徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

龍馬ブームと言いながら・・・

2010-12-25 17:21:06 | テレビ
 大河ドラマつながりで言えば、先日「龍馬伝」の年間視聴率が公表されていたが、年間平均視聴率が18.7%と意外に低かった。歴代の大河ドラマ49作中、「風林火山(2007)」と並んで39位に甘んじている。龍馬人気もあって「龍馬伝」ほど、始まる前から期待が大きかったのは今まであまり無かったように思うのだが、この結果はいったいどうしたことか。NHKのドラマは昔の方が視聴率は高かったからなぁという人もいるが、あれは朝の連ドラの話で、大河ドラマに限ってはそれは当らない。ベストテンには、80年代、90年代の作品が8本を占めているし、2000年以降で最も視聴率の高かった「篤姫(2008)」が17位につけているのに対し、1963年の「竜馬がゆく」は14.5%と下から2番目の48位だ。「龍馬伝」が国民的な龍馬人気というアドバンスを生かせなかったのは、やっぱりドラマづくりに問題があったのだろう。僕も1クールが終る頃までは毎回観ていたのだが、途中からどうも人物描写の薄っぺらさが気になりだし、段々飛び飛びになり、随分観ない期間があって最終回を観たという感じだった。さて、来年の「江~姫たちの戦国~」はどうなるだろう。最近では最も視聴率の高かった「篤姫」の脚本を担当した田渕久美子さんの原作・脚本というのが期待をもたせるのだが。