2020/05/21 (木曜日) 曇り
八十の手習いでマイコン(マイクロコンピュータだかマイクロコントローラだか
判りませんが)ESP-WROOM-02という装置を使った工作をしています。
この装置を手にしたのは昨年の6月頃でした。 その後雑誌の記事や、
インターネット・サイトに掲載されている記事を参考にして(真似して)いろいろ
なものを作ってみました。
ESP-WROOM-02はWiFi機能がついており、この機能を使うのがメイン
らしいので、オイらもウェブ・サイトに掲載されていた記事やプログラムを参考に
ESP-WROOM-02をウェブ・サーバーにしてパソコンのブラウザーから
アクセスしてデーターを表示する仕組みを工作してみました。
その仕組みは以前工作した「(なんちゃって)小型気象台」の測定データを
ブラウザーに表示させるというものです。
ブラウザーに画面を表示させるにには「HTML」というものの知識が必要です。
オイらもずーっと昔、「ホームページ」とかいうものを作ったことがあり、少しばかり
HTMLをかじったので、当時の参考書が本棚でほこりをかぶっています。
いろいろ勉強し直して参考にした(こじ研さんのプログラム)の仕組みがなんとか
理解できるようになりました。
そのプログラムを改造してやっと「(なんちゃって)小型電子気象台」を作りました。
(以上、前置き・・・・・相変わらず前置きが長いねぇ(笑い))
出来上がった「(なんちゃって)小型電子気象台」の試運転。

LCDも動かせます。

ブラウザーに表示される画面はこんなものです。


気象台は設定した時間間隔(最短1分。 最長60分。)で気圧、気温、湿度の測定を行い
そのデータを送信します。
しかし、ブラウザーに表示されるデータはブラウザー上の「更新」ボタンを押さないと
最新のデータは受け取れません。
そこで自動的に一定間隔で更新ボタンをクリックするソフト(フリーウエア)を使用します。
そうすれば測定開始時の観測データと現時点で測定したデータとの比較ができて、
「気圧が下がっているから天気が悪くなる」 「気圧が上昇しているから晴れる」とかの
判断ができると思います。
一方、気象台が一定間隔で測定したデータはパソコン通信ソフト(TERA TERM等)で
受信し、データをLOGとして保存することができます。
観測終了後、そのLOGを加工してグラフにして表示することができます。
思えばこのESP-WROOM-02をおもちゃにしてから約1年が経ちます。
その間、冬鳥(ジョウビタキ)やモズが庭にやって来てそのお相手で工作を
中断したときもありますが、おかげで毎日が楽しく過ごせました。
夜寝ているときに思い付いたことを試したくて早く朝が来ないかな・・・・
何て思うことも度々でした。
何とか工作もまとまり、「八十の手習い再開」を完結することができました。
これも一重に皆様の応援のおかげと深く感謝いたしております。
ありがとうございました。 これからもよろしくお願いいたします。