今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

専業主婦 頑張れ!

2012-01-27 06:05:05 | ブログ

お断り

ブログ2(2)にはブログ2(1)と重複する記事ものせることにいたしました。

ブログ2(1)をすべて載せた後に、ブログ”(1)は削除するつもりです。(2023年4月の追記)

 

下の記事は、Kanmoさんのブログ上で批判されていたので、私の本心を書かせていただいたものです。

 

私の軽率なタイトルで、思いがけない誤解と物議を醸し出してしまった、専業主婦の分際の表現。
タイトルは、自らの判断で書いた当日に変更しましたが、文章にはそのまま今も残っています。
ここも、削除すべきかと、批判を受けた後、思い悩みましたが、その時自然に出た言葉でしたから、あえてそのまま残しました。

日本語には微妙なニュアンスが含まれますから、使用が難しいですね~

先日、平手打ちを二度食らったと、私の感想を少々オーバーな表現で語りましたが、後になってボディーブロウのように効いてきたのは(笑)、最初の平手打ちでした。

最近、寝付きも珍しく悪く、睡眠も浅くなり、少々情けない思いで暮らしています。

ですから、単なる鬱憤晴らしの文章と、受け止められることも覚悟の上で書かせていただきます。
もうすでに過去のことですのに、蒸し返すようで誠に申し訳ありません。

娘達は、恐らく私のこんな言動に呆れかえることでしょう。

先日も言われました。「公開なんだから、いろんな意見や批判が出るのは仕方ないことでしょう。そんなこと、いちいち気にするなんてばからしいわ。
聞き流してしまえばいいのに。私なら、反論なんてしないわよ。」

でも私は精神衛生上、誤解を受けたままでは良くないので、自分の気持ちを正直に語ってしまいたい、と思いました。
それがブログの良さであり、効用にもなりえると思ったからです。

前置きが大変長くなりましたが、ここからが本文です。(笑)

昨日、お昼食時、夫に尋ねました。

「ねえ、あなた。分際ってどういう意味?」

「立場と言ったところかな。相手に向かって言うとマイナスイメージ、自分に向けてだと卑下になるよ」

更に就寝前にも、夫の書斎に入り、再度尋ねました。

「実はこの言葉が、差別用語と言われ、少々落ち込んでいるの。
私は専業主婦業を卑下するどころか誇りに思って生きてきたつもりよ。
でもいかなる立場の人でも、得て不得手ってあるでしょ。
専業主婦にとり、家事、炊事、育児などは、一番得意な分野。
でも政治経済となると、いくら新聞を通読していても、自信がいま一つ持てない範疇になるのではないかしら。
社会で働いた事がないわけだから。
だから私は謙遜の気持ちで使用したつもりなの。」

それに対して夫の答えは、次のごとくでした。

「分際っていうのは、非常にきつい言葉だよ。差別用語と解釈されても仕方ないところがあるね。
過去に、なべつねが、巨人軍の選手に向かって、野球選手の分際で、ストなどするなどもってのほか、といったことが新聞で取り上げられ、ずいぶん非難されたものだよ。」

「でも今回のことは、自分の事で使用したのよ。分際をわきまえて話すなんて言わない。立場程度の意味ではないかしら。」

「いや、きつい表現だから、差別と取られても仕方ないな」

「そうなの。では私の言葉遣いの誤用ね。
ただちょっと失礼では、と感じたのは、批判した方は、タイトルしか見ていない、記事も読んでいないとおっしゃってるの。
せめてその記事には目を通してほしかったし、過去ログも多少は読んだ上で、その言葉の意味を勘案してほしかったわ。
私が専業主婦業など卑下していないことは、理解してもらえたと思うのだけれど。
主婦業を卑下し差別する女性と私の事を決めつけて、他の方と言葉を交わしておられるのが、本当につらかったの。
最初は何を指摘して差別とおっしゃっているのかさえ、わからなかったほどだから、私の本意とはあまりにかけ離れたお話しがされていて、悲しかったわ。」

夫と私の内輪の会話です。(笑)
私の心情がすべて織り込まれていると感じ、文章でくどくど語るより分かりやすいかと思い、ここに書かせていただきました。

この度の出来事は、不本意でかなり辛いことではありましたが、自らに、専業主婦とは?と言った問いかけを、改めて投げかける機会を与えてもらえ、今は良かったと思っています。。
今までは、然程意識することなく、当たり前な立場として受け入れ、人生の大半を送ってきましたから。

私は自らの性格から、専業主婦は天職とさえ感じ、誇りに思い、過去も今も、暮らしています。
日本が高度経済成長期に目を見張るような発展が遂げられたのも、専業主婦が、母子家庭さながらの状況で、戦士(?笑)の夫を支え続けたからに他ならないでしょう。

私は最近、夫に良く話す問いかけがあります。

「あなたは退職でき、今は気ままに好きな事だけ毎日して暮らせる身分で、本当に羨ましいわ。
何故私には、退職がないのかしら。
あなたは、会社人間で仕事一筋。その他のことは一切合切、私任せ。
私は、細身の体(若い時はそうでした。笑)ながら、家事、育児、子供の教育、その他あらゆることを一手に引き受け背負い、心砕いて頑張ってきたのに、私には、なぜ退職がないの?
退職がないどころか、体力の衰えに反比例して、かえって益々忙しくなる一方。
余りに不公平ではないかしら。
私も家事なんてすべて投げ出し主婦業を退職し、自由人になれるものならなりたいわ。」

私の単なる鬱憤晴らし?ストレス解消法?でも本心です。(笑)
寡黙な夫は、むろん黙って聞いているだけでした。

随分前のことです。更にうろ覚え。
それゆえ、間違っているかもしれませんが、主婦業を金銭に換算すると、1500万円位に相当すると言った新聞記事を目にしたことがありました。
それを見た時、私は心から納得し、頷いたものです。

ですから、私は専業主婦であることを卑下したこと等、一度もありません。
それどころか、お給料の給付はないものの、立派な職業との自負のもと、誇りさえ抱き続けて暮らしてきました。

ですから、娘達には学生時代の頃は、専業主婦になることを強く願っていましたが、時代の流れには逆らえず、その思いはかないませんでした。
今はキャリアウーマンとして、第一線で活躍し、私とは全く異なる道を歩んでいます。

家事と仕事の両立をこなし、健気に生き生きと暮らす娘達の姿を見るに付け、専業主婦の立場が、多少弱くなってきたのは止むを得ない事かもしれない、と思うこの頃です
配偶者控除の問題などが取り上げられ、不公平云々と言われ始め、もうずいぶん経ちますが、 これも世の流れでしょうか。
専業主婦の肩身が多少狭くなるような風潮が、日本でも醸し出される時代になりつつあることは確かでしょう。

娘達がまだ幼いころ、私達は夫の転勤で、米国に数年間在住しましたが、その頃すでにアメリカでは、女性が働くことは当たり前の社会でした。
日中は、みなさん働きに出ているせいか、町は閑散として人影もないほど。
働かない女性は能力がない人と見られがち、と聞いた事さえあります。

男尊女卑の傾向がなかなか抜けず、セクシュアルハラスメントや雇用の不平等の問題をなお抱えたままながら、ここ数年、日本でも、女性の働く環境の改善が徐々になされてきたことは事実でしょう。

しかし女性の雇用が、高齢化と少子化の解決の手段としてのみ、利用されるとしたら、言語道断。
相変わらず、都合が悪くなれば切り捨てられる冷遇を受け、根本的には何も変わらないことになります。

雇用問題の解決が早急になされ、女性が生き生きと働くことができる環境整備に益々力を入れていただきたいと、心から願う者です

娘達を見ておりますと、仕事をしながら、専業主婦にも劣らない家事をこなし、頑張っているのがよくわかります。
今は時代の流れで、そういう女性が専業主婦をしのぐ数になりつつありますから、専業主婦も暮らし方次第では、批判の的になっても仕方ないところがあるのかもしれません。

でも、私は専業主婦にも、心からエールを送ります。

私達の世代が、超多忙な夫を支え、必死で家庭を守った心意気と自負を、若い世代の専業主婦にも、ぜひ持って頑張ってほしいと。

専業主婦!頑張れ!と声を大にして申し上げ、今日の日記を終わりといたします。

夕食の献立

バラさん、おねぎのお料理、とてもとても美味しかったです。
この一品だけ個別の写真を撮るのを忘れ、載せることができませんが、日を改めて、料理ブログでもご紹介させていただきますね。

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今日もお立ち寄り頂きまして、誠にありがとうございます

 


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