雑感日記

思ったこと、感じたことを、想い出を交えて書きたいと思います。

ノーベル賞より、梅田北ヤード、緑地化計画?

2008-10-09 04:19:45 | 発想$感想
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ノーベル賞、日本人が4人も受賞した。新聞の1面を大きく飾る大ニュースでおめでたいことではある。
だが、正直4人の名前は全然知らなかったし、受賞の中味も理科など不得手でよく解らない。

こちらのほうが解り易いし、興味関心があった。


昨日の朝日に、『梅田北ヤード、2期、緑地化提案』という見出しで、関西同友会の提言が載っている。
見出しを見ただけで、中味を読む前に、第一感 『大賛成』 であった。

大阪駅の北側、元貨物駅の面積どれくらいだったろうかと、
改めて地図を見て『これは凄い』と驚いたのである。

最近大阪にも長く行っていないが、大阪駅近郊が新しくいろいろ開発されてきたのは知っている。
新しい高層ビル群も立つようだし、阪急デパートも新しくなるとかこんな話は、悪い話ではないが従来の発想の延長上である。

大阪駅の北側は、私などのイメージは旧い貨物の鉄道線路ばかりの一帯であった。
あの汚い駅裏に、近代的な高層ビル群が立つのか。 そうか。 ぐらいで何の驚きも感慨も持たなかったのだが、そこを『大規模な緑地空間にする』という発想は、『何っ!』と立ち止まって振り返えさせる迫力がある。

私にとっては、どなたかのノーベル賞受賞より以上の、興味と関心を持って記事を読ませて頂いた。

関西同友会の篠崎由紀子委員長(都市生活研究所社長)に編集委員の多賀谷克彦氏が聞いている。

『なぜ緑地空間なのですか?』
『不動産取引の低迷で不動産需要が期待できないからではないですか?」
『財政事情の厳しい大阪市には難しいのでは?』
『大阪市にどう働きかけますか?』

と言うような鋭い質問に、

『第2期の開発のテーマは「環境」と決めました。17ヘクタールの広大な緑地空間は世界からも衆目されます』という基本コンセプトから、具体的に応えている。


何かと大阪府の橋下さんばかりが注目されて、大阪市にはいい話が無い。
対談は、
『平松市長にはプラス思考で決断して欲しい。』と結ばれている。


いまさら、どんな立派なビル群など造ってみても、世界の話題にはなったりはしない。
『地球温暖化』『環境問題』が叫ばれてる今、これは『最高のテーマ』である。
若し実現すれば、大阪のイメージが変わると思う。

それこそ、府も力いっぱいの後押しをして欲しい。
関西州の目玉として、それこそ世界の話題になるような計画を造って欲しい。

大阪に新しい高層ビル群が仮に出来たとしても、多分見に行く気にはならないが、
17ヘクタールの緑地が若し出来たら、何はさておいても一度はこの目で確かめてみたい。
それまで長生きしていたいと、夢見るようないい話である。
コメント
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