人生の目的と使命-時には詩風に-
人は何故生まれてきたのか?
人は何のために生まれてきたのか?
時には、嘆き悲しみ
時には、憤り
時には、沈黙に伏す
荒れ狂う奔流に竿を差し
行方知れず、彷徨する
抗うことの出来ない
運命が
まるで挑戦してくるかのように
流れ面のあちこちに出没し
棹さす暇を奪ってくる
時には、千丈の壺に嵌り
一巻の終わりを観念し
もがき、苦しみ
あきらめ、かけたその時に
一瞬の安らぎが身を包む
それでも生きている
この身がたくましい
それでも生きてる
この身が愛おしい
それでも生かされている
この身が有り難い
そう簡単には
あきらめない
あきらめたら、意味がない
せっかく生まれてきた意味がない
せっかく生きてる意味がない
せっかく生かされている
応えがない
人生は何のためにあるのか
もがき苦しむその果てに
密かに味わう達成感
何を達成したのか分かるはずもない
それでも感ずる達成感
ひょっとして
それが、生まれてきた目的と使命なのかも知れない
と、ふと思う。