徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

余震のまにまに(4)

2016-04-22 12:00:46 | ファミリー
 昨夜は1週間ぶりに風呂に入ろうと、家内と二人で合志のユーパレス弁天へ。ところが、風呂の前には長蛇の列。特に女性浴場の方は、1時間以上も並んで待たなければ入れないという。僕も家内もすぐに心が折れて引き返した。しかし、よくよく考えてみると、避難所で暮らしている皆さんは毎日がこんなことの繰り返しなのだろう。あらためて避難所生活の大変さを思い知らされた。

 相変わらず余震は続いている。しばらく落ち着いているなと思っていると必ずドーンと来る。最近は地震速報も出ないことがよくある。体感は震度3ぐらいの衝撃は感じるのだが、速報が出る時と出ない時の違いは何なんだろう。それにしても、緊急地震速報と言うやつ。けたたましいアラームでビックリするが、役に立ったためしがない。鳴った時は既に治まっているか、なんの変化もないこともある。その信頼性は大いに疑問だ。
 ところで毎日見かける気象庁地震津波監視課長の会見だが、いつも言うことは「余震は減っているように見えるが、このまま収まるということではない。全体の活動は依然として活発な状態で、まだ1週間程度は激しい余震の可能性がある。」という説明。課長の感想というわけではないのだろうから、そう判断するデータがあるはずだ。時々はデータを示して説明してもらわないと、だんだん納得性が薄れてくる。

▼気が付けば目にも鮮やかな若葉の季節。穏やかな気持で若葉を愛でる日はいつ来るのだろう。

※写真は昨年4月22日のもの