今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

麗しい日本の工芸品へ思いを寄せて・・・

2012-01-10 09:55:38 | 暮らし

震災で、我が国がひどく痛めつけられ、被災地の方々の塗炭の苦しみは、見るに忍びないものでした。
今も、さしてその気持ちに変わりはありません。

そのような状況下、未曽有の災害から立ち直ろうとする日本への、海外からの応援は、想像以上だったようですね~
貧しい国からまでも、心温まる支援の手が、たくさん差し伸べられたのだそうです
年初の新聞記事を読み、その認識を新たにし、有難いこと、としみじみ思いました。

きっと、我が国に好感を抱いている方達が、世界には大勢いて下さるのでしょう。
本当に嬉しいことです。

寄せられた、この厚い思いを無駄にすることなく、何とかこの苦境から見事に立ち上がり、復興を成し遂げ、その数倍のお返しができる日本になってほしいと願います。

昨日は、居間に飾ってあったお屠蘇器を、おもむろに心を込めて、木箱に納めました。
実家から、遺品として受け継いだものですが、輪島塗のため、我が家の家宝です~なんてちょっと大げさかしら。(笑)
嫁ぐ時に持たせてもらった輪島塗の吸物椀と共に、写真を、アップ致しましょう。

この時空を超えて、綿々とと伝承されてきた日本の工芸品への思いが、今年は何だか、殊更強い私です。
信じがたいほど傷めつけられた我が国の切なさから、日本独特の丁寧な手作業で作られた工芸品に、日本の素晴らしさを感じ、いとおしく思ってしまうのかもしれません。

新自由主義とやらで、ここ十数年の日本の変貌は凄かった!
精神風土まで、変わってしまったかのようでしたが・・・・・・

しかし日本のぬくもりを代表するかのような、手作りの工芸品は、今なお精彩を放ち、私達に何かをを語りかけているようです。

震災、人災の原発事故の受容と復興だけでも、背負いきれないような重荷ですのに、さらに財政難、欧州危機、TPP問題など、混迷を極め、今年の行く方にも、暗雲が立ちこめているように感じられます。
保守的にもなりすぎず、進歩的にもなりすぎず、程よい解決の道があれば、一番嬉しいことですが、大変難しい問題なのでしょう。

でも私は、麗しい輪島のお屠蘇器を手にして、そのぬくもりと、伝統の重みを感じながら、いかなる状況になっても、日本人の精神風土が荒廃するようなことがあってはならない、と強く思いました。

震災では、その良さが前面に出て、世界中から賞賛と感動の言葉を浴びることができましたね~

今後も、いつまでも、世界中から愛される日本であってほしいと強く願っています。

改めて、我が国に、エールを送りましょう。

日本頑張れ!、と。

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