色々と、武術系の人たちが、昔の人は現代人とは体の使い方が違った、
などのことで引用される写真ですが、当時は現代と違い、社会全体が物質的に貧しく、
さらに様々な社会保障も医療も少なかったので、それなりに稼がなければ、
家族共々飢えたり、冬を越せるかどうか解らない所も在ったでしょうから、
無理な体の使い方が蔓延していたという見方もできそうです。
もしかするとこのような写真もそのような事の極端な例なのかもしれません。
何事も、当事者が亡くなると美化されるということがありそうです。
社会や経済のことから、体のことを切り離して論じることには、色々と気をつけなければ
ならない所がありそうです。
あらすじ
台北に2つのヤクザ組織があり、それぞれ縄張りを決めて、
それぞれその地区で事業をして、再開発などにも関わっています。
再開発の取り分を巡って、片方のボスの市会議員をしている娘の夫が、
不満を持ち、色々と画策するのでした。
感想
ヤクザの身内に市会議員が居たり、警察と何かと付き合いがあったりして、
全体的におおらかな設定で、昔の日本のようになっています。
ボスの娘の夫が、不満を持ったことから、相手の縄張りでボスに無断に麻薬の密売を始める
ところなど、実際にありそうな展開でした。
同じ組のヤクザ同士で仲良くしていて、結束して色々するところが、
普通の犯罪映画とは違っていました。
昔の日本のヤクザ映画が好きだった人に合うと思います。
あらすじ
パキスタンからのタリバン兵士の流入を阻止するために、四方を山に囲まれた場所に、
前哨基地が設置されます。そこを護るのは2台の50口径機銃搭載の装甲車両と、
迫撃砲一門、そして、54人の米兵です。
時々山から銃撃とRPGの砲撃がありますが、少人数なので、迫撃砲で撃退しているのでした。
そしてある日、大規模なタリバンの攻撃が始まります。
感想
大規模な攻撃が始まると、機関銃やライフルで銃撃しても、敵が多すぎて対応できない
というのが、解りやすく映像化されていました。
米兵のライフルの光学照準器を通した銃撃の映像が、効果的に使われていました。
望遠機能を備えた照準器を使っても、相手の数が多いと、対応しきれない事が、
よく分かる映像になっていました。
大勢の押し寄せるタリバンから、四方から銃撃を加えられても、
米兵の死者数が少なかったのは、抗弾服の効果や、負傷兵をすぐに
安全なところに引き入れるというところが大きかったからでしょう。
敵に囲まれて劣勢になると、陣地の建物や装甲車にこもって、
時間を稼ぎ、味方のヘリや航空機の支援を待つことが、
防御の際の手順になっているようでした。
THE OUTPOST Official Trailer (2020) Scott Eastwood