飄(つむじ風)

純粋な理知をブログに注ぐ。

デービット・アイクの公式HP・ブログ日本版発進!!!

2008-03-11 12:21:31 | ニュース

デービット・アイク日本語版公式ホームページ・ブログ発進!!
デービット・アイクとは何者か?
デービット・アイクは何を語らんとするか?

本物か?
それには、何より接し、触れることが先決である。


デービット・アイクは、自ら変容し、世に変容を促す
使命を抱く高貴の魂である。!!


批評・批判は大いに必要であるが、まず、内奥に触れることが
肝心である。その意味で、今回の発進はすばらしい出来事だ!!!

  一部を抜粋転載し、是非、ご覧になられることを推奨する。人柄と見識、感性を味わうことが出来る。本物が何か、識別するのは各自に委ねられる。

http://www.davidicke.jp/blog/
http://www.davidicke.jp/blog/thanku-you-japan/
http://www.davidicke.jp/blog/nl0106/
http://www.davidicke.jp/blog/nl0107/

【一部転載開始】

「流れ」の欠如・・・・・・

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・・・・・・生命の欠如

みなさん、こんにちは。

2~3週間前、日本滞在中に2、3日、体調がすぐれない日があり、伝統的な日本人治療師が来てくれました。前回6年前に日本を訪れたときも、とても上手に治療してくれた素晴らしい人である。

私をざっと一瞥すると彼から笑顔が消えた。日本語の話し声のトーンに、遺言書に署名・封印することにしていてよかったと思えてきた。あとでそれほど悪い状態でないことがわかったが、良い状態でもないのは確かだった。

その日本人治療師と、ここイングランドの偉大なる友人で治療の名人であるマイク・ランバートとの対話から学んだことは、感情(emotion)が私の身体に与えてきた残忍なまでのインパクトである。

みなさんが同じ目に遭わないように、注意を投げかけておきたい。

私はもうじき死ぬということでも、明日にでも心臓発作で卒倒するということでもない。どちらかといえば十年前、それ以上前よりはずっと良い状態である。その理由? それは、感情。正確には未処理の感情である。

私が言っている感情とは、恐怖、罪悪、不満、抑圧、その類からくる低い振動(波動)の状態のことである。感情は、この狂った世界で、多くの人々を苦しめている。まさに感情的な暗殺者集団であり、病気(dis-ease, 反・安らぎ)と「死」の圧倒的な原因である。

江本勝博士の研究によって、言葉と感情がエネルギーにどう作用するかがわかる。

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これは愛情や優しい言葉を浴びせた水の結晶。

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これは「ありがとう」の言葉を浴びせた水の結晶。

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そしてこれが「吐き気がする、殺すぞ」という言葉を浴びせられたときの状態である。

身体の大部分は水だから、感情が毎日身体に与えるに違いない影響は、想像できるというものだ。

私はずっと感情的な人間だった。子供のときからそうだが、重要なのは、私は自分が感じた感情の大きさを表に出すような人間ではなかった。殆どの感情は私の内側に「管理されて」とどまった。

感情のエネルギーは無視しても、蓋をかぶせても、決して消滅しない。カチカチと時を待つ時限爆弾だった。肉体コンピュータは感情を何とか処理しなければならず、ひとまず自身を守るためにいろいろな場所に貯蔵することで当座の影響から逃れようとする。

(中略)

私は過去20年間に甚大なフラストレーションと絶望を感じてきた。特にこの十年、そしてこの3年は特に。私は胸が破 裂するのではないかと思い、失恋で死ぬというのもまったく不思議でない気がした。またしても、それは動きを止める感情から来る。停滞が密度を増し、緊張 し、心臓発作などの症状となって現れる。

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感情を簡単に表に出せる人が羨ましかった。一秒で泣くことができる人もいる。彼らは「感情的」な人と言われるが、誰しもそれなりに感情的である。感情的、非感情的という分類は、感情をどれだけ隠すことができるかという尺度に過ぎず、われわれは皆感情的である。

「男 は泣かない」とプログラミングされる。そうすると「立派な男」は心臓を悪くするかガンで早めに墓に入ることになる。マッチョは早死にする。簡単に泣ける人 は感情を処理しているのだ。感情を流れるに任せ、感情に動きを与えている。涙をこらえる人は身体に毒の小包を届け置きしているようなものだ。

私は悲劇や悲嘆では泣かない。めったに。どんな状況であろうとも、泣くよりは行動したいという感情をもつ。もしくは、胸の痛みが絶望で数段引き上げられるだけである。

今までの人生でもそうだったが、幸福と喜びには、すぐに泣いてしまう。ゴミのような映画でも、誰かを幸せにしたり、何か親切な行為を見ると、すぐに泣いてしまう。『ノッティング・ヒルの恋人 Notting Hill 』や『若草の祈り The Railway Children 』を見るときは必ずまぶたに涙をためている。同じ部屋の人に気付かれないように隠すのだが、おかしな雰囲気になってしまう。

幸せ、喜び、親切に対してはいとも簡単に泣くことができるのに、怒り、絶望と、変えたいという意欲をともなった困難や惨事に対しては涙がでないことをずっと不思議に思っていた。

し かし、生来の絶望の痛みと、他人の喜びに対する喜びの涙とのつながりがわかり始めてきた。絶望は、私たちは本当は誰なのか、どこから来たのかという記憶が 引き金になっている。涙は、この支配され、混乱した世界においてさえ愛と喜び、大変な親切行為がその気になれば可能であることを見ることによって流れる。 私たちが誰であり、どこから来たのかを思い出させるためのものである。

涙は感情を現すから、私は涙をこらえることができる。しかし、私は自由に動かないといけないから、私の健康のために、絶望とフラストレーションは去らなければならない。そうしよう。難しいだろうけどね。

そうそう、感情ストレスを解消する一番の方法は、

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笑ってみよう!            (翻訳者チーム:ひつじ)

(後略)                  【転載終了】


【一部転載②開始】

宗教、「教育」、戦争、そして西洋化。

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かくしてイルミナティは東洋を征服した。

みなさん、こんにちは。

大変実りのある日本での講演旅行から戻ってきました。イルミナティと、その東洋の伝統文化と知恵の征服についてとても興味深い会話をした。

またしても、この21世紀初頭に予定されている結実を迎えんとする何百年にもおよぶ世界征服への例の青写真が露呈した。世界中で発見してきたことを日本でも発見した。伝統文化への浸透の企ては、16世紀のイエズス会までさかのぼる。

イエズス教団は、キリスト教の衣をまとったファシスト活動組織であり、実体はイルミナティ・ネットワークのエリート秘密結社である。イルミナティには、二つの階層化組織がある。一つは公けのもの、もう一つは実権をもつ影のものである。

し たがって、バビロン教会が移転したものに過ぎないローマ教会とも一体である。血統によって結びついた陰謀団が、ローマに定住したとき、バビロン教会(現在 のイラク)の信条、儀式、シンボルが単純に名前を替えてリサイクルされた道程を、私はこれまでながなが長期に亘ってと詳述してきた。イエズス教団のシンボ ルが太陽であることは偶然の一致ではない。

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「前 線」組織はキリスト教の普及を促進する。キリスト教は、太陽崇拝者、カエサル・フラウィウス・コンスタンティヌスによってローマ国教として導入された。彼 はコンスタンティヌス大帝とも称され、AD325年のニケア(ニカイア)会議にて、キリスト教徒が今日に至るまで守らなければならない教義を課した。その 時、コンスタンティヌスの統治下にあるキリスト教の司教が「イエス・キリスト」は誰だったのかという微妙な問題を決議した。

賢いやつらだ。彼らは、壮絶な対立と不和が渦巻くなかで、今日のキリスト教の基礎として引き継がれているニカイア信条を編集した。ニカイア信条には、「イエス・キリスト」の「最終」版が折り込まれた。

われわれは一つの神を信じる、イエス・キリスト
神のひとり子
永遠に父なる神のひとり子
神からの神、光からの光
真の神からの真の神
作られたものではなく
父なる神と共にある存在から生まれた

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(左)公式のキリスト教義の創設者コンスタンティヌ帝は実は太陽を崇拝(ソル・インヴィクタス)していた。
(右)現在のトルコ北西部イズニクで行われたニケア会議の様子。

イエスと「彼」の宗教についての、この息切れしそうに長ったらしく尻切れトンボの言葉は、本当の意味をぼやかすためにお役所言葉で書かれた現代の法律のようだ。

ニケア信条の場合、バビロンの古い太陽男神と月の女神の宗教が別の装いをまとったものが、「新」キリスト教である事実を隠すためであった。もちろん内部のエリートはこれを知っていた。一般大衆には知られたくなかったのである。

どの宗教でも同じだが、教会や修道服を着た僧侶というキリスト教の表の顔がある。そして、全部ペテンでありバビロンの「純粋」なサタン教の従属物だと知っている秘密の裏側の聖なる場所がある。

実際に、キリスト教の背後にあってコントロールしている力は、宗教でも何でもない。それは古代の密教スクールで教えられた上級秘儀の知識の変質したものから出現した、秘密結社のネットワークである。

ローマ教会の外側の信徒たちは、聖書を文字通り解釈するように教えられるが、内部の者は聖書の大半はバビロンとどこぞの密教ドクトリンをシンボル化して表現したものだと知っている。これは新約でもユダヤ教の旧約でも同じく真実である。

ローマ教会では、外側の階層組織と内側の階層組織がはっきりしている。一つは法王(現在は元ナチス青年隊だったベネ ディクト16世)と世界中の主教、司祭たちの軍勢によって統率される。彼らの仕事はローマ・カトリックの公式バージョンの宣伝であり、その多くは自分たち の言っていることが本当だと思ってやっている。

秘密の聖なる内側組織はイエズス会と、その連盟組織であるオプス・デイ、テンプル騎士団、マルタ騎士団などによって率いられる。これらは全てキリスト教の仮面に隠れた秘密結社であり、その中で最強なのがイエスの会、イエズスである。

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二人の法王。公式の法王、ヨゼフ・ラッツィンガーと、黒い法王といわれる
イエズス会の新総長アドルフォ・ニコラス。ニコラスはその半生を日本で過ごした。

イエズス会は何百年にもわたって目立たないように活動し、成果をあげてきた。宗教、政治、銀行、ビジネス、メディア、軍事などの領域における彼らの世界的な支配の全貌はごく最近になってひょうめんか人々の目の前に現象化し始めた。現在もなお全面曝露の途上にある。

イ エズス会は、1491年スペインキプニアのバスク地方のロヨラ城に生まれたスペインの貴族、イグナチウス・ロヨラと言う人物によって、設立された。彼とそ の同志は、イエズス会を1537年に設立し、1540年に法王の承認を得た。彼らは自分たちのことをLos Alumbrados(輝くもの)と称した。

(中略)

「オックスフォードは19世紀に初の日本人学生を迎えた。岩倉具経、当時の右大臣・岩倉具視の三男は、オックスフォードの最初の日本人学生の一人である。1873年にオックスフォードのベーリアル・カレッジを始めとして、その後、何人かの日本のエリートの子息が続いた。

女子の教育もした。日本初の私立女子高等学校を創設した津田梅子は聖ヒルダズ・カレッジで学んだ。当大学は日本の皇室との親しい関係に恵まれ、1920年代には秩父宮親王殿下がオックスフォードに学び、最近では皇太子徳仁と皇太子妃雅子が学んだ」

フ ランシスコ・ザビエルとイエズス会創始者が、国民全体に影響させるために支配階級の思考をターゲットにして小規模に行ったことは、現在、大規模な成功をお さめ、イルミナティの文化(西洋化といえば馴染みがあろうか)の強要によって伝統的な日本は急速に奪われた。オックスフォード大学は得意げに言う。

「われわれは数多くの緊密な共同研究の関係をさまざまな日本の大学、企業、非営利団体との間にもっており、その研究分野は文化人類学から歴史、物理、医療まで広範囲である」

20世紀に乗っ取りは完了し、かつての自給自足の日本は、容赦ない世界貿易システムへの依存に置き換えられた。二つの原子爆弾が長崎と広島に投下された。戦争を終結するために仕方ないことと聞かされていたが、本当の理由は二重である。

1) 原子爆弾の徹底的な破壊力についておぞましい証拠を提供すること。それによって、恐怖心を煽り、第二次世界戦争のあとに続くべく長期計画されている「冷戦」における操作・支配をしやすくすること。

2) どのような形であろうと日本が自立する道を完全に絶ち、その経済と資源をタダ同然で獲得できるようにすること。

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長崎。「西洋」が日本を征服した日。

先 週、東京を一望する機会が数回あった。その眺めにはビックリした。アメリカの超高層ビル街でも、本当に高い建物は一部のエリアに限られているが、東京では 水平線から水平線まで続いている。いろんな意味で日本は「西洋」よりも「西洋」になった。広告の看板や単調なコンクリートによって伝統的な文化は片隅に追 いやられている。

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空港までの道中、直線道路とコンクリート・ブロックの中に伝統的で美しい日本の建築物が見えた。その対照性、魂が込められた場とそうでない場のあることに気付いてハッとなった。

かつて多様で美しかったこの惑星にイルミナティは何をしてきたのか、ひととき思いを巡らせた。パラダイスを取り上げて、肥溜めに変えた。経済的な成功はもとより、経済的な生き残りのために、もっと早くこの惑星を取り壊すよう「システム」が要求する場所に。

要するに、ますます安全でなくなる避難所に人々は殺到してゆくのである。

こ こに、かつては魅惑的で独特の文化をもっていながら、いまや消費に溺れ、奇跡の経済成長が刻々と吐き出す汚染のために顔を覆っている日本がある。政府や産 業界にいるイルミナティのエージェントがふりまいた幻想がわたしたちの惑星にしてきたことだ。魂のない狂人によって作られ、押し付けられたものであるがゆ えに、世界は魂の抜けた均一文化になっていく。

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イ エズス会とその仲間の秘密結社は、豊富な知恵と英知を持つもう一つの地、中国でも同じことをやって踏みにじった。アヘン戦争(またもジャーディン・マセソ ンが絡む)や、邪悪なフリーメーソンであった毛沢東主席の、仕組まれた「共産主義」革命を通じて。そして今は「西洋化」が進展しすぎてしまい、中国はこの 惑星の最大の資源消費者と汚染者になっている。

しかし、東洋に対する戦争の、本 来の目的は、自然への戦争ではない。自然はものすごい遺産であるけれども。それは知恵への戦争である。アフリカ、南北アメリカ、他のどこでもそうだったよ うに。手口はこうだ。真実の本質に関する古来の英知の源を抑圧したうえで、宗教、科学、メディアを使ってニセ物の生命、生き方を思い込ませる。人々を五感 の中に閉じ込めるために。

感激したことに、私は先週日本で、多くのハート、心が、再び目覚め始め、自分が本当は誰なのか、記憶を取り戻しつつあるのを見た。そして、周囲を取り囲む狂気に断じて屈しない多くの魂を。【一部転載②終了】


アメリカ炎上!!⑯

2008-03-11 09:42:04 | 日本

『アメリカ炎上』転載弟16弾!!

     小石 泉(牧師)著

大患難時代

Photo
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 新約聖書の福音書や書簡や黙示録に終わりの時代に激しい迫害が起こると言う予言がある。このことをキリスト教会では昔から大患難時代と呼んで来た。(日本のキリスト教会ではなぜか艱難とは書かない)これはその後ローマ帝国による大迫害として実現した。しかし、終末の時代にもう一度起こるとキリスト教会では言い習わされている。

 もっとも終末のでなくとも、いつの時代でもキリスト教への迫害は世界の至るところであったので、特別驚くことでもないのだが、終末の大患難は六六六という数字が人間の額と右手に刻印されると言う特徴があって、それがなければ「売ることも買うこともできない」という極めて簡潔な言葉で黙示録に書かれている。

 これについてはすでに私も書いたし多くの人が書いているので簡単に記すが、いわゆるバーコードとして知られる、全ての商品につけられているマークで「売る側」の準備は整った。今後、恐らくマイクロチップを額と手に埋め込むことによって「買う側」の準備は完了するだろう。これも日本では恐らく私がはじめて書いたと思うが、今や欧米の研究者の間では常識になっているようだ。(註:「続・悪魔最後の陰謀」)

 その際、テロが口実に使われたら拒絶することは出来ないだろうとも書いたが、これも最近のテロの連鎖によってその可能性がますます増大している。ただし、いうまでもなくこれらのテロは報じられているようなアラブ過激派の仕業ではなく、白い人々の黒い陰謀である。ニューヨークの国際貿易センタービルの崩壊をテレビで見ながら私はあきれ果てていた。あんなことをアラブ人がアメリカで全く気づかれずに出来るはずがなかろう。

 さて、さらに四冊目の「誰も書けなかった悪魔の秘密組織」にアメリカに建設されている「強制収容所」について書いたが、これは今でも真実である。太田龍氏の「週刊日本新聞」平成十五年一月二七日刊二七一号によれば、アメリカの主要なものだけで一一州にGULAG(ロシア語の強制収容所)が建設されているという。テックス・マーズ氏はそのことを知る人物とのコンタクトを約束したが、突然彼はいなくなったと言う。間もなくアメリカでクリスチャン狩りが始まるだろう。

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フリッツ・スプリングマイヤーの収監<o:p></o:p>

 二〇〇一年五月一日、フリッツ・スプリングマイヤーの家をFBI、州警察    などのSWATT部隊が急襲した。容疑は破壊活動と麻薬の栽培であった。彼らは美しいオレゴンの山中にある閑静なフリッツ・スプリングマイヤーの家の門扉を突き破り、ドアを蹴破り、機関銃を構えて突入した。彼らは大麻の植木を持ちこみ撮影し、フリッツの銃五丁を押収したがテレビでは数十丁の武器があったと公表された。それは全く別の事件の映像であった。しかし、あまりにもお粗末な証拠のために彼らはすぐに一時釈放された。

 その後しばらくして、彼は銀行強盗の罪で起訴された。それは彼がキリスト教を伝えていた犯罪者で終身刑を二度受けたと言う邪悪な男の銀行強盗の共犯者という証言によるものであった。その男はその証言によって一三〇年の刑を二年半に短縮された。

 フリッツは裁判にかけられたが、弁護士を雇う金がなく(何と最初に五万ドルかかると言う)官選弁護人に頼るしかなかった。この弁護士は最初すっかりフリッツを信用させた。フリッツは私にも「とても良い弁護士だ」とメールしてきていた。しかし、彼は裁判の最も重要な時点で羊の毛皮を脱ぎ捨てた。彼は法律で許されている二〇人の証人をひとりも採用せず、あっという間にフリッツに三〇年の禁固刑を確定させた。私もこの証人の一人となるはずだったが二度延期され、三度目には拒否された。その都度私はフライトのチケットをキャンセルさせられた。

 彼の罪状は日本に行く旅費を稼ぐために銀行強盗をしたというものだった。その日本への旅行と言うのが一九九五年の五月に日本で開かれたフリッツとシスコ・ホイーラーさんの講演会のためのものだったと言うから話にならない。当然、その費用は太田龍氏と私が

講演会の費用と共に支払ったものであった。私はその航空運賃の支払いの領収書のコピーを送ったが弁護士は採用しなかった。それもそのはずだった、その弁護士はポートランドでも有名なメーソンで、裁判は初めから仕組まれていた茶番劇だったのである。

 今、フリッツ・スプリングマイヤーは三〇年の禁固刑で牢獄にいる。禁固刑と言うのは仮釈放なしの文字通り三〇年である。彼は今四六歳。出てくるのは七六歳である。もっともアメリカの監獄で彼が“自殺”したり“囚人同士の喧嘩で殺され”たり“自発的に医薬品の実験”を受けたとしても一行の記事にもなることはないだろう。

 その後、今年の三月に私はフリッツの留守宅を訪問し、パトリシアさん、シスコさんと面談した。フリッツは前の麻薬問題の裁判も控えているが現在誰とも面会は出来ない。ただ毎日パトリシアさんとは電話連絡が出来る。その後、さらに太田氏の周辺から英語に堪能で、アメリカの裁判に詳しい方がフリッツの家を訪ね今後の対策を話し合っている。

 それにしても何と皮肉なことであろうか。普段、キリスト教を攻撃し、罵倒する太田氏が反キリストの告発の故に牢獄に入れられたフリッツを助けるために奮闘し、資金を作ろうと奔走しているのに、フリッツの研究によって一番利益を得るはずのキリスト教会が全くそんなことは露知らず、リバイバルがどうの、癒しがどうの、可能性思考がどうのと呆けた遊びを繰り返している。これは悲劇なのか喜劇なのか。

 間もなく、アメリカがロシアによって叩きのめされる前か後に大迫害が起こるだろう。クリスチャンは赤か青かに分別され、赤は即死刑、青は強制収容所に入れられ徹底的な洗脳教育が施されるだろう。その際、誰が熱心で有能なクリスチャンかはビリー・グラハム大会のカウンセラー名簿によってすでに登録されていると言うからあきれた話だ。

 一方、世界は六六六という数字によって支配されるだろう。ジョージ・オーウエルの「一九八四年」が実現するだろう。どこにいてもビッグブラザーに監視されている社会。それは最近、至るところに設置された監視テレビ、カーナビ、携帯電話、双方向!!テレビによって可能となっている。私はテレビのデジタル化の費用を全額政府が負担するというので随分親切なことだと驚いたが、これからのテレビが双方向、すなわち受像機も発信すると聞いて納得した。何の事はない要するに茶の間のテレビが監視システムになるのだ。携帯電話には画像が取り込まれたがこれも有力な監視システムである。とりわけ携帯電話は今後、過去にどこにいたかまで追跡調査が出来ると言うから完璧である。

 また、中国で始まったSARSの騒ぎのとき、奇妙なものが登場したのを覚えておられるだろうか。それは政府から貸し出されるテレビ電話である。家に居るかどうかを監視するために何時呼び出しがあってもそのカメラの前に出なければならないとされた。これは正にオーウエルの監視体制社会の実験だと思った。シンガポールやその他の国でそのカメラが現われたときそんなものが用意されているのかと驚いたが、こんなことは数年前から準備されていなければ出来ない話である。

日本の場合、第二次世界大戦中に隣組制度というのがあった。江戸時代の長屋のように互いの監視システムでは世界に先駆けたノウハウを持っているので日本を管理するのは簡単だろう。しかし、アメリカの場合、自由と放縦の国で監視システムを浸透させるには相当の犠牲を払わねばならないだろう。恐らくあの国の性質から見てかなり荒っぽい手を使うだろう。

 

対策はあるのか<o:p></o:p>

 アメリカに限らず、今後世界政府が出来た場合、今の一般の人々、すなわちあなたが想像も出来ない事態が始まる。

.種の管理  いわゆるハイブリッドと言われる種子はその特許を持つ会社から支給される一代限りの種子である。それは穀物なら高品質で生産性の高い品種であり、西瓜や芋類などの場合は甘くておいしい。しかし、この種から出来る穀物や他の産物は再生産が出来ない。いつもその会社から種子を買わなければならない。これは実は種を管理しようとする世界政府の計画である。早い話が今後、普通の種を蒔くことも管理下に入ると考えねばならない。これはショッキングなことである。人類が数千年間、当然のこととして来た「種を蒔く」ということすら管理されると言うのだから。

二.水の管理  二〇〇三年三月の時点で世界水環境会議なるものが日本で開かれている。世界政府は今後水を管理するだろう。すでに日本でも都市部では井戸を掘ることは難しくなった。地盤沈下や水質汚染の関係で家屋の建設時に許可が下りない。今後、水資源は世界政府の強力な管理下に置かれるだろう。

三.移動の管理  当然、移動も管理されるだろう。すでに高速道路の料金所にはカメラが設置されていて全ての通過車両の写真が撮られている。もちろん運転するものも写っている。今後、全ての車両、船舶、航空機には固有の番号と発信機が取り付けられるだろう。また人間にインプランとされたマイクロチップによってどの電車に乗っていようと全てあからさまになるだろう。

四.売買の管理  これはすでに何度も書いているので省略する。バーコードはだてにあるのではない。もちろんインプラントマイクロチップの最大の使用目的である。

五.家庭とオフイスの管理  前に書いた双方向テレビ、携帯電話、回線電話、コンピューター、印刷機、コピー機、その他マイクロコンピューターを内蔵する家電製品は携帯電話のアンテナ網によって管理されるかもしれない。

 

 ではどう対処したら良いのか。はっきり言って対策などあるわけがない。救いは、聖書に拠ればその期間が三年半と短いと言うことである。何とかその期間を過ごせば良い。そう言うとだからお前の言うことなど聞きたくない、ただ不安を煽るだけだといわれるのだ。ちょっと待ってもらいたい、大患難時代は終末の専売特許ではない。人類は何度も大患難時代を潜り抜けてきた。早い話が今の北朝鮮を見れば良い。北朝鮮の国民にとって今の苦しみは大患難時代ではないか。中国の文化大革命は中国人民にとって大患難時代ではなかったのか。ロシアのボルシェビキ革命、その後のスターリンの恐怖政治は当時の人々にとって耐えがたい大患難時代ではなかったか。ナチスに殺された数万の牧師やクリスチャンやそこを潜り抜けた人々にとっては、いまさら終末の患難時代なんておかしくてと言うだろう。日本でも第二次世界大戦の最中、クリスチャンや牧師は苦しめられた。

 歴史的には日本の世界に例を見ない過酷なキリシタン迫害は当時の人々にとって大患難時代ではなかったか。それともこれからの大患難時代はそんなものを上回ると言うのか。上回るのは規模だけである。内容はこれ以上のものなどあるわけはない。人間、サタンに操られた人間は知恵の限りを尽くして他人への残虐な行為を考えつづけてきたのである。それが罪と言うものの性質である。

 神がこのような苦しみを許されるのは、もともと人間に与えられた自由意志は神でも犯すことが出来ないからであり、人間の極限までの活動を許さざるを得ないからであるし、また、そうでもしなければ人間は神を求めないからである。神は忍耐をして人間が人間を苦しめるのを黙認しておられるのである。大患難時代を生き延びるのは真の神への信仰の力である。あなたが早くこのことを悟られるように祈る。