デジスコ撮影実習日誌

デジスコとデジカメで野鳥や草花を撮影するのが楽しくて実習に励んでいます。 最近では電子工作にはまっています。

模型蒸気機関車ZB-1の再修理

2012年09月08日 20時46分48秒 | 工作実習
2012/9/8 (土曜日) 晴れ


先日具合が悪くなってオーバーホールした自作模型蒸気機関車ZB-1の動輪を
手で回してみた。
あれっ! また固まって全然動かない!
先日はピストンに付いたゴミがオイルで固まって動かなかったので
オーバーホールして修理したばかりなのに!
あんなに念入りに修理したのにまた同じように固まってしまうとは・・・

小さな子供たちからいつリクエストがあるかわからない。
いつでも動き出せるように整備しておかなくては。
よーし、先ずZB-1の修理をしよう。


↓ ボイラー覆いを外してシリンダーの点検を始めた。 左シリンダーの後蓋のネジが弛んでいた。



↓ 先日のオーバーホールのとき、このネジが弛みそうなのでナットをかませて2枚ナットで
   締め付けたのだがそのとき、ビスが回って弛んでしまったみたいだ。 ドジったよ。



↓ 後蓋を止めるネジは瞬間接着剤で固定してしまった。 ピストンは前蓋を外して取り付ける。



↓ 悪戦苦闘してやっと作り上げたボイラー。 懐かしい思い出だ。



↓ オイルトラップ。 というよりは芝生に熱湯(排出した蒸気)を撒き散らさないようするのが
   目的で取り付けた。




↓ 先日のオーバーホールできれいにしたばかりのすべり弁。 これは調子よく動作する。




実習生式模型工作の泣き所は何でも手作りなので真ん丸とか真っ直ぐとかが出来ないことだ。
ピストンを作ってもシリンダーにぴったりは合わせられない。
そして取り付けても真っ直ぐには取り付けられず、歪んでしまう。
そのためピストンはスムーズに動かず、取り付けネジ(後蓋の)の締め付け具合を微妙に
調整してスムーズに動く位置を探し出して固定しているのだ。
だからネジの中にはゆるめに締めているものもある。
こういうネジはいずれは弛んでしまい、いつかは故障の原因になってしまうのだ。
今回はそれを防ごうとして2枚ナットできつく締めたつもりが2枚目のナットを回すとき、
ビスが一緒に回ってしまい、それで後蓋が弛んでしまったのだ。
今度はビスをきつく締めて瞬間接着剤を流し込んで固めてしまった。
もう、弛まないだろう。


↓ 修理を終えたZB-1。 完成してからほぼ1年になる。




修理後のピストンの動きを動画でご覧ください。







このピストンはボアー(直径)18mm ストローク(行程)40mmもある。
模型としてはかなり大型なんだそうな。
小型のものは精度を高く作るのが難しくて、手作りで作るとなると、どうしても大きめになってしまう。
機関車には問題ないが、ボート用には小型で強力なパワーが出せるものが必要だ。
なんとか工夫しなくては・・・・・ ガンバロー(っと)


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