セリアのヘアクリップにいちごをつけてみました。
木村敏氏のものなど多くの文献を参照し解説しながら、理論的なことから臨床のことまでを解りやすく解説した一冊です。
ユング心理学などで何かと言及される自己と自我ですが、それらの関係とそれぞれの動きについて
様々な臨床例を参照しながら、わかり易く解説しています。
『ゼロベース・アプローチ』とは、自他未分のところから考えるアプローチとのことです。
知識が豊富で能力の高い人がどのように考え、臨床を行っているのかの一端が解る一冊でもあります。
リベラル派の人たちは、自由や平等、再分配と言いながら、何かと無知な人を馬鹿にするので、
恵まれない人たちからは信用されないのだろう。
リベラル派の人にとっては、西成の高齢者やトー横キッズなどの最初から何も持たない人たちは、
視野に入っていないのだと思う。
うちの父親は家の中では、好き勝手に振る舞ってたが、こちらが『話しかけるな』というような
態度でも、そこには反応せずにどんどん一方的にあれこれ話しかけてきた。
父親自身がまともな家で育たなかったため、『他人の気持ちを尊重しましょう』など教わらなかったこともあるだろうが、
常に祖父から一方的に接してこられて、自他境界を作れず、『他者』をいうものを認識するところまで
行かなかったのだろう。
防衛大でも24時間管理で、教官から一方的に指示されることに言うなりになるのみで、自他境界を作ったり、
『他者』というものを認識するところまで行かなかったのだろう。
発達に問題を抱えている人もかなりの割合で、自他境界や『他者』の認識ということで、躓いているのだろう。