デジスコ撮影実習日誌

デジスコとデジカメで野鳥や草花を撮影するのが楽しくて実習に励んでいます。 最近では電子工作にはまっています。

やっと塗装が終わった・・・・  - 苦手な塗装を何とかクリアーしました -

2012年08月07日 18時15分35秒 | 工作実習
2012/8/7 (火曜日) 晴れ


今日は立秋、暦の上では秋が始まった。
そうは言っても暑い、暑い! アイスキャンデーをかじって熱中症対策だ。
段ボールモーターボート工作は何とか塗装が終わった。
塗装が苦手とはしても、こんな小さなボートの塗装に3日ぐらいかかってしまうとは!

もともとこの段ボールモーターボートは最初から計画設計して作ったものではない。
本来は自作したスチームエンジンを載せたボートを作るための習作用の段ボール
モデルボートだったのだ。
その習作用段ボールボートが案外うまくできたので、そのままにするのがもったいない
ということで、モーターや電池、ラジコンを載せて動かすことにしたものだ。

初めてのボート工作。 
それも材料は段ボール。
材料がヤワな上に水には弱い(紙なんだから・・・・・)
その上、思いつき工作なので、作業を進めて行くうちにあちこちに不具合が出てその都度
手を加えて対処してきたのでとても時間がかかってしまった。

段ボールの船体を補強して更に水にも強くしようと思って船体全体に接着剤(能書きには
熱にも水にも強いと書いてある・・・)を塗りたくったのだが、これが問題だった。
船体に塗るペイント(油性)が定着しないのだ。
ペイントが乾いても、皮膜を強くこすると剥がれてしまうのだ。
今日は何とか塗り終えたが明日からの組み立て作業で剥がれてしまうのではないか・・・

どうせ、この段ボールモーターボートはそんなに長く使用するつもりはない。
せっかくここまで来たんだから池に浮かべて走らせてみる。
ただ、それだけでいいのだ。
本番はスチームエンジンを積んだボートの工作なんだから。



↓ 参考資料には水に濡れない部分は水性ペイントが便利・・・とあったので手持ちの
   水性ペイントを塗った。 しかし、これが問題だった。 段ボールの表面にきれいな
   印刷がされているものにはこのペイントは定着しない。
   ちょっとこすっても塗料が剥がれて地が現れてしまう。
   しかたがないのでこの塗料を削り落として、油性のペイントで塗りなおした。



↓ 段ボールのサンドイッチ材(波板)を塗りつぶすのも大変。 この波板の穴をペンキで埋めるのは
   なかなかできない。 そこでパテで穴を埋めてその上からペイントを塗った。 
   これも結構時間がかかる作業だった。 



↓ 内部を油性のペイントで塗装した。 ペイントの塗り直しは倍以上の手間がかかる。 



↓ 舳先の部分にはフレームが入っていない。 水圧で潰れる心配がでてきた。



↓ ここに補強材を入れることにしたが狭くて材料が入れられない。



↓ 分割した骨をいれてから張り合わせて補強することにした。 



↓ この骨で水圧を支える。 他が潰れてもここだけは大丈夫だろう。




↓ 昨夜一晩乾燥させた船体の外側を塗装した。  途中で雨が降り出して作業場も濡れてしまった。
   この日の作業はここまでで中断。



そして今日、船体の塗装をした。
船体の色は上部が白、中段が空色で船底は赤・・・・のつもりだったのだが。


↓ マスキングテープで目隠しをして色を塗り分けた・・・ とここまでは良かったが・・・



塗り上げた青色がナマ乾きのうちにマスキングテープを剥がしたのだが、
そのテープに、前日に塗って乾燥させたはずの白ペイントが張り付いて
剥がれてしまった。
船体に塗りたくった接着剤がいけなかったのか・・・・
白ペイントは乾いても船体に固定していないみたいだ。
また、マスキングテープの粘着力が強すぎるのかも知れない。
そこで、ホームセンターに出かけて上等そうなマスキングテープを買ってきた。
(その間は白ペイントを強烈な太陽光で乾燥させておいた)
そして慎重にテープを貼って(青色側だけを強く貼って白い方は軽く押した)
青ペイントを塗りつけた。



↓ そんなこんなで苦労して塗り分けたツートンカラー。 もう船底を赤色で塗るのは止めました。



↓ 今日の強烈な日差しで乾燥させた。 だけど時刻はもう3時過ぎ。 日は西に傾いていた。





やれやれ、やっとペイントを塗り終えた。
船底は赤く塗りたかったけど、またマスキングテープを剥がすときに
ペイントが剥がれたら大変だから止めた。
その赤ペイントは本物のスチームボートで使おう。

今夜にも組み立てをしてみたかったがペイントが固まるまで止めとこう。
段ボールのボート工作って思ったより難しいものだ。
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電池ホルダー収納箱を作りました  - 前日の電池短絡事故を反省して -

2012年08月05日 23時02分37秒 | 工作実習
2012/8/4 (土曜日) 晴れ


前日の夜、ブログねたの撮影中、船底を撮ろうと船体をひっくり返したところ
電池ホルダーが落下して直下のモーター制御スイッチ端子と接触・ショートし
配線や電池が過熱して焼損する事故が発生した。
まぁ、船体をひっくり返すなんていうことは滅多にすることではないが、
フィールドで運転中、何らかの都合で船体をひっくり返すことが無いとも言えない。
そこでこういうことがあっても安全に対応できるように、電池ホルダーを「箱」に
収めて端子がむき出しにならないようにした。


↓ 電池ホルダーは金属製でガッチリできていて性能は良いが、端子はもろ剥き出しで
   他の回路と接触する危険もある。 そこで厚紙で箱を作ってその中に収納するようにした。



↓ 箱の中に入れてみた。 これで大丈夫だろう。 



↓ モーターやサーボが取り付けられた底板に電池箱を収める。




↓ 更にその前方に受信機用の電池ケースを置く。 この電池ケースは端子は接触しにくいように
   なっているので蓋のかわりもする。



これで船体をひっくり返しても大丈夫だろう。
でもなるだけ船体をひっくり返すのはよそう。
さぁ、明日はペンキ塗りだ。
オイラはペンキ塗りは苦手だ。
でも、誰かが代わりにやってくれるわけはない。
まぁ、あせらずゆっくりまいろうかぁ・・・・




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重大事故発生!   - 完成間近の段ボールモーターボートが、あわや廃船に・・・-

2012年08月03日 20時32分23秒 | 工作実習
2012/8/3 (金曜日) 晴れ


今日は用事で朝から出かけていたが、用事が早く済んで帰宅したときは
まだ十分工作に取り掛かれる時間が残っていた。
そこで、残っていた工作を仕上げてこれで組み立ては完了・・・・・の
はずだったのだが。


↓ 夕食後の自由時間。 ブログねたにするために組み上がった船体を撮影した。




↓ 今まで船底の写真はあまり撮ったことがない。 それじゃー1枚撮っておこう・・・・・




船底の写真は今まであまり撮ったことがない。
組み立てが終わったので1枚撮っておこうと、船体をひっくり返して撮影した。
途中で何か変な臭いがしてきた。
船体を元に戻すと、中から煙が立ち昇って、ビニールのこげる臭いが・・・・・
あっ、大変だ! 電線が焦げて溶けているではないか。
電池からは火花が飛び散っている!
夢中で電池をホルダーから外した。
電池はものすごく熱い。


↓ モーター駆動用電源の電池ホルダー。 配線は焦げてぼろぼろだ。



↓ 受信機の配線もベトベトだ。



↓ ニッケル水素電池もこんな姿になってしまった。



↓ プロポ受信機もこんな姿に。 でも機能は正常だった。 よかったぁ・・・




原因は船体をひっくり返したときに電池ホルダーが落下してその端子がモーター制御スイッチの
端子に触れてショート状態になったんだろうと思う。
船をひっくり返して船底を撮影しようなんてことするからこんなことになるんだよ。
最近、いい気になって工作しているから、少し懲らしめようとして神様がこんなことを
してくれたんだな・・・・・ あるがとう、神様。
明日からは心を入れ替えて真面目に工作します。
(はて、この殊勝な気持ちがいつまで続くか・・・それは神様にもわかりません。)



コメント (10)
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キビタキの営巣を見に行きました

2012年08月02日 20時57分19秒 | 野鳥撮影実習
2012/7/30 (月曜日) 晴れ


毎日暑い日が続いている。
山の森林に行けば少しは涼しいかな?
毎日家で炊事、洗濯、掃除に汗を流しているお代官を連れ出して
キビタキの営巣を見せてあげた。


↓ 親鳥はせっせと餌を運んでいる。 雛は大分大きく育ったようだ。



↓ オスが餌を運んできた。 最近、双眼鏡の使い方を覚えたお代官はキビタキを見て
   「わぁー、きれいな小鳥だぁー」と感嘆の声を上げていた。




↓ 親鳥が近くにいる間、雛達は大きな口を開けて餌を催促する。



↓ 時どき巣穴から身を乗り出す雛もいる。 もう、こんなに大きくなった。



↓ 親鳥が近くに来ると雛達は一斉に首を伸ばして親鳥を呼ぶ。




デジスコで動画を撮ってみました。
どうぞご覧ください。






大分大きく育った雛たち。
もうすぐ巣立ちだろうか・・・・・
もう一度、キビタキの営巣を見てみたいものだ。


      スコープ:KOWA TSN-664ED(30倍アイピース)
      デジカメ:SONY W300
      レタッチソフトによる画像補正及びトリミング実施
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モーター制御スイッチを船体に仮取り付けしてテスト -実習生式段ボールモーターボート工作ー

2012年08月01日 22時11分14秒 | 工作実習
2012/8/1 (水曜日) 晴れ


工作中の段ボールモーターボートはもう少しで完成だが、
作業は何だかややこしくててこずっている。
山頂を目前にした胸突き八丁というと言うところかな・・・・
それに何だかんだと割り込み用事が入り、作業を中断することも多い。

夕食後の自由時間に出来上がったモータ制御スイッチを船体の一部に
仮取り付けしてサーボで駆動して動作を確認してみた。


↓ スイッチを船体の空きスペースにクリップで止めて、サーボと接続した。





ラジコンを動かしてサーボの駆動でモーターを制御してみた。
その時のテストの様子を動画でご覧ください。







このテストで低速後退時にモーターが回転しないことがあった。
前日の机上テストでもたまに同じようなことがあったが、まぁ大丈夫と
そのままにしていたが、やっぱり具合の悪いことは何か原因があるはずだ。
そのまま放っておくことはちょっと問題だな(反省)

乾電池にはニッケル水素電池を使っているが全部正常に充電できている。
モーターに直接繋げば1本でも(1.2V)回すことができる。
そんなわけで電池には問題がない。

それではスイッチのロジックに誤りか?
いや、正常に回ることもあるんだからそれはない。

そうなると電池ボックスか?
この電池ボックスはプラスチック製の安物で、端子の取り付けがとてもちゃちだ。
端子をカシメてあるハトメが緩んでいるみたいだ。
この辺りが接触不良を起こしてモーターを回すには抵抗値が大きくなり過ぎて
いるんだろう。

そこで、以前、秋葉原の部品屋で買った金属製の電池ボックスを探し出して
それを組み合わせて新しく電池ボックスを作り直した。


↓ このプラスチック製電池ボックスが怪しい・・・・



↓ 金属製の電池ボックスを組み合わせて新しく作った。



↓ 金属製の電池ボックスはがっちりしている。






金属製の電池ボックスに取り替えてテストしてみた。
そのテストの様子を動画でごらんください。







金属製の電池ボックスにしてみたら、低速後退でモーターが回転しない、という問題は
解決した。
それにモーターの回転音がとても大きくなった。
力強く回っている感じだ。
スクリュープロペラが押しのける風がわかる。
水中でこんな勢いで回ったらどうなるんだろう?
小さな段ボールモーターボートは跳ね上がってひっくり返って転覆・沈没か?
まぁ、そんなに元気よく走ってくれたら嬉しいくらいだが・・・・・




コメント (3)
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