徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

梅紋のはなし。

2020-12-01 19:09:45 | 歴史
 毎年この時季になると気になるのが防府天満宮の御神幸祭。通称「裸坊祭(はだかぼうまつり)」は先週土曜日(28日)に行われた。しかし、コロナ感染防止のため、神職による神事のみが行われ、祭りの呼び物である裸坊奉仕は中止となったそうだ。42年も前、この裸坊祭に参加した防府勤務時代が懐かしい。
 ところで天満宮(天神さん)といえば「梅」を象った社紋で知られる。全国12,000社と言われる天満宮のほとんどが「梅花」「梅鉢」「梅星」などの社紋を使っているといわれる。これはご祭神の菅原道真公が梅をこよなく愛していたことに由来するという説が一般的だが、もともとあった六曜紋は「六梅星」とも呼ばれていたので菅公伝説を踏まえてデザインしたものという説もあるようだ。
 右の防府天満宮の巫女さんが着けているマスクには「梅鉢」の紋。そして下の太宰府天満宮の巫女さんの装束には「梅花」の紋が。


太宰府天満宮の巫女さん