今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

次女が寄せる庭への憧憬

2012-01-31 07:36:57 | 家族

先週の土曜日、久し振りにまだ入居して二カ月足らずの次女宅のマンションに出かけてきました。

私は、相変わらず体調がすぐれず、家にこもりがちでしたが・・・・・・

次女は、仕事、家事、育児、荷物の整理でおおわらわ。
超多忙な日々だったようです。

そんな時に、皆に会いたいからと、出かけても、私は娘をおしゃべりに引き込んで、貴重な休日を妨げるお邪魔虫になりかねません。
でもその日は、今の私でも、娘の役に立てるとの十分な自覚のもと、大張りきりで出かけました。

その後、お部屋は多少片付いたかしら?
Mちゃんのこだわりとセンスの良さが、如何に生かされているかしら?
ワクワク……そんな心境でした。

その日の連れは夫ではなく、我が家がお世話になっているガーデナーのHさんがご一緒です。
実は、次女家族のマンションの前庭の植栽コーナーのレイアウトと、樹木、他の植え付けを依頼してありました。

Hさんは、私に息子がいたなら、お嫁さんに欲しいと心から願ったに違いない、さわやかで可憐な雰囲気のする本当に素敵な女性です。
私は、迷わず、次女に紹介しました。

さて、我が家の花壇を一回り点検して頂いたのち、小型の軽トラックに私も便乗し、娘宅へ到着。

迎えに出た娘は、お洒落っけのまるでない格好で、内心、あれぇ~
お部屋に入ると、私の期待に反し、雑然とし、整理整頓が行き届いているとは、とても言えません。
内心、またあらま~でした。(笑)

それは、止むを得ない事情が有ったようです。
日々の忙しさはむろんですが、せっかくの休日の朝にもかかわらず、かれんちゃんが熱を出したとか。
近所の小児医院に出かけ、帰宅したばかりのようでした。

幾分雑然としたお部屋で、ガーデナーのHさんと、Mちゃんの打ち合わせが開始です。


その場の雰囲気は、私が家を建築した時、庭のリフォームをした時を彷彿させるものがあり、改めて、親子は似た物同士、との思いに浸りました。、

雑誌のグラビア写真を見せ、自分の描くイメージを熱心に語る次女。
私も、今の娘とほぼ同じ年代に家を建築し、まさにこの通りでした。

専業主婦で、準備期間も数年と十分にかけましたから、住宅雑誌が山積み。
娘以上のこだわりだったかもしれません。

次女が、きっぱりと言いました。(笑)

「母の庭へのイメージと私の思いは、多少異なります。」

誠に、その通り。私の好みは、もう時代遅れ。十分自覚している身です。(笑)

気力も体力も衰えた私は、今はすっかり、人任せとなりました。
経済的にも、年金暮らしの我が家は、現状維持に多少加味が精いっぱいです。

ですから、次女の話は新鮮で、ぐんぐん引き込まれていきました。
次第に娘が描く庭の光景のイメージが、明確に心に浮かんできました。

常緑樹の緑の濃淡と白い花のイメージといったところでしょうか。

「落葉樹も1本ぐらいあった方が、四季の移ろいが感じられるし、早春の芽ぶきのみずみずしい光景は捨てがたいわよ。」

「フェンスに絡ませるつる植物は、白のモッコウバラはどうかしら。常緑樹で、Mちゃんのイメージに合うと思うけど・・・・・」

と私も、多少口を挟み、助言を。

感性は似た者同士の母娘。Mちゃんも大きくうなずいていました。

Mちゃんの話に耳を傾け、希望に添った植物名を、いろいろ挙げて下さるHさん。
その植物をPCの画面で検索する娘。

私は、Hさんに言いました。

「Hさんにすべてお任せの私と違い、娘の要望に添うのは、なかなか大変そうですね。(笑)
限られた予算ですが、宜しくお願い致します。」

ささやかな予算で、今は殺風景な居間の前の小さな庭が、いかなる変貌を遂げる事でしょう。
私も、今後の進展を楽しみにしています。

Hさんをお見送り後、私が取り掛かったことは、何はさておき、雑然としたお部屋と、不用品が無造作に置かれた前庭の整理整頓。
私の少々の労働の甲斐あって、みるみる内に、すっきりとした素敵な空間へと変化していきました。

K君の部屋が居間続きで、二枚の引き戸になっているため、壁の面が少ない居間。
家具の配置がなかなか難しそう。

でもそこはインテリアへの憧憬が強い次女の事。
既存のものを精一杯生かし、工夫した部屋になっています。

今日は、そんな娘のこだわりが生かされた、お部屋の光景の一部。特に素敵な照明器具いろいろの写真をご紹介させて頂きます。

 

  

 

右側の照明器具はKちゃんの子供部屋用。パパが、まさに苦労して取り付け完了したところです。

次は、かれんのお部屋。

次女曰く、私の癒しの部屋で、パリのインテリア雑誌の子供部屋を強く意識しているとか。
最初、紙のクラフトが飾り付けてあると思いましたが、なんとこれも照明器具。
フランスの子供部屋では、よく使用されるそうです。

 

 

 私も次女の刺激を受けて、十数年現状維持で通してきた我が家に、新しい風を吹き込みたいものです。
とは言え、そんな意欲を次第に失いつつある自分を反省。

今が一番素敵のタイトルに私の思いをのせ、体調の悪さはなんのその。
素敵な日々を送りたい、と改めてしみじみ思います。

そのためにも、以前のような軽やかな体になりたい!
私の悲願はいつ叶うことでしょう。

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