隙を与えるという言葉に、どういうイメージを持ちますか?
今日ランチのお弁当を買いに、ストリートベンダーのお弁当屋さんに行った時の話。
会社のシニア営業社員(男性)と、他愛もない話で盛り上がっていた時に、お弁当屋の盛蔵さんに言われました。
「ずいぶん仲よさそうだね~」
「仲がいいって言うか、年齢は上だけど、いじられキャラで、みんなにいじられる対象なんですよ」
その時に言われたのが、
「隙があるっていいよね。」
という言葉だったのです。
「だってさ、近寄って話しかけることもできない人っているじゃない。そういうのはダメだよね。
みんなが、気楽に話しかけられるってことは、いいことだよね」
な・る・ほ・ど・ ね
そのいじられキャラのシニア営業部員には手を焼くことも多々あり、社有車で接触事故を起こした時は
いい年して子供みたいにひた隠しにしようとして、結局バレて怒られたり(あたり前だ!)、そうかと思えば、
時には先輩風を吹かせて、偉そうなことを言って、「どの口が言ってんじゃ~~~」と半分切れそうになることも…。
いろいろあるのですが、結局のところ、こういう人は定年退職する時には、みんなから惜しまれて、
盛大に送別会とかが開かれて、さんざん迷惑かけられた同僚、後輩からも、「淋しいよ~」なんて言われたりするんだろうな。
コテコテの昭和人で、後輩の育成をするでもなく、会社の方針とは違う独自の路線をひた走るタイプの営業マンで、
いろいろ問題を起こすのですが、結局いつも誰かに助けられるキャラなのです。
隙を与える、そんな得意技があったとは。ビックリポンです。
先日、ある先生にCDをプレゼントされ、お返しに「九平次」を送りました。そしたら、4日後クロネコヤマトから連絡があり、「住所がないので届けられない」と。よく見たら脱字がありました。
後日先生から連絡があり、「お酒は飲めなくなった」と。「とほほ」と思ったら、「今回は、特別に少しだけ頂くわ」と付け加えられていました。なんだかなあ~、私の人生。
でも会社のK氏と、おおみくんは傾向は似ていてもタイプは違いますね。
改めて、世の中には本当にいろいろな人がいるなと感じ入っている次第です。そういっている私もその一人ですが。
やっと届いたお酒が、飲めない、とほほ、でも少しだけいただくわとは、この先生も一筋縄ではいかない?
これを読むと、先輩がお金持ち脳だということがハッキリわかりました。私は貧乏脳、残念。でも、これって意識すれば少しは改善できるはず。
私、先輩たちと岡崎城であったことは忘れていません。この時から少しずつ、自分の考えに変化が起きたのだと思います。電車に乗れる日がやってくるかも?