先日までの酷暑が信じられないような涼しさですが、このまま秋の到来とはまいりませんでしょう。
秋が訪れると、次は寒い冬。冷え症で冬の寒さが人一倍堪える私は、この涼しさが有難いだけでなく、早くも冬を案じ、心もとない気分になります。
暑いのは嫌だけれど、寒いのもいや!
人間とは、我儘な生き物ですね~(笑)
でも日本には、緩衝地帯のシーズンもあります。
初秋、天高く馬肥ゆる秋、晩秋、早春、春爛漫、晩春といった得も言われぬ良い季節も巡ってきます。
この季節のメリハリある変化と移ろいは、日本独特の気象現象で、その恩恵にあずかって、日本人の文化も、風土も育ち、更に精神風土まで
養われた、と言っていいのではないでしょうか。
日本人が賢くなったのも、もしかすると、この気候の変化のお陰かもしれません。
時候に合わせ、私達はその季節をいかに凌ぎ、快適に暮らすことができるか、古今東西の人達の連綿としたたゆまぬ努力と工夫の積み重ねが
今日の日本を築き上げたと言えるかもしれません。
その上、美しい山並みや川の風景、小川のせせらぎ、無数の清澄な湖、そして豊饒な土地と豊かな海、他にも限りなく自然の繊細な魅力に
溢れた国です。
しかしその美しい自然が、今回、なぜか理不尽な狂い方をし、日本人に襲いかかりました。
これが何を意味するのか、理解できないまま、さらに原発、風評被害といった人災までが、被災地の人達を苦しめています。
昨日でしたか、たまった新聞の切り抜きを読んでいる時、1755年に起きたリスボン地震は、それまでの歴史を根幹から覆すような恐るべき災害
だった、と書かれた記事が目にとまりました。。
神が人間を見捨てたのではないかと考えざるを得ない程のショックを人々に与えたと。
その絶望から、近代科学や啓蒙思想が生まれたのだと・・・・・・
今回の災害も、それに匹敵するほどのショックでした。
神様が私達を見捨てたとは思いたくありません。
きっと、全人類に向かって何かを啓示されたのではないでしょうか。
それが何であるかは、いくら自問自答しても、私の頭では、到底分ろうはずがありません。
被災地の人達は、絶望から立ち上がり、復旧と復興のためにひたすら忍耐し、たゆまぬ努力を続けておられます。
その真摯な姿が、世界の人達の心を動かし、今後の人類が進むべき道標になる、と信じます。。
ここまで綴ったものの、自分の思いを十分語り尽くせないもどかしさ・・・・・・私の語彙不足と知識のなさを、いつも情けなく思います。
その自信のなさを顕著に表していることが、私のブログにはあります。
朝投稿した文章が、夜、読み直されますと、かなりの部分校正されています。
皆様お気づきでしょうか?
昨日の文章もそうでした。
いつも自信がなく、ただ素直に自分の感情を吐露することだけが私の取り柄と思い、書いています。
それにもかかわらず、大勢の方がご覧下さり、応援もして下さいまして、本当に嬉しく感謝の気持ちでいっぱいです。
有難うございます。
今日は、また夫のもとへ出かけ、私も整形外科の診察も受けます
PCは、少々大げさな表現でした天与の場所で、今も打っています。
そのお陰で、首の病も随分良くなってきました。
夫婦そろってもうひと頑張り・・・
素敵な秋を迎えたい、と心から願いつつ・・・・・・
きょうはこれでPCを閉じ、出かけるまで家事に専念します。
料理ブログの記述は無理そうですが、こちらも勝手ですが宜しくお願い致します。
今日もお立ち寄り頂きまして、有難うございました。
今後とも、宜しくお願い致します。