徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

日高川甚句

2020-12-08 21:04:39 | 音楽芸能
 東海風流チャンネル(水野詩都子さん&本條秀五郎さん)の最新コンテンツ「日高川甚句」がアップされました。この唄は幕末に名古屋で流行ったという「きんらい節」別名「そうじゃおまへんか節」という俗謡の系譜に連なる民謡の一つで、熊本の「おてもやん」と姉妹関係にあたります。今回はお二人のアレンジが聴きどころです。
 歌詞の内容は、能や歌舞伎でおなじみ、「道成寺」の安珍と清姫の物語を唄っています。日高川は紀伊山地の高峰、護摩壇山(ごまだんざん)を源流とし和歌山県中部を流れて御坊で太平洋に注ぎます。
 僕は道成寺には行ったことがありませんが、御坊市の和歌山工業高専にリクルートに行っていましたので、日高川や太平洋の風景を懐かしく思い出します。


安珍と清姫