雑感日記

思ったこと、感じたことを、想い出を交えて書きたいと思います。

市議会議員選挙

2007-04-27 05:43:39 | 政治
4年に1度の統一地方選が終わった。
朝日の社説では「自立の芽を育てよう」という見出しで、今回の選挙を総括している。

その中で,「かってなく自立の芽が多く見受けられたと言える。」と評価し
お上頼りでない自立への意欲の表れが経営手腕を求めて、元市議ではなく元会社社長に再建を託した夕張市の例などを挙げている。

民間出身者であるから、経営手腕があるとは言えないが、
少なくとも従来のお役所のタテ型組織のスタンスでは、よく言われている「行財政改革」など、計画までは建てられるが実効は難しいのではなかろうか。

言葉は正確に使うべきで、今やっているのは「行財政改善」のレベルであろう。
「改革」とはスタンスを変える抜本的なことをやる時に使うべきと思っている。
ただ、今までの水準から言えば「改善」でも十分目標は達成できると思う。

目標数値そのもののレベルが、もともとそんなに高くはないように思える。
文句を言っている訳ではない。とにかく、意識が少しでも変わることはいいことだ。前進である。


もう一つ、投票率の低さを指摘して、この原因の一つに業界や旧来型の組織選挙の崩壊を挙げている。
「有権者が自らの判断で投票しようとして、そこで迷い立ち止まっているのだ。」と指摘している。

この指摘は当たっている。少なくとも私には、正直、真面目に投票しようとすればするほど、その判断材料に苦しんだ。
「迷える有権者に判断材料を提供するには,戸別訪問やインターネットの活用が有効だ。早急に解禁すべきだ。」と論じている。

exciteの方のブログだが、「丁度投票前日の夕方の感想」を書いている

朝日の社説は、そんな無党派層の迷いのことを言っているのだろう。



リンクついでに、
先日「無党派層」について思うところを述べたら、コメントなどいろいろ頂いたのでご紹介したい。

コメント
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