付近ではハマナデシコには日立の海岸以来久しぶりの出会いです。

これがソナレノギクだろうか。

次はいよいよ牧野植物園ということで、いい夢を見ながら床に就きました。


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2 コメント

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Unknown (tappe)
2014-12-23 17:52:15
 いろいろな所へ出かけ精力的に取材されているご様子、すごいですね。
 ヤマガラが手のひらに…、びっくり。ヤマガラが庭にかけている巣箱に卵を産んだのですが、残念ながら途中で放棄。もう一度来てくれないか待っています。
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tappeさんへ (雑草・zassougoo)
2014-12-23 23:04:06
tappeさんのお庭にはたくさんの訪問者がいらっしゃいますね。ヤマガラはあまり人を恐れない傾向があるので、腕を伸ばして動かないでいると餌を食べに来るようです。巣を作るくらいですからまたきっと来てくれると思います。
鳥は指先の動きなど小さい動きに敏感に警戒しますね。枝になりきりましょう。
成功しますように。
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