飄(つむじ風)

純粋な理知をブログに注ぐ。

植草先生のこと.....。

2009-07-27 12:54:55 | 植草一秀

植草先生に夢の中で会った
ブログは欠かすことなく、見ているが、
会ったのは初めて......。
夢の中での話だが、元気だった!!



 目覚めて、まどろみながら考えるともなく考えた。何で夢の中に現れたのだろうか。現実に会ったこともない有名人に、夢の中で会うことはない訳ではない。そんなことはウソだと思うだろうが、田中角栄にも会ったし、JFKにも会ったことがある。

Photo

植草一秀の『知られざる真実』


 先生の状況は、ブログやニュースで承知している。考え方も欠かさずチェックする毎日のブログで承知している。その思想は、賢明で品格がある。とてもではないが、事件を彷彿させるよすがはない。そんなことは、誰でも分かることだ。にもかかわらず、収監日が近いというショッキングな事実は、胸を痛ませる。


 そんな思いが、夢の中で会うことになったのだろうか。理由は分からない。


 まどろみの中で考えたことは、こうである。


 先生の実直怜悧な思考と感性が、歯に衣を着せぬ鋭い論説として、偽装集団の目論見を白日の下に晒した。これが逆鱗に触れた。いや、逆鱗に触れると言うよりも、恐怖を与えた。恐怖は思わぬ反撃を生む。窮鼠猫を噛むとのネズミは、偽装集団の方である。


 抹殺を試みたのは、先生の知性に対してであった。これを封殺するのは、信用毀損が好適と見たが、やがて、自ずから真実は芽を吹く。次の手はさらなる強硬手段。再犯の捏造と物理的幽閉を企図した今回の収監事件に繋がる。


 しかし、寧ろ、吼えたのは先生の方である。奇しくもブログの勃興期に、先生のブログは間断なく披露され、拡散された。先生の論説が、わかりやすく、一般大衆、とりわけ、マスコミの報道に疑問符を持つツルースシーカー(真実追究者)の理解を促し、この1年あまりで一気に広まった。それは大げさでなく、燎原に火のごとくである。


 今や、政治・経済情勢のマストインテリジェンスは、植草先生に依っていると言っても過言ではない。その他の評論家は御用評論家、ないしは電波芸者と称せられ信頼性は地に落ちてしまっている。先生を誤解し、避難する人々もいるが、正面切って論説で批判できる知識人を知らない。多くは無視し避けているに過ぎない。


 既に、先生は勝っているのである。あまりに率直且つ平易であるから、誰もが先生の論説に目の鱗を落とす。先生がブロガーとして登場してから、大きく変わった。投稿者も変わったから、多くもそうであろうと思う。より真実が明白になった。


 同じ業績は誰でも出来る訳ではない。先生の遭遇した災難が、結局、偽装集団の手口をさらけ出すことになった。そして、その偽装集団の広がりが、とうてい想像もし得なかった司法の奥深くまで巣食う事実を目の当たりにした。この事実は大きい。


 今や、分かる者はこれまでのように、表面的な偽装では騙されなくなった。それが『かんぽの宿』であり、『小沢事件』であり。進行中の『鳩山献金問題』である。自民党の売国議員のあぶり出しであったり、民主党のそれであったりする。


 既に、植草先生は勝ったのである。


 先生ほどではないにしろ、方向性を見失うことは少ない。そういう数多の大衆が覚醒し、覚醒しつつある。おそらく、先生に何があろうとも、ブログデモは広範におこるはずだ。その機運を感ずる。先生を痛めつければするほど、それは広がる。


 事あれば、敏感に反応する大衆が育ちつつある。だから、先生、心おきなく咆哮してほしい。遠くにいてもその声は聞こえる。耳をそばだてる人々は少なくない。そして、同じ思いを共有して、拡散していく素地は既に出来上がっているのである。