今日という一日

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褒めるということ

2014-04-09 00:26:30 | 気付き

私自身、子どもの頃から褒められたことによってモチベーションが上がり、
それによって能力が開発されたという経験が、記憶の中にほとんどないため、
大人になってからも、褒められることに対するリアクションが下手くそだし、
誰かを褒めることもどうも苦手。

仕事上で人材育成に深く関わっていて、

「良いパフォーマンスについては、タイムリーにフィードバックを与え褒めましょう」

なんて言っている割には、自分が出来ていなかったりします(反省)

その反面、評価があまり良くない人については、欠点ばかりを見てしまったり。

社員の人材育成もそうだけど、子供の教育もそうだよな…、と思うようなメルマガを
見つけました。

~中略~

自分の子供が、
得意科目で「A」をとり、
苦手科目で「F」をとった場合、

その親に対して、
「親としてどちらに関心があるか」という質問を行いました。

その結果は以下の通り。


【日本】    Aを重視する 18%/Fを重視する 43%

【中国】   Aを重視する 8% /Fを重視する 56%

【アメリカ】 Aを重視する 7% /Fを重視する 77%


どの世界を見ても、

【「得意科目のA」でなく、「苦手科目のF」に関心がある】

ことがわかります。


「得意科目ができたね、すごいね!」

でなく

「苦手科目がまたダメだった・・・欠点を直そうね」

と世界共通でなりがちなようです。



■これは心理学的な話なのですが、
ポジティブな要素と、ネガティブな要素が同時に存在した場合、

人は、

【ポジティブな面よりも、ネガティブな面に注目する】

という傾向があるそうです。
 
だから、自分が意図せずとも、つい

「欠点」に目がいきがちになり、
「褒めること・認めること」が疎かになってしまう。

良い悪い関わらず、
多くの人がそうなってしまう、というは事実とのこと。
 
~中略~
 
 
これは思い当ることのある話です。
 
扱いにくい人材、例えば製品知識はぴか一なんだけど、対人能力が悪すぎ、
なんて人材は、どうしても問題点ばかりを見てしまいます。
 
「あなたのここは問題だから、こう改善しろ!」と言って改善を求めるのですが、
思うようにはいかないのが世の常。

いいところをちゃんと褒めているだろうか? と自問させられました。