徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

昭和初期 熊本で歌われていた童謡

2012-01-27 18:21:27 | 音楽芸能
 わが町、京町の歴史を調べている。父と教員仲間だったI先生が、熊本師範時代の昭和10年に調べられたノートが残っており、ご家族からお借りしているが、京町に限らず、当時の熊本のいろんなことが分かってとても面白い。その中にその頃子守唄や手まり唄として歌われていた童謡が書かれていた。題名もハッキリしないのだが、そのいくつかをご紹介すると
※写真は肥後手まり

▼子守唄・手まり唄

♪お月様ないくつ 十三、七つ
 七つで子持って 子はだれ抱かしゅ
 おまんにだかしゅ
 おまんはいやてち 油買いはってぇた
 その油はどうしたか 犬がねぶった

♪大黒さんと恵比須さんな江戸上り
 あとからこうこがついて行く
 こうこ泣くならよ 船乗する
 船はどこまで 大阪まで
 大阪みやげはなになにか
 一で香箱 二で鏡
 三で薩摩の板こうて
 板屋ぶきして門立てて
 門のぐるりに杉植えて
 杉の間に泣く鳥は
 がんかずいしょうか うのとりか
 
♪てんてんてまりの音の数
 ひふみつよついつ 六つと数えて
 七つになれば 私は尋常一年生
 あ~ うれしいな うれしいな

▼盆遊びの歌

♪だんだらぢょうちん とうもして
 きつねの嫁入り いたちの仲立ち
 さっさらほ さっさらほ