OMOI-KOMI - 我流の作法 -

For Ordinary Business People

タイムライン(google map)

2020-04-18 21:45:44 | 日記・エッセイ・コラム

 在宅勤務が続いているので、運動不足にならぬよう、天気のいい日は朝起きて近所を「散歩」するようにしています。

 ただ同じコースを歩くもの能がないので、毎日ルートを変えています。その記録としてgoogle mapの「タイムライン」機能を使ってみたのですが、これが思いの外難物で・・・、本来の機能を発揮させるのに少々手こずりました。

 設定では、「ロケーション履歴もON」「位置情報へのアクセスも許可」にしているので問題ないと思い、楽しみにスマホをポケットにいれて散歩開始。ですが、何度やってもタイムラインが記録されません。心当たりの設定を確認しても、原因がわかりませんでした。

 で、ようやく分かった犯人が「バッテリーセーバー」でした。
 確かに、これがONの時には「画面をオフにすると位置情報サービスは停止する」と「バッテリーセーバー」のヘルプには記載されているのですが、そこに気づきませんでした。
 「タイムライン」のヘルプには、バッテリーセーバー利用時の注意点は書かれていないんですね。

 androidスマホを使っている人でバッテリーの減少を気にしている人はそこそこいると思います。「バッテリーセーバーをON」にしている人も多いでしょうから、そのあたりもちょっと意識してヘルプの説明を充実させて欲しいですね。
 まあ、いかにもgoogleのヘルプという感じもしますが・・・。

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恒例 有田“日帰り”ツアー

2020-01-13 14:33:15 | 日記・エッセイ・コラム

 有田の町(佐賀県)が気に入って、ここ数年、年に2回ほどのペースで“日帰り”で訪れています。
 今回は、訪問先でいろいろなお話を伺う機会がありました。

 ・有田陶磁美術館 : 必見の展示品やその背景
   → https://www.arita.jp/spot/post.html
 ・旧田代家西洋館 : 有田の町や陶磁器製造の歴史
   → https://www.arita.jp/spot/post_23.html
 ・忠次舘(チャイナ・オン・ザ・パーク): 登り窯での作品の特徴
   → https://www.fukagawa-seiji.co.jp/news/2019/2019-10-08.php
等々、時間があればいくらでもお聞きしたい興味深い内容でした。

 あと、今回の新発見。
 有田に行ったときは必ず訪れる「深川製磁」と“北海道”との縁
 深川製磁2代目社長 深川進の妻「敏子」さんは1905年北海道・旭川生まれで、チャイナ・オン・ザ・パークにある「敏子メモリアルガーデン」は、敏子さんの思い出の花ラベンダーを植えたものだそうです。(写真はその記念碑です)

 

 その他の写真は、今回訪れたお店。
 ・アリタポーセリンラボ
 ・明治夢庵
 ・忠次舘(チャイナ・オン・ザ・パーク)
 ランチやお茶をしても、そこで供される食器はすべて「有田焼」。それも楽しみですね。

 その中から、今回は「明治夢庵」さんのご紹介です。
 有田に行くたびに決まってお邪魔していて、もう4・5回目になります。
 土日しか開いていないのですが、お店の雰囲気・品揃え・カフェの内装・デザートやドリンク、すべてに“センスのよさ”が溢れているとても居心地のいいカフェです。
 昨日(1月12日)も伺ったのですが、ちょうど「鏡開き」とのことで “きな粉餅(妻はぜんざい)”をいただきました。
 細やかな心遣いが染み入りますね。ありがとうございました。

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ウルトラマン

2014-10-13 21:08:17 | 日記・エッセイ・コラム

 少しずつ見続けていた「ウルトラマン」全39話を見終わりました。
 私は、この作品を小学生のころ毎週熱中して見ていた世代です。

 改めて見直してみると、こどもの工作のような貧弱な仕掛けもあれば、よくもまあこれほどの物を手作業で作り上げたなと感嘆するようなセットもあって、この落差がとても楽しいですね。

 脚本や演出にも、今では許されないような個性と遊び心が溢れていて、テレビ黎明期のマグマを感じます。

 その中でもやはり“実相寺昭雄”監督のインパクトは別格です。
 実相寺監督といえば「ウルトラセブン」で、モロボシ・ダンとメトロン星人が畳敷きの部屋で卓袱台を挟んで語り合うシーンが有名ですが、この「ウルトラマン」シリーズでも、ジャミラやシーボーズといった強いメッセージ性をもった怪獣を産み出しています。

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あけましておめでとうございます

2009-01-01 16:13:07 | 日記・エッセイ・コラム

新年、あけましておめでとうございます。
 
 今年は、穏やかな陽気の年明けとなりました。
 
 いつもの読書の方は、今年もぼちぼちと、年間100冊を目安に読んでいきたいと思います。

 昨年は、古典系の割合がちょっと少なかったので、今年は原点にもどって岩波文庫を増やしましょうか。
 そのほか、あまり好みではない小説もしっかりしたものを少しは読んでみたいと思いますし、軽いエッセイも自分と違った感性に触れる意味で欠かせないものだと思っています。
 通勤電車の中での読書が中心なので、人ごみの中で開ける文庫・新書は重宝するのですが、最近の大量生産的な「新書」は玉石混交です。
 
 ともかく食わず嫌いを減らして、いい本に出会えればと思います。
 
 あと、このブログも読書の記録になりつつありますが、今年は、以前のように「ちょっとした気づきのコメント」を少しずつ復活させようかと考えています。
 
 まあ、いずれにしても、コツコツと自然体で書き重ねていきましょう。
 

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2007年 元日

2007-01-01 01:10:38 | 日記・エッセイ・コラム

Inosisi  あけましておめでとうございます。

 昨年は、半ば仕事がらBlogはもとよりSNS(mixi、GREE、ものしり天狗coco★ist)、写真投稿サイト(OCNフォトフレンド)、動画投稿サイト(ClipLife)等に登録してみました。

 そういったバーチャルなコミュニケーションから、偶然にもリアルなコミュニケーションにつながったこともありました。
 Blogで知り合ったtakekuraさんと仕事関係でお目にかかる機会ができたのはその最たる好例でした。

 いろいろと登録してみて再認識したことは、至極当然ではありますが、自らがコミュニティに乗り出して行かないと参加している意味がないということです。
 単なるread onlyの傍観者では、せっかくのコミュニケーションを広げ深める貴重な機会を無駄にしていることになります。

 今年はちょっと踏み出してみるかなと思っています。

 読書については、昨年はじっくり読むことが少なかったように感じています。
 あれやこれやいろいろなジャンルの本を読んで見たのですが、どれも同じような力加減で読んでいました。

 今年は、食わず嫌いをなくして、さらにジャンルを広げたいと思います。と同時に、手を抜いて読むものと腰を落ち着けて読むものとのメリハリをつけてみましょう。
 腰を落ち着けてという点では、昨年読んだ本のうちこれはと思うものをもう一度読むのもいいかもしれません。(私は、同じ本を読むことはほとんどないので・・・(今までに二度読んだ記憶があるのは、夏目漱石の「私の個人主義」ぐらいでしょうか))

 読書はマイペースで、通勤電車の中でぼちぼちと続けましょう。

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2006年 大晦日

2006-12-31 23:00:50 | 日記・エッセイ・コラム

Marcus_aurelius_kiba_2   年末にあたって、今年読んだ本を振り返ってみました。

 例のごとく乱読で節操のない読書でしたが、その中で「これはいい本だった」と思ったものを覚えとして書き記しておこうと思います。
 どれが一番ということでもありません。

 まずは、m-funさんに紹介されたマルクス・アウレーリウスの「自省録」。この本はいつかもう一度読みたくなる気がします。
 吉野源三郎氏の「君たちはどう生きるか」は、中学校ころに読んでおきたいと思った本でした。

 有名なわりに今まで読んだことのなかった作家の本としては、塩野七生さんの「マキアヴェッリ語録」。これは、以前「君主論」を読んだ流れで手にとってみたものです。
 また、いつも参考にさせていただいているふとっちょパパさんのお薦めで、内田百閒氏米原万理氏日垣隆氏の本も初めて読みました。
 どれも面白かったのですが、ふとっちょパパさんからの紹介で、特にこれはヒットだと思った本がありました。権八成樹氏の「花を売らない花売り娘の物語」です。実践的マーケティングの本としての意味に止まらない、著者の人柄そのものが魅力として迸る深みのあるものでした。

 旬の本としては、梅田望夫氏の「ウェブ進化論」。Web2.0企業を分かりやすく解き明かしてくれました。ベストセラーも頷ける読みやすさでした。
 まったく違ったジャンルでの旬の本は、木村元彦氏の「オシムの言葉」でしょう。折りしもサッカー日本代表監督に就任したタイミングで話題性も十分でした。が、それ以上に、本の内容は、旧ユーゴスラビアの内戦を背景にしたドキュメンタリーとしても耐えうるものだと思いました。

 日本の伝統文化の関係では、宮本常一氏の「忘れられた日本人」西岡常一氏の「木のいのち木のこころ」が記憶に残ります。いずれも著者の気骨がそのままに写された名著です。
 日本文化といえば、結構インパクトがあったのが坂口安吾氏のエッセイ集「日本文化私観」。有名な「堕落論」をはじめ坂口イズムは強烈でした。

 ほとんど読まない小説系では、辻邦生氏の「安土往還記」が、独特の描写で非常に新鮮でした。

 また、科学関係は、アインシュタインがらみの本を何冊か読みましたが、やはり理解できずでした。村上陽一郎氏の「新しい科学論」で科学史のさわりに触れたくらいでしょうか。

 最後に、私の読書の一つのきっかけなのですが、「社会の教科書に出てくるくらいの本は、少しでも読んでおきたい」との動機から、記憶に残る3冊。
 プラトンの「ソクラテスの弁明」デカルトの「方法序説」福沢諭吉の「学問のすゝめ」
 どれもお勧めです。

 さて、大晦日。

 本の話題を離れて、私にとって今年最も鮮烈だった出来事。
(政治・経済・社会問題といろいろな出来事がありましたが、そういったジャンルは一旦横に置くとして・・・)何かひとつ選ぶとすると「ドイツワールドカップ決勝でのジダンの退場」でした。
 金色のワールドカップ(優勝杯)の脇を通りすぎてピッチを去るジダンの後ろ姿は、何とも言葉になりませんでした。(私は、昔、サッカー小僧だったのです)

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ついにドイツW杯が始まりました!

2006-06-10 01:00:06 | 日記・エッセイ・コラム

 実は、私は結構サッカーが好きです。

 ワールドカップは、1978年第11回アルゼンチン大会あたりから記憶にあります。
 2002年第17回日韓共催大会から、もう4年経ってしまいました。(あの時は、カメルーンvsサウジアラビアという地味な試合をスーツ姿で見に行きました。)

 いよいよ第18回ドイツ大会が始まります。

 前回の日韓大会あたりからW杯の情報もWebや携帯でチェックするのが当たり前になってきました。

 今回の私のお勧めの携帯サイトは「日本!ワールドサッカー」での「2006 FIFAワールドカップ」特集です。

 試合ハイライトなどの各種映像コンテンツ配信はもちろん、専門家による全64試合のレポート、出場国の代表チームの戦力分析などかなり充実したコンテンツです。

 関心のある方は是非のぞいてみてください。

 http://go11.ocn.ne.jp/mobile/index.html

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猪瀬さんと太田さん

2006-03-12 19:32:24 | 日記・エッセイ・コラム

 先週の週末、お付き合いのあるお客様向けの会社主催セミナーがあり、私もアテンド役で行ってきました。
 社外からは昼間の講演会で作家の猪瀬直樹さん、夜のアトラクションで歌手の太田裕美さんをお招きしました。

Inose  猪瀬さんの講演は、数ページの資料をもとに、いくつかの最近の民営化議論をテーマにしたものでした。マスコミ等への登場が非常に多い方ではありますが、軽薄な暴露話・裏話的な話はほとんどなく、分かりやすいきちんとしたお話をしていただきました。

 話は(やはり猪瀬さんですから)日本道路公団民営化議論を中心に、地方行政経費の問題・国有地解放の問題・空洞化する日本農業の問題等に関する内容でしたが、どれも具体的な数字をベースに、行政官庁の常識が一般常識からどれほど遊離した実態になっているのかを明瞭に絵解きしていただいた感じです。

 「何かをしようとしたときに、邪魔しているものが何かを考えると(問題点が)見えてくる」―― 民営化議論の視点としての猪瀬さんのメッセージでした。
(参加者に対して、3月9日に発売になったばかりの猪瀬さんの著書「この国のゆくえ」(猪瀬さんの直筆サイン入り)が配られたので、またおいおい読んで見ようを思います。)

Ota_hiromi  さて、夜は太田裕美さんです。
 今回参加のお客様の年齢層はもう少し高かったので、太田裕美さん全盛期とはちょっとずれていたようですが、それでも結構盛り上がっていました。
 私はといえば、彼女のデビューが1974年ですから、彼女の活躍時期が私の中学・高校・大学時代とばっちり重なっていて、かなり得した気分でした。

  • 赤いハイヒール
  • 九月の雨
  • ドール
  • 雨だれ
  • 君と歩いた青春 (作詞・作曲:伊勢正三)
  • さらばシベリア鉄道 (作曲:大瀧詠一)
  • 木綿のハンカチーフ 等々

とくると・・・(当時、特にファンというわけではなかったのですが、)最高ですね。
 太田裕美さん自身、おしゃべりの中で、ご自身のことを「パートタイムシンガー」とおっしゃっていましたが、素直な詩ときれいなメロディ、それに合ったアコースティックな歌声はやっぱりいいですね。

 彼女の曲のうちメジャーなものは、作詞:松本隆、作曲:筒美京平のコンビによるものが多かったと思います。が、それでも、あの当時から、吉田拓郎・伊勢正三・大瀧詠一・宇崎竜童等々、それなりのミュージシャンとコラボしていました。
(しかし、改めて思うに、私も「年」です・・・冷静に考えてみると、彼女はデビューしてもう30年以上・・・ですから)

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美しい風景

2006-01-09 09:06:36 | 日記・エッセイ・コラム

 「悪い景観100景」というホームページがあります。
 これは「美しい景観を創る会」のメンバーが、日本の都市・農村・漁村などの景観の中から「悪い景観事例」を選定したものとのことです。

 最近、とみに「景観」が話題にのぼることが多くなったように思います。私の住んでいる街でもJR駅舎の保存の是非が喧しく議論されています。
 この流行は、もちろん環境問題への関心の高まりによるものでしょうが、行政的側面からは「景観緑三法」が施行されたことが背景にあるようです。

 昨年末あたりから、その悪しき例の象徴的なものとしては、東京日本橋付近の景観が取りざたされています。
 私も何度か通っていますが、確かに頭上を高速道路が覆いかぶさって決して気分のいい場所ではありません。「これがあの日本橋?」という感覚は私ならずとも訪れた方々は思うことでしょう。
 「日本橋の青空復活2016年めざし、国交省が調査費」といった報道も見られます。

 風景の大事さは否定しません。非常に重要なことです。
 ただ、たとえば日本橋の首都高速道路のルート変更に数千億円かかるということになると、ちょと気になり始めます。
 この手の話は、「景観を守れという人」「その地に直接のかかわりのある人(住んでいる人)」「その保全・改善ために負担する人」が別々の場合が多いのです。特に「負担する人」はこれによりメリットを受ける人ではなく、場合によっては知らないうちに負担させられてしまうのです。

 大事にしなくてはならない風景は、まだまだいくらでもありますし、それは、そんなにお金をかけなくても大切にできるはずです。

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似て非なる・・・

2005-07-23 19:36:15 | 日記・エッセイ・コラム

 つい最近、私の友人から聞いた話です。

 同じ仕事を2~3年程度やっていると、人は「この仕事は、○○さんにしかできない」といって、その専門性を称えてくれるようになります。

 でも、同じ仕事を7年も8年もそれ以上やっていると、人は「○○さんは、この仕事しかできない」と言うようになるとのことです。(彼は同じ仕事を11年間も担当していました)

 「・・・しかできない」というのは同じですが、言葉の順序が替わるだけで意味は天地ほど違ってしまいます。
 人ごととは思えません。私もまさにそんな状況でした。

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真面目な車内放送

2005-07-11 23:48:04 | 日記・エッセイ・コラム

 今読んでいる本(東京路上探検記)の影響から、このところ日常の中でのちょっとしたことに意識して気を配ってみようと心がけています。

 そんな折、今日会社に行く途中、神田駅で乗ったJR山の手線でこんな車内放送がありました。
 「ただいま9号車の冷房が故障しております。お手持ちの扇子・団扇・下敷きをご活用ください。」
 一瞬不意打ちを食らった感覚で、真面目なアナウンスなのかジョークなのか判別がつきませんでした。
 ただ、次の東京駅でも、
 「ただいま9号車の冷房が故障しております。他の車両にお移りになるか、お手持ちの扇子・団扇・下敷きをご活用ください。」
とアナウンスしていたので、おそらく真面目なのだと思います。

 堂々と「お手持ちの扇子・団扇・下敷きをご活用ください。」とアドバイスするその内容にも驚きましたが、「下敷き」とまで言われて本心ウケけました。
 すらすらと放送していたので、ひょっとするとJRのアナウンスのマニュアルに記載されているのでしょうか?だとするとそれを考えた人もすごいものです。「扇子」「団扇」までは思いつくとしても「下敷き」まで思いつくのは並大抵のセンスではありません。(そもそも、ここまで言う必要があるのかは???ですが、)
 また、それを公式のマニュアルに採用したのだとしたら、その判断した人もすごいです。(冗談でマニュアル化しないでしょうから、心底真面目に考えたのでしょう・・・)

 もし、(公式マニュアルではなく、)車掌さんのアドリブだとしたら、これまた「座布団1枚!」ものだと思います。おそらくその車掌さんは、学生時代、冷房の入っていない教室で、下敷きで扇ぎながら(退屈な授業を)耐えていたのでしょう。

 ただ・・・、車内放送が流れてもまわりに乗っていた人は全く動揺?していなかったので、ひょっとすると???と感じたのは私だけで、世間一般的にはおかしなアナウンスではなかったのかもしれません・・・

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Googleとジャーナリズム

2005-05-16 00:29:15 | 日記・エッセイ・コラム
 先日、あるフォーラムでノンフィクション作家の山根一眞氏の講演を聞きました。

 その中で氏は、Googleで提供されている「複数の新聞を横断的に検索し記事を収集してくるサイト」に関して、「これは、マルチメディアではあるがジャーナリズムではなくなる」とコメントされていました。

 山根氏の主張はこういうことです。
 そもそも新聞というものは、記者(新聞社)がある視点をもって取材し編集して世の中にひとつの意図のあるメッセージを訴えるものである。しかしながら、Googleのサービスのように複数の新聞をあるキーワードで検索・収集し、同様の記事を機械的に配置して1viewで見せるとなると、そのページは主義主張の異なる記事の単なる雑多な寄せ集めになってしまう。そして、そこには一定のメッセージなどなくなってしまう。これではジャーナリズムの否定につながる というものです。(本来のジャーナリズムは、主張と反論のインタラクティブな関係により健全化が図られるべきということだと思います)

 さて、こうなってくると、今まで以上に読み手の「情報ハンドリング能力」「情報目利き力」「情報咀嚼能力」が問われるようになります。すなわち、1viewで並べられたいくつもの記事(情報)を見て、その中から価値のあるものを選別し、(事実として開陳されている事項のバラツキはもちろん)それぞれの記事の編集意図とメッセージを注意深く「相似と相違」を意識しながら頭に入れてゆくというプロセスが必須になるということです。
 これがキチンとできないと「和洋中バイキング」のように、満腹にはなりますが、一体何を食べたのが皆目分からなくなってしまいます。


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鶴岡

2005-02-11 17:37:11 | 日記・エッセイ・コラム
 1年ほど前の経験。

 庄内空港から鶴岡市内までの途中に、あたりの人口点在度と不具合な郊外型大規模店舗が見えた。それと反比例するように市の中央部には全く活気が見られない。
 何故、典型的な衰退傾向の地方都市に、慶応大学は研究施設としてのタウンキャンパスを作ったのか。
 施設建設をプロデュースした妹尾教授曰く、「誘致を訴える市長の教養が決めてだった。」

 市の若手課長は、バイタリティに溢れ幾多のプロジェクト・イベントを推進している。地方都市の公務員のイメージとは程遠い。往年の名横綱柏戸の親戚とか。

 地元の高校校長を辞した後、廃校・取り壊し予定だった校舎を利用し、地元のお年寄りの方の「生涯学習」の場をつくりあげた方もいた。自分と同い年ぐらいの方は、若いころ勉強したくてもできなかった。みんな集団就職とかで働きに出た。自分は幸いにも親が上の学校に行かせてくれた。あのころ、勉強したくてもできなかった同年代の方の、そのやる気に応えたいと言う。

 生涯学習施設「里仁館」

 鶴岡。「雷」と「絹」、「たそがれ清兵衛」。




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