「太陽に灼かれて」と「戦火のナージャ」の続編3作目。
2作目に続き、コトフ(ミハルコフ)は懲罰部隊にいる。
泥酔した将校の命令でドイツ軍の要塞に突撃を命じられる。
ドイツ軍に撃退された後に自分を陥れたドミトリ(オレグ・メンシコフ)によって、
スターリンの命により中将に戻される。
その代わり、大量の戦死者、捕虜が出ているにも関わらず様子見の市民が居る事から、
寄せ集めの市民に棒きれを持たせて突撃させ、見せしめに死なせる事を
指揮することを命じられる。
そしてその部隊の先頭に自ら立ち、棒きれを持って先頭に立ちドイツ軍の要塞へ向かう。
そして部下の将校たちも自ら棒きれを持ち後に続き、集められた市民達もそれに続く。
それに照準を合わせていたドイツ軍の機銃手は、狙撃兵により撃たれ、そのタバコの火が
燃え移りドイツ軍の要塞は爆発して壊滅する。
前線に立っていたコトフを偶然見かけた看護兵になっていた娘のナージャは、
周囲の注意も耳に入らず地雷原の中をコトフに向かって駆け寄っていく。
近くまで行ったところで地雷を踏んだので、コトフはそれをブーツの上から踏み、
娘に足を抜かせ、遠ざかるように言う。
しかしながら数年ぶりに再会できたことに感極まったナージャはなかなか立ち去れないので、
コトフは娘に向かって「中尉、回れ右」「一歩前へ」と言って少しづづ
遠ざけていく。
そして地雷が爆発してコトフは爆死する。
不条理で残酷な時代にどう生きるかを考えさせる一作である。
2作目に続き、コトフ(ミハルコフ)は懲罰部隊にいる。
泥酔した将校の命令でドイツ軍の要塞に突撃を命じられる。
ドイツ軍に撃退された後に自分を陥れたドミトリ(オレグ・メンシコフ)によって、
スターリンの命により中将に戻される。
その代わり、大量の戦死者、捕虜が出ているにも関わらず様子見の市民が居る事から、
寄せ集めの市民に棒きれを持たせて突撃させ、見せしめに死なせる事を
指揮することを命じられる。
そしてその部隊の先頭に自ら立ち、棒きれを持って先頭に立ちドイツ軍の要塞へ向かう。
そして部下の将校たちも自ら棒きれを持ち後に続き、集められた市民達もそれに続く。
それに照準を合わせていたドイツ軍の機銃手は、狙撃兵により撃たれ、そのタバコの火が
燃え移りドイツ軍の要塞は爆発して壊滅する。
前線に立っていたコトフを偶然見かけた看護兵になっていた娘のナージャは、
周囲の注意も耳に入らず地雷原の中をコトフに向かって駆け寄っていく。
近くまで行ったところで地雷を踏んだので、コトフはそれをブーツの上から踏み、
娘に足を抜かせ、遠ざかるように言う。
しかしながら数年ぶりに再会できたことに感極まったナージャはなかなか立ち去れないので、
コトフは娘に向かって「中尉、回れ右」「一歩前へ」と言って少しづづ
遠ざけていく。
そして地雷が爆発してコトフは爆死する。
不条理で残酷な時代にどう生きるかを考えさせる一作である。