先月の定例会で元同僚ひとりが
「夫に、君は後悔はあるけれど反省はないね。」と言われたって。
「ひどいわね、傷つくわね。ハハハハ」と我ら一同口々に言ったけれど、私だって似たようなものだ。
やっぱり先月のこと。
私は暇だからついつい先走る。来年の正月の集まりはどこかに行きたいなとつらつら思った。
電車に乗って、子供たち一同と会するのが佐渡のお葬式だけじゃ淋しすぎる。
じゃあ、近場で全員集合すればいいんだ、と思いついた。もう暴走は止まらない。
近場といったらあそこだね。あそこなら息子夫婦も娘夫婦も電車乗り換え楽だもんね。
部屋もマンション風で3つあるし。
現地集合現地解散、各々それぞれ楽しめるだろうし、なんて。もう突っ走る、走る走る。
予約予約。
「おっ、4日があいている。いいじゃん」の独り言。予約完了、もちろん誰の了承もなし、完全に独り芝居。
娘に報告。
「そこ、部屋食じゃなくてバイキングでしょ。ちゅっぱどうしたらいいの」って。私が抱いててやるよ。
そう言われたってなと明らかに困惑。あからさまに拒否しないまでも迷惑な風が伝わる。
息子に報告。
「かあちゃん、俺5日から出勤だよ。背広来てそこへ行くの?」
だから年休取ればいいじゃん、背広持ってきたらどう?もう無茶苦茶。
自分の職は5日出勤じゃなかったから、世間は5日会社始まりを失念していた。
ということはお嫁さんも5日からか。そっか。
私がちゅっぱ抱っこしてても、あの大声で泣きわめかれたら実にも苦にもならないか大変か、周りに迷惑か。
娘はそれを言いたかったのか、そっか。
息子が年休取れるかもしれないし予約取り消しは直前でいいわ、と思ってしばらくはそのままにしていたけれど・・・
日が経つにつれて冷静になってきたわ。無理か。そうね。やっぱりまだ無理だわ。いかん。
そうなったら、さっさと予約取り消し。取り消し報告。
お嫁さん、娘の返信メールからはほっと安堵の気配が漂う、分かるわよ。
似た類のことは枚挙にいとまなし。
突っ走ってから立ち止まって考えるこの性癖。きっと生まれ干支のせいね。そうに決まっている。
後悔
自分のしてしまったことを、あとになって失敗であったとくやむこと
反省
自分のよくなかった点を認めて、改めようと考えること。
過去の自分の言動やありかたに間違いがなかったかどうかよく考えること。
そっか、ただただ悔やむのと、改めようとするのでは大きな違いだものね。よおく考える。はい。