雑感日記

思ったこと、感じたことを、想い出を交えて書きたいと思います。

ハーレー恐るべし

2008-02-01 05:32:08 | 発想$感想
「ハーレー恐るべし」という題名で、カバン屋さんが、ひょこむにこんなブログをアップされた。

それ自体も面白いので、是非お読み頂きたいのだが、
全部そのままコピーするのも気が引けて、

これに対して、錚々たるひょこむのメンバーたちがコメントを寄せている。
これがまた面白いので順番に編集してお届けしてみたい。



まず、口火を切ったのは、私のブログにも多方面に亘ってコメントをくれる、
若手のホープ、博学多才な 「KJさん」 である。勿論バイクについてもパリパリである。
仙台の頃は服部カワサキとも、明石ではマイスターとも関係があり、KAZEかなにかのアルバイトもしたとか。


販売の世界では「商品ではなくストーリーを売れ」などと言われますが、そういう意味では、ハーレーのマーケティングは凄いですよ。販売戦略の教科書通りにストーリー(物語性)を売っている。
さらに凄いのは、それが「1903年ウィスコンシン州ミルウォーキー」から始まるHD社のストーリーだけではなくて、「子供の頃からずっとハーレーに憧れてて、ようやくその夢を実現しました。」なんて一種のサクセスストーリーを、購入者の脳内イメージとして販売しているって事です。
言い換えれば、「顧客自身の愛すべき過去を売る」という最先端ビジネスですよ。
気が付けば、僕ら世代、三十代にもユーザーが増えています。そして、決まって「昔からの憧れでした」などと言う。
僕ら世代では、あれは下品で遅いオッサンバイクであって、誰も憧れたりしてなかった筈なんですけどね。




これに応えて、著者のカバン屋さん。
単なるカバン屋さんでなく、Z1も1000台以上世界中から輸入されている。
ご自身で「Zオタク」とおっしゃるtoyamaさんが。


kjさん、こんばんは!
なるほどなるほどです♪
私もBimota Kb1やEGLI KAWASAKIなんて言うケッタイナバイクに大金払って喜んでいますが、確かに車体の乗り味なんて度外視して、それらのバイクの後ろに有るストーリーや、当時新車販売されていた頃の自分・・なんかに重ね合わせている部分が多々ございます。 そう考えて見ますと、カワサキのZ1・Z2も充分過ぎる程の物語性を持っていますよね! 凄く勉強になりました。
私もカバン屋として「RIMOWAの物語性」について少し考えてみます♪

ところで、最後の1行、「全く持って同感!」でございます(笑)





この話に、私もと入ってきたのが、
元全日本MXチャンピオン山本隆君。カワサキ当時の同僚で、星野一義を四輪の世界に引っ張った、仲間から天才とその才能を評価された、歳森康師君を引き合いに出して、

私も一言。
先日トモダチになった旧友のOLD★BOY歳森に「私の一番嫌いなHD乗ってるんやな!」と言いましたら「HDの良さを知らんな、国産には無い魅力やサービスがテンコ盛りや、今H社K社がなぜHDが売れてるか調べているそうやけど、俺に聞いたのが早いで!」と言うことでした。

たしかに私が知っているHDはセルは壊れる、ブレーキは利かない、カーブが曲がれない、100Km以上出すと壊れると言う観念が頭にインプットされています、たぶん石頭なんでしょうが?
私はやはり、ロードレースやモトクロス、トライアルが大好きで、60年代の英車、伊車のクラシックファンも変われそうに有りません。




これに、SPA直入でもよく走ったと言う。「久留米はラーメン屋」さん。
彼は、Z1000系の会員が100人近くもいる、J's-Limeの有力メンバーでもある。


こんばんは。
マーケティングとは、売れる仕組みを作ることと、そしてその時のニーズを知ることです。
それらをどう捉えるかが、大事なことなんでしょうね。今の国内の単車業界に持っていないものが、海外のメーカーには有るのでしょうね。
日本はこんなもんでは終わりません。




これに、カバン屋さんが

60おじさん様、こんばんは!
OLD★BOY歳森様もHDに乗ってらっしゃるのですか?
60おじさん様は、決して石頭では無いと思います。
私のHDのイメージも全く同じで、到底日本では使えないバイクって信じております。

久留米はラーメン様、こんばんは!
そうですよね、国内の単車業界のイメージ造りって、素人の私から見ても下手くそなような気がします。カワサキさんも、せっかく多くの物語を持っているのに、それを利用して食っているのはカワサキと関係の無い人間ばかりって気がします。こりゃハーレーに押されて当然って気がします。



こんなやりとりが、毎日いっぱいの「ひょこむ」のカワサキワールドです。

今日は、少々ほっとしてブログを書かずにサボろうと思ったのですが、
編集するのに結構掛かってしまいました。

コメント (2)
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