徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

♪ 九月になれば Come September

2016-09-02 22:37:34 | 映画
 9月になると決まって思い出すのが、映画「九月になれば」(1961)のテーマ曲。映画は当時、ヒット映画の一つのパターンとなっていたアメリカ男とイタリア女のロマンチックコメディ。ハリウッドの美男俳優として人気が高かったロック・ハドソンとイタリアを代表するセクシー女優だったジーナ・ロロブリジーダの共演。このテーマ曲は映画にも出演しているポップス歌手ボビー・ダーリンが作曲し、自らも歌っているが、軽快でシンプルなメロディは今でも新鮮で名曲と言っていいだろう。
 そして、この「九月になれば」とともに必ず思い出すのが、当時、世界中で人気が高かったイタリアの女優たち。ジーナ・ロロブリジーダはもちろん、シルヴァーナ・マンガーノ、ソフィア・ローレン、クラウディア・カルディナーレなど。みんな野性的でグラマーでからだ中から色気を発散していた。イタリアで名をあげると必ずハリウッドに進出し、世界的な人気女優となって行った。最近のイタリア女優に、あの頃のようなパワー溢れる人が見当たらないがどこへ行ってしまったのだろう。
※右の写真は「パンと恋と夢」(1953)のジーナ・ロロブリジーダとヴィットリオ・デ・シーカ




にがい米(1948)のシルヴァーナ・マンガーノ ※右から3人目

 
河の女(1955)のソフィア・ローレン と 鞄を持った女(1961)のクラウディア・カルディナーレ