徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

♪なにをくよくよ川端柳

2015-06-10 19:27:41 | 音楽芸能
 上村元三さんが Facebook の中で都々逸について語っておられたのでふと思い出した。

なにをくよくよ川端柳 水の流れを見てくらす

 これは坂本龍馬の作とも高杉晋作の作ともいわれる都々逸である。「柳に風」なんていうことわざもあるが、要するに「しなやかに おだやかに生きましょう」ということを言っているのだろうと勝手に解釈している。この歳になると妙にその言葉が染みてくるのである。
 この都々逸は、熊本ゆかりの俗謡「東雲節(ストライキ節)」にも歌い込まれていてなじみ深い。


♪なにをくよくよ川端柳 こがるるなんとしょ
 水の流れを見てくらす
 東雲の暁の鐘 ごんとつきゃ辛いね
 てなことおっしゃいましたかね

♪祇園山(花岡山)から二本木見れば 倒るるなんとしょ
 金は無かしま(中島) 家も質(茂七)
 東雲のストライキ さりとは辛いね
 てなことおっしゃいましたかね