「彼方の光」 シェリー・ピアソル作 斎藤倫子訳 偕成社 2020.12
を読んだ。
帯に「実話をもとに描かれる、一気読みの逃亡劇」とあり。
そう先に読んでしまうと構えてしまうものだが、本当に一気読みとなった。
黒人奴隷の老人ハリソンと少年サミュエルの二人。
ある時、それは1859年9月のこと、
ハリソンは白人所有者のもとから逃亡しようと考えた、11歳のサミュエルとともに。
二人は北へカナディへ自由な空へたどり着くことができるのか。
原題は、 Trouble Don’t Last です。
Trouble Don’t Last → 彼方の光
に飛躍を感じて、本の中のどこかにこういう邦題になった説明があるのかなと思いつつ読み進めていったが、見つけることができなかった。
では組み合わせるのかな、書いてあることを?
Trouble Don’t Last → 自由になるための、終わりなき旅 → 彼方の光
と、帯の後半に出てきた表現「自由になるための、終わりなき旅」を間に挟んでみた。
無理があるかな。
Trouble Don’t Lastは出典があるような言葉なのかな。と他方面から探そうか。
ごにょごにょ検索していたら
B.B.キング トラブルス・ドント・ァスト
が出てきた。
下の方の〔日本語に翻訳〕を押した。
その日本語訳を読んで 少し腑に落ちた。