2030年、今から12年後ですが、世の中がどのように変わっていて、その時自分は何をやっているか考えた事はありますか?
会社でEngagement の一貫として、社員をチーム分けして、支社長とのランチミーティングを行っており、毎回そのチームのリーダーが出すお題についてみんなで意見を出し合うという事をやっているのですが、昨日のお題が、「2030年の自分」でした。
参加者が一人ずつ意見を述べたのですが、このトピックは盛り上がらない!
まず家族持ちの人は、子供が12年後に何歳になっていて、だから自分はこうなっているんじゃないかという意見で、全く主体性がない。
12年後に定年している人は、ゴルフをするだの、本を読むだの、旅行をするだの、ありきたりな事しか出てきません。
かく言う私も、「う〜〜〜〜ん」と考え込んでしまいました。
要するに、私たちは未来の事を話すのはとても苦手であるということです。
そして話しているうちに、なぜかみんな一様に落ち込んだ感じになります。
いつも元気に笑いを取る人まで口数が少なくなって、しーん…。お通夜みたいになっちゃいました(苦笑)
自分が死ぬ時の事を思い描いてそこから逆算して計画を立てるという考えと、未来は分からないけど、今は分かる、だから今を生きるという考え方があると思いますが、皆様はどちら派ですか?
寿命が長くなることで、定年後の生き方を考えて決めることが求められる時代になってきました。
これこそが私たちが迎える本当に新しい時代。
IT技術の進化よりも、もっと劇的な変化ではないかと思いました。