今日という一日

書くことが大好き!日々の気づきを楽しく書いていきます。

ぴんから兄弟と殿様キングズ

2012-11-19 23:34:50 | おもしろい

さっきネットでニュースを見たら、ぴんから兄弟の宮史郎さんが亡くなったらしい。

大ヒット曲が「女のみち」と書いてあったのを見て、私の記憶は小学校6年生から中学の時に飛んだ。

当時母親が、きもの着付け教室を商店街に作ったので、そこの2階に住むことになったのだが、
その時の住環境は、左隣りはスーパーに映画館、右隣はうなぎ屋、そして裏通りは飲み屋という、
素晴らしい環境の中で多感な少女時代を過ごした私は、夜な夜な飲み屋から聞こえてくる、
ぴんから兄弟の「女のみち」と、殿様キングスの歌う「なみだの操」をBGMとして聞きながら、
受験勉強に励んでいたのであった。

当時は防音設備も整っていなかったので、音はまる聞こえ、夏は窓を開けて営業していたし、
勉強していてふっと窓の外を見ると、たまに飲み屋の客と目があったりもした。

何万回と繰り返し聞いたおかげで、「なみだの操」は歌詞を丸暗記できるぐらいになったが、
そう言えばどんな歌詞だったんだろう?と思って改めて読んでみてビックリ。

1 あなたのために 守り通した女の操 
  今さら他人に ささげられないわ
  あなたの決してお邪魔は しないから
  おそばに置いてほしいのよ
  お別れするより死にたいわ 女だから

2 あなたの匂い 肌に泌みつく女の操
  すてられたあと 暮らして行けない
  私に悪いところが あるのなら
  教えてきっと直すから
  恨みはしませんこの恋を 女だから

3 あなたにだけは 分かるはずなの女の操
  汚れを知らぬ 乙女になれたら
  誰にも心変りは あるけれど
  あなたを疑いたくない
  泣かずに待ちますいつまでも 女だから
 
こんな歌を鼻歌で歌っていた私の少女時代って???
情操教育も何もあったもんじゃないです。
 
可哀そうすぎる!

風の中のマリア

2012-11-19 21:36:06 | 

この本は「永遠のゼロ」を書いた百田尚樹さんの作品です。

風の中のマリアは誰か?それはオオスズメバチの女戦士の名前。

これはスズメバチの小説なのです。

スズメバチの本なんて読んだってしょうがないじゃん、それに私昆虫大っ嫌いだし。。。
と思ったのですが、「面白いから読んだ方がいい」と言われ、半信半疑で読み始めたのですが、
スズメバチのマリアの自分の運命と使命を受け入れた、潔い生き方に引き込まれました。

スズメバチの生態のミステリアスさにも興味津々

ゲノムを残していくために、女王蜂とワーカーとオス蜂とがそれぞれの使命を担って
激しい戦いを繰り返して、生命を全うする。。。

マリアの戦いの人生が後に引き継がれていくところは、感動します。ちょっと泣けます。
スズメバチの話なのに。。。