飄(つむじ風)

純粋な理知をブログに注ぐ。

水が燃える技術、ついに完成!!39

2010-06-10 20:35:35 | 水が燃える②

マイヤーの水を燃やす技術を完成させた
日本人がい る!!

GhostRipon さん(HN)その人だ!!
有言実行、とうとう『
日本製品』を作り 上げた!!第39弾


 

 動作実験は続く。

 

【転載開始】2010年02月28日(日)
 

コン ディショニング15(動作実験)

テーマ:実験

O0600045010431600902_2


G2を様子見 に分解してみました。
白いのがコートです。(キレイな真っ白です)

インナーパイプの穴は、アウターに吊るすための ものです。
(ポリネジM4-6、2箇所で吊るしてます)

分解したので、ギャップの調整方法に触れましょう。
方法はいたっ てシンプルで、スミチューブにアクリル丸棒(Φ0.75)を、120度で3箇所入れ、
それをアウターパイプの上下端付近に入れるだけです。
ス ミチューブが動く可能性がありますが、これはコートが乗れば固定されます。
アクリル丸棒は、光ファイバーです。(プラ棒でも良いと思う)
イ ンナー側にギャップ調整を設けたので、分解するさいコートを引掻いたりしません。

T02200165_0600045010431604221_2

T02200165_0600045010431615194_2

  
一 番上の画像は、以前載せたG1と同様に、コートが剥がれているように見えますが、
作業中コート剥がれのカスは出ていません。
上下にはコー トがガッチリ乗っているので、推測ではコンディショニング終了後のセルの乾燥不足の
ような気がします。(上下端は、ドライヤーの熱風が届いて乾き やすい)
コートは、溶け出した金属(アウターパイプ)が乾燥することでインナーパイプに定着すると思われるが、
乾燥不足で液体のまま次の 作業に入り、動作時に流れ落ちた可能性大。→ 固形のカスがでない。
今の時期、寒いしね。
それにしても、コートの量が多く厚いです。G1 の10倍くらいのペースで乗ってます。
真中が落ちていなければ、もう終了だったかもしれないな。
これなら、やり直しも苦にならない。
た だ、ラビ氏のコンディショニング方法は、G1仕様用なので、G2は別途、動作時間を減らすか、
アンペアを下げるかしたほうが良いのかもしれない。
ち なみに、アルミのインナーパイプが、溶けている雰囲気はないです。

このコートの乗りなら、コンディショニングを続ければ直る気がする。
で すので、そのまま作業を続行します。


経過報告(やり直しG1メモ)
1~3 回目 : ガス少なめ。アウターパイプに泡が多い。
4~5回目 : 低アンペアで依然ガス少なめ。3Aで効率が上がったようだ。
6 回~10回目 : 変化無し。低アンペアは少々。
11回目 : 1.0Aの効率が気持ち上がったような印象。

経過報告(G2メモ)
1~5回目 : そこそこの効率で変化なし。
6~7回目 :  白いカスが浮くようになる。(ステンかアルミが溶けているのか不明)
8~13回目 : 1.0Aの効率が上がったような印象。
14回目  : セルの水交換と乾燥をマメに行い、白いカスが減る。効率も向上した印象。


12V-3A  G1 vs G2 conditioning
G1 (マイヤー仕様のセル)左側
11回目 conditioning
OUTER:SUS316L(TP-S)-20mm(t1.5)
INNER:SUS316L(TP- S)-15mm(t1.5)

G2 (generation2)右側
14回目 conditioning
OUTER:SUS316L(TP- S)-20mm(t1.5)
INNER:A6063-T5(aluminum alloy without alumite)-15mm(t1.5)

</object>

G1は、3Aまで水を一度も交換していないので、泡が少し黄ばんでいるように見える。
G2 は、3A動作前に水を交換しているので泡が白い。

G2のガスの出方が変わったような気がする。
いい感じ、どちらもパワフルだ。

つ づく。

テーマ:実験のまとめ
http://ameblo.jp/ghostripon/entry-10428585367.html
ブラウン・ガス(水で走る自動車)関連リンク集
http://ameblo.jp/ghostripon/entry-10368895283.html
 

【転載終了】


鳩山首相退陣の深層!!④

2010-06-10 20:13:24 | ブログ

佐藤優 官僚のクーデターの深層
ラジオで語る!!
佐藤節が斬る!!
小鳩政権を倒して、菅官(官僚)政権の成立
これが、今回のクーデターの真相だ


 
しかし、戦いは続くだろう。ちょっと複雑になってきた。政権交代は果たしたかも知れないが、その中に巣食う官僚支配を許して、何が政権交代か? 敵は遥かにずる賢く、主権者国民をあざ笑っている。

Ph001

 



 その術中に取り込まれてゆく

 

民主党の青二才議員達。あるいは栄達のみ目標とする菅総理大臣。それが如実に見えてきた。

 

 

 

 普天間問題は消えた。永遠に未解決問題として残るだろう。解決法は米軍基地海外移転(撤収)以外にないことは明白だ。丁度、開国派幕臣と同じ状況に官僚が抵抗している。姿なき匿名官僚の意志決定に民主党政権は引きずられている。

 

 

 

 これが佐藤節の要点である。

 

 

 今、民主党議員だからと言って、選挙で選んでも革命は潰える。真の主権者国民の代表を見極めるときが来た。それには小沢一郎率いるどぶ板議員以外にない。あるいは国民党その他の有志結合が必要だ。

 

 

 政界再編は、不可避となった。

 

 

【一部書き起こし転載】

28日の夜、珍しいことなんですけど鈴木さんのほうから電 話かかってきて、ものずごく切羽詰っている声だった。



「佐藤さん大変だ。」と言うか ら、どうしたんですか、と聞くと「小沢さんとサシで会ってきたと、そしたら小沢さんが『全く普天間の問題はなってないと、防衛省も外務省も全く説明しな い』。そして、『平野官房長官も全く説明してこない』(党幹事長にも)と、ものすごく文句言ってたと。

Photo


 そこまでだったらわかるんだけど、意見交換 した後いつも別れ際に、「でも鳩山総理、一緒に支えていかないとな」と必ず最後に言って「あなたも支えてくれよな」で終わるところが、28日にはその一言 がなかった。


 鈴木さん政治家、長いから、最後の言葉が無かったんで、すぐに電話よこしたようだ。「佐藤さん、そうとう異変がおきてるぞ、と、鳩 山と小沢の関係で、深刻なことがおきてる」と、こういうんですよ。「鳩山辞めろというかたちで、小沢さんが腹括ったと俺はみてる」、「鳩山は、ならばあな たも辞めてもらいましょ、というかたちでカードを切ってくるんじゃないかと、大変な攻防戦が始まると、こういってましたよ、鈴木さん、28日の夜遅い時間 電話かかってきて、だから2日の事態(鳩山総理辞任)を聞いて、やっぱり起きたかという感じでした。≫

【書き起こし転載終了】




①佐藤優 官僚のクーデター、平成の悪党 小沢一郎 20100604.wmv
http://www.youtube.com/watch?v=TjDjRR7TZX0

②佐藤優 官僚のクーデター、平成の悪党 小沢一郎 20100604.wmv
http://www.youtube.com/watch?v=Bsc3XK9m7kg&NR=1

③佐藤優 官僚のクーデター、平成の悪党 小沢一郎 20100604.wmv
http://www.youtube.com/watch?v=MKfURNQk1KI&NR=1

④佐藤優 官僚のクーデター、平成の悪党 小沢一郎 20100604.wmv
http://www.youtube.com/watch?v=rt1F2d6M57E&NR=1


麺と出汁

2010-06-10 17:17:46 | インポート

広島とラーメン

十日市町
 麺と言えば、中国が本場だ。ラーメンと言えば、最近では日本が名を馳せているように思われる。日本人はラーメンが大好きだ。
 
 それに漏れず、私もラーメンが大好き。ついつい、美味しいラーメンに出会うと、大盛り、あるいは追加麺で量を過ぎてしまうので、極力食する回数を厳選し ている。ラーメンは食べ過ぎると太る。
 
 それだけに、畢竟(ひっきょう)質を選びたくなる。質と言えば、ラーメンでは麺(めん)と出汁(だし)となってくる。トッピングは大事だが、それが如何 に良くても質の良いラーメンとは言えない。
 
 それにしても麺と言えば、生麺だが、これがなかなか手に入らない。殆どはゆで麺か乾燥麺だ。インスタントなどは乾燥麺が主流だし、それはそれで技術が進 んでインスタントラーメンでは日本は世界に冠たる存在だが、求める美味しいラーメンの範疇(はんちゅう)に入れる事は出来ない。生麺
 
 やっぱり、麺は生麺に限る。

 となると、店に行くしかない。美味しいラーメン屋さんを見つけたときは、心のメモ帳に必ず書き付ける。そして、そのメモを必ず取り出して、近くを 通るときは必ず寄ることになる。その時は、その場所に着く前から、心はラーメンモードになってしまい、ほかの食い物は眼中から消え失せてしまっている。
 
 そんな店が、広島にある。冷やし麺専門店
 
 平成も初めの頃であったであろうか、ふとしたきっかけで広島にちょっとの間住んだことがある。広島と言えば、広島風お好み焼きでその野菜たっぷりのヘル シー感が気に入って、嵌(は)まってしまった。丁度、単身赴任でもあったから、一石二丁も三丁も有ったのである。三丁と言うのは、おかしな表現だが、実に ビールと良く合うのである。すなわち、晩酌も兼ねるのには三丁と言うことになる。
 
 そんな日々、ぶらり趣向を変えて立ち寄ったのが、あるラーメン屋だった。そこは『つけ麺専門店』であった。今でこそ、大繁盛店になっており、広島では知 らない人も少なくなっている模様であるが、当時は、店もありふれた場末のラーメン店風情(失敬)で、特段の思いを持って立ち寄った訳ではない。単に趣向を 変えたかっただけである。
 
 そこで驚いたのは、『つけ麺』だったことだ。『つけ麺』今でこそ珍しくなくなったが、私は、その時が生涯で最初であった。そばとうどんでは馴染んでいた が「、ラーメンの『つけ麺』は初めてであった。気に入ったのは、トッピングにしゃきしゃきの新鮮な野菜がたっぷり、麺を隠さんばかりであった。さらに気に 入ったのは、白ごまたっぷりの真っ赤な出汁ダレ。そう『激辛』なのだ。勿論、辛さは、好みで調整してくれる。一発で嵌(は)まってしまった。
冷やしつけ麺
 
 今思えば、時候は初夏の頃であったように思い出される。そう看板には、『冷やしつけ麺』と在ったように思い出される。だから、きっと趣向を変えようと思 い至ったに違いない。『冷やし中華』は、私も馴染んでいる。しかし、『つけ麺』ではない。時候も相まって、この『冷やしつけ麺』には嵌(は)まってしまっ た。
麺と野菜

 
 嵌(は)まると言うことは、中毒に似た感覚がある。別に禁断症状はないが、思い浮かべると居ても立っても居られなくなる感覚だ。今でも時々、広島を訪れ ることがあるが、そうなると必ず、『冷やしつけ麺』が頭を支配する。大体、仕事で広島を訪れる訳だが、まずは『冷やしつけ麺』だ。仕事はその後である。そ んなことはおくびにも他人には言えないだけである。出汁ダレ
 
 地元広島出身の無二の親友が居る。肝胆相照らす仲だ。先輩だが、教養がある。取り分け、地元の広島を語らせたら、右に出るものが居ないとさえ思われる。 その親友を誘って、と言うよりも無理に付き合わして、その店に案内したことがある。それも10年以上も前だ。彼は知らなかった。ちょっと勝てた気がして、 嬉しかった。勝った負けたのはなしではないが、それだけ、その親友は広島の蘊蓄(うんちく)には長けている。
先輩
 
 その彼が最近曰く、「今、広島は激辛つけめんが、一種のブームになっている。君のあの店の冷やしつけ麺だ。」 嬉しいというか、こそばゆい。そして、続 けた。広島の『激辛つけ麺』として、もう何軒も店が出店しているらしい。系列とか、フランチャイズとかそういう細かなことは知らないが、とにかく『激辛つ け麺』ブームらしい。実際、『つけ麺』は全国的に一般化している。東京でも『つけ麺』店は多い。でもちょっと違う。良いものはそれだけに美味しいが、パン チが違う。
 
 そうこうしていると、いきなり彼が贈ってくれた。それがこの『激辛つけめん』だ。懐かしい、あのパンチの効いた『激辛つけめん』だ。麺はもっぱらラーメ ン店仕様の生麺と来ている。トッピングは自分で用意しなければならないが、出汁ダレは良く再現されている。ごまも抜かりはない。湯がきを注意して、自家製 『冷やし(激辛)つけ麺』を家族に振る舞ったら、これが受けた。
激辛つけめん
 
 これなら行ける。食い専門だが、『つけ麺の先駆者』の私としては、これならわざわざ広島まで出向かなくてもあの『冷やし(激辛)つけ麺』を堪能できる。 その瞬間であった。
 
 ラーメンと言えば、九州が有名である。いわゆるとんこつラーメンは全国版だ。そして、北は北海道、さっぽろラーメンは知らぬ人はいない。そして、昨今 は、ご当地ラーメンが花盛りだ。意外と広島はラーメンの旨いどころであるとあることは最近知った。そして、北の方は鹹水<かんすい>が多く、西はそれが少 なく、従って含水量に差がある。いわゆる九州とんこつなどは、『バリ堅』とか、『超バリ』とかいう堅い麺が好まれる。九州出身のある友などは、とんこつ ラーメンを注文するとき、『超バリ』をしのぐ、『針金』とか言って、麺の堅さを指定する。初めて知った。
鹹水<鹹水 とは、海水より塩分濃度の濃い塩水をいう。>
 
 これは湯がき方の加減だが、大体とんこつラーメンなどは、含水量の少ない堅い麺が多い。その双璧は、さっぽろラーメンなどは、ふっくらした艶っぽいもの が多い。含水量が多いのである。それと熟成も時間を掛けているようだ。だから、こしの強い弾力が生まれる。丁度讃岐うどんのようなぷりぷり感が持ち味だ。
 
 これは鹹水<かんすい>の加減で、含水の量が決まり、熟成の度合いによって腰が出来るのだという。広島はやはり、九州ほどではないが灌水の少ない乾いた 麺が主流のようだ。これは件(くだん)の広島の友人の蘊蓄(うんちく)で聞かされた。

 
 今回贈っていただいたラーメンを、お世辞抜きで賞賛していると、件(くだん)の彼は製造元の社長を引き合わせてくれた。なんでも地元広島では有名な製麺 業の中堅企業で、知る人は知っている。会った。麺についての蘊蓄(うんちく)は、さすが2代目社長だけあって、深い。職人気質の一代目のすべてを受け継い だような方だ。どんな質問でも即座に回答する。
 
 当たり前だと思うが、麺のことについて、目からウロコの話は尽きない。家のことについて言えば、大工さんに聞けば、早いのと同じである、すべてのことに ついて今回は書ききれないが、追々書いていきたい。2、3触れるとすれば、ラーメンのあの腰は、鹹水(かんすい)を加えることによって蛋白変性を起こし て、生まれる。うどんに塩、そばに塩を混ぜて捏ねるのと同じ理屈であろう。
 
 鹹水(かんすいは)は、元はと言えば中国で、塩湖の水を使って始まった製麺法であることは承知していたが、それがラーメンの特徴を生み出す。ラーメンが 黄ばみを呈するのは、この鹹水(かんすい)の所為である。独特のアンモニア臭もこのアルカリ塩水溶液に依る。こんにゃくを固めるのも灰汁であるし、古来の 生活の知恵が豊かな食品を生み出した。死海<死海>
 
 これは現代では、堅く食品衛生法によって基準が定められていて、天然物の鹹水(かんすい)など殆どその基準に適合するものはないそうである。鹹水(かん すい)が体に良くないなどという風説があるが、程度もので、水質保全の工業用鹹水(かんすい)などを使えば別だが、殆どに使われる食品用鹹水(かんすい) は純度等厳しい規制がある。
 
 麺は手打ちや自家製麺という持て囃(はや)される傾向が一部にはあるが、大勢ではない。殆どは高性能の製麺製造機で作り出される。手打ちは名人芸は別に して、一般ではないし、小型の製麺製造機では、充分な強い麺は生まれない。もっともな話であった。
 
 こうして作られる麺でも、その殆どは業者(ラーメン屋さん、飲食業)に出回ることがあっても家庭までは行き着かない。生麺だからである。ほとんどは湯が き麺か、乾麺である。生麺には、縮れ麺からストレート麺、熟成度の違いや、先に書いた含水率の違った多種多様がある。そして、湯がき方に麺を生かすコツが ある。
 
 出汁(だし)が家庭では難しい。幸い、良い出汁(だし)メーカーの協力があって業務用仕様を家庭に提供できる事が可能になった。等々、書ききれない話が ある。
 
 どうせならと、工場見学までさせてもらった。昨年の暮れ近くの頃だ。そしたら、最初に飛び込んできたものが、表彰と盾である。見れば、長妻労働厚生大臣 の名前があって、大臣賞だと言う。食品安全衛生上の表彰だという。レアものである。そればかりではない。毎年のように何らかの表彰されている。食の安全は 食品業の命である。
製麺工場 表彰状
 
 はたして、本格派のラーメンが家庭に根付くか? そんな未知の挑戦も興味が沸々と湧いてきた。今や、ラーメン名人御用達のラーメンが大流行である。しか し、作るのは名人ではない。いかにも名人御用達と謳(うた)っているが、その殆どはメーカーの宣伝文句であったり、あるいは、結構高価なだけのお仕着せ ラーメンが少なくない。
 
 ご当地ラーメンも大流行だが、御当家ラーメンもアリではないか。それを決定づけるのは、やはり、麺の質が問われる。出汁(だし)は家庭には不可欠であろ う。熱のあるご家庭なら、それも自家製を生み出すかも知れないが、トッピングまではお仕着せ過ぎよう。新鮮で良質のものは、近場で調達するのが一番だ。そ れに安上がりでもある。それこそ、御当家の御当家たる本命がそこで生み出される。
 
 そんなことを考えながら、社長と面談した。社長

 
 『麺(めん)と出汁(だし)』サイトを立ち上げる切っ掛けとなった縁がそこにはあった。この縁が、どのような結果を生むか分からない。ラーメンをこよな く愛する一人の消費者の立場で、立ち上げたサイトである。そして、その狙いは、本物のラーメンを『麺(めん)と出汁(だし)』で、提供するところにある。 それを生かすも殺すもそれを手にした消費者各位であろう。
 
 ご当地ラーメンならぬ『御当家ラーメン』をものの見事実現していただければ、望外の幸せである。(つづく)

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鳩山首相退陣の深層!!③

2010-06-10 09:02:09 | 植草一秀

鳩山菅密約による小沢氏失脚工作真相が表面化!!
信なければ起たず、
『一兵卒として...』小沢一郎さん
『一兵卒としてでも...』はないだろう、菅総理!!


 『一兵卒としてでも頑張って頂けると有り難い......』はないだろう。菅さん。言葉は心を表す。言うなら『一兵卒として、何とか頑張って頂きたい。』と言うべき所だ。

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 小沢一郎を切ったのは、菅直人だ。それがはっきりした。


 そして、ウソつきだ。ウソつきは本ブログの摘発対象だ。ウォンテッドだ。


 魂と売ると言うことは、何を言うか? ウソを吐くことを言うのだ。端的に言えばそう言うことである。魂はウソを吐かない。それを素直という。素直という意味は、直(魂)に素(直結)である状態を言う。


 政治的に言えば、菅さんは、これまでの言質をすべて引っ込めて、只、総理の座を射止めるために、魂を売った。これが深層であろう。総理の座は、何を為すかの手段でしかない。


 選挙に勝つと言うことは、政権を担うことであり、政権を担うと言うことは、何を為すかの手段である。それが逆転した。魂を売った菅総理大臣は、選挙に勝つためだけに会期の延長を断念する可能性がある。そうなると郵政改革法案は、廃案になる。


 国民新党は、連立離脱を余儀なくされる。


 そうなると、自ずと投票行動は明らかになる。比例区は、国民新党だ。民主党ではない。選挙区は、反小沢候補の落選運動だ。それ以外ない。分かり切った話だ。


 そうならないことを願う。


【転載開始】2010年6月 9日 (水)

Photo

鳩山菅密約による小沢氏失脚工作真相が表面化

6月2日の鳩山由紀夫前総理の辞意表明から1週間が経過した。

菅新政権が誕生した政治力学について、二つのシナリオがあり、本ブログでもその両者について言及してきた。しかし、 各関係者から断片的な情報が提供されるなかで、どうやら真相がはっきりしてきた。

それは、小沢-鳩山-菅トロイカ体制のなかでの鳩山-菅両氏による反小沢対米隷属クーデターが実行されたというもの だ。

懸念された低劣なシナリオが進行したとの悲しい現実を認めることは極めて残念であるが、各種状況証拠が揃ってくれ ば、現実から目をそむけるわけにはいかない。

私は政権交代を実現する目的が、

①対米隷属からの脱却

②官僚利権の根絶

③政治権力と大資本との癒着排除

の三点にあると考える。

同時に経済政策を運営する軸を市場原理主義から福祉社会追求に転換すべきことも主張してきた。

菅直人氏のこれまでの主張は、政権交代実現の三大課題、共生重視の経済政策運営を実現させることと整合的なもので あった。

「ゆきひろ・社会科日記」様が6月8日に、

「菅直人の公式ブログ。消されないうち知っとこ。」

と題する記事を掲載された。

菅直人氏が2001年8月19日のブログに次の記述をしていることが紹介された。

「民主党の基本的考えは「沖縄の米軍基地の整理縮小のため、国内外への移転を含め積極的に推進していく」と、基本政 策に述べている。

そして沖縄の米軍基地の人員でも面積でも半分以上を占める海兵隊基地が「国内外の移転を含め」整理縮小の検討対象に になることは当然のこと。

民主党の沖縄政策の中では「アメリカの東アジア戦略構想を再考し、米海兵隊の他地域への移駐を積極的に議論する」と 明記されている。

実際に民主党の中で海兵隊の米国内への移転は有力な意見として何度も議論されてきた。私の参院選挙中の沖縄での発言 はそうした背景のもと行われたもので、その場の思いつきでもリップサービスでもなく、民主党の基本政策と矛盾してはいない。

本政策より多少踏み込んだ表現があるとしても、それは政治家としての私の責任で述べたものであ る。

私自身3年程前民主党の代表として訪米した折にも、アメリカの当時の国防次官にこの主張をぶつけたことがある。

国防次官は厳しい顔でメモを見ながら「北朝鮮に対する誤ったシグナルになるから沖縄から海兵隊は撤 退はするべきでない」と反論してきた。

その理屈も一部理解はできるが絶対ではない。実際には海兵隊基地を米国に戻すより日本に置いていたほうが米側の財政 負担が小さくてすむという背景もある。

北朝鮮の状況や日米の財政状況が変わってきている中で、沖縄にとって重い負担になっている沖縄海兵隊の日本国外移転 について真剣な検討が必要。」

(ここまで転載。太字は「ゆきひろ・社会科日記」による)

菅直人氏は海兵隊の国内駐留が日本にとって必要不可欠なものでないことを基本的判断として保持することを明言してき た。その基本判断を変えたのなら、説明する責任がある。

鳩山前総理が普天間問題を最重要課題として取り上げた以上、日本が対米隷属国家から脱却する意味においても、この問 題の決着は日本にとっての最重要問題のひとつになった。

鳩山前総理が米国と共同発表をしてしまったから、その事実は踏まえなければならないが、菅新総理は、

「この問題が主因で鳩山内閣が総辞職に追い込まれたことを踏まえ、日米合意の内容が現状のままで良いのかどうかを含 めて、日本の主権者である国民の意思を尊重して対応策を検討してゆきたい」

と述べなければならなかった。

ところが、菅新首相は、「日米の合意はできたのだから、合意に基づき進めてゆかなければならない」と発言した。

菅新首相は日本の主権者国民の意志よりも米国の意思を上位に位置付けることを明言したのだ。記者会見でこの点を明確 に糺す質問者が登場しなければならない。

米国ワシントンでのG20会合に出席した菅直人前財務相は本年4月22日、アーリントン墓地を訪問して献花した。日 米同盟を重視する姿勢を示したと見られているが、総理大臣に上り詰めるため、ワシントンで魂を売った可能性が浮上している。

昨年8月30日の総選挙を通じて実現した政権交代の大業。その最大の功労者は小沢一郎元民主党代表であった。民主党 は2005年9月の総選挙で岡田克也氏が陣頭指揮を執って惨敗した。後継の前原誠司氏は偽メール問題で処理を誤り、民主党を解党の危機に陥らせた。

この危機のさなか、2006年4月に火中の栗を拾ったのが小沢一郎氏である。爾来、3年間の政党運営により、民主党 を軸とする政権交代の大業を成し遂げた。


小沢一郎氏が不正で不当な激しい攻撃を受け続けてきた理由は、小沢氏が日本の対米隷属構造を打破する可能性を保持し てきたからだと考えられる。

本来、昨年8月の総選挙を通じて小沢一郎政権が誕生していた。ところが、史上最大の政治謀略となった昨年の三三事変により、小沢氏は筋を曲げて民主党代表辞任の道を選んだ。

それでも、小沢氏の影響力は突出し、政局は小沢一郎氏を軸に転回し続けてきた。普天間問題で「米国に言うべきを言 う」姿勢を撤回し、「米国に隷属する」道を選択した鳩山前総理が総辞職に追い込まれたのは、鳩山前総理の自己責任である。

鳩山前総理は、誰がどう抵抗しようと、誰が何を言おうと、最後まで主張を貫き、米国にモノを言う姿勢を貫くべきで あった。

しかし、鳩山前総理は米国の強硬な姿勢に屈服した。その結果として総辞職に追い込まれたのである。鳩山前総理は潔く この現実を認めるべきであった。

ところが、鳩山前総理は総辞職の責任を小沢一郎氏に転嫁した。

驚くべきことは、このシナリオ作者に菅直人氏が名を連ねた可能性が高いことが明らかにされた。

この重大事実を暴露されたのは平野貞夫元参議院議員である。平野氏は小沢氏の懐刀として議員活動を務められたが、議 員辞職後も小沢氏と緊密な関係を維持し続けている。

時期は確定していないが、6月1日夜と見られている。鳩山氏と菅氏が相談し、菅氏への禅譲と小沢氏排除の密約が交わ されたというのである。

詳細については平野貞夫氏の『永田町漂流記』をご高覧賜りたい。

このことから、菅新総理が小沢一郎氏との仁義を重んじつつ、参院選対策に進んだとの希望的観測を撤回せざるを得な い。

菅直人氏は米軍海兵隊の沖縄駐留が必要不可欠な存在でないことを明言してきた。したがって、鳩山内閣総辞職の主因が 普天間問題決着の失敗にある現実を踏まえれば、鳩山政権が事務レベルで成立させた日米合意を見直すことが、新政権の最初の任務にならなければおかしい。

ところが、菅新総理は日米合意に基づいて進むことを明言し、普天間問題を誘導した岡田克也外相、北澤俊美防衛相、前 原誠司沖縄担当相の3名をそのまま留任させた。これらの事実を並べれば、菅直人氏の対米隷属基本姿勢を否定することは不可能である。

菅新総理はこれまで官僚主権構造を否定する方針を明示し続けてきたが、昨日の記者会見では「官僚の力を使って政策を進めてゆく」と発言した。財務相に就任以来、菅氏は緊縮財政と消費税増税に前のめり の姿勢を強めてきた。総理大臣に就任し、総理の椅子に長く座り続けるには官僚と癒着した方が良いと考えを改めたのであろうか。

「政治とカネ」問題の根幹に大資本と政治権力の癒着構造がある。どの政治家が悪い、良いの話ではない。政治とカネの 癒着構造を生み出す装置が企業団体献金である。「政治とカネ」の問題を根絶するには、「企業団体献金全面禁止の法制化」に踏み込むことが最適であることは明らかだ。

しかし、菅氏の会見に企業団体献金全面禁止はまったく出てこなかった。

昨年来の三三事変一一五事変四二七事変は、検察権力を利用した政治工作である。政治を歪める検察権力の暴走を放置するのでは民主主義を守る ことはできない。

昨年来の検察権力の暴走の背後にあるものを究明し、糾弾することが不可欠である。その意味で小沢氏が巻き込まれ ている巨大な政治謀略に対して、政権は検察権力に対して毅然とした対応を示さねばならないはずだ。

検察人事の刷新、人事決定方式の抜本的な改革、そして取り調べ過程の全面可視化など、直ちに変革しなければならない 問題が山積している。

また、罪刑法定主義、法の下の平等、基本的人権の尊重、無罪推定の原則、国家公務員の守秘義務など、検証が求められ る根本問題も放置されたままになっている。

ところが、民主党内部には、検察の暴走を党内政治力学に利用しようとしてきた人物が相当数存在する。菅新総理の現在 の姿勢は検察の横暴を放置、容認するものでしかない。正義よりも自分の損得を優先するものである。

菅直人氏が草の根から政治活動を初めて、今日、総理大臣の地位に上り詰めたことは事実だ。しかし、後世からの評価 は、その志の有り様によって天地の開きを生じる。

総理になることが目的で、そのためには魂を売ることもいとわないのなら、その志は薄汚れたものであり、後世に残るも のは何もない。

大きな志、確固たる信念を持ち、その志と信念を貫き通すなら、歴史に名を刻む大業を残すことになるだろう。

①対米隷属からの脱却

②官僚利権の根絶

③大資本と政治権力との癒着排除

また、

④国民生活安定の最優先

の課題のすべてについて、菅新総理がすでに魂を売ってしまっているなら、新政権は主権者国民のための存在ではない。 政権を担う首相および閣僚の利益を増大させるものでしかない。断定するには時期尚早であるが、疑いは極めて濃厚になっている。

国民のための政治を装った自分たちのための政治になる。民主党内「偽装CHANGE勢力」による政権争奪である。こ れが真実であれば、鳩山氏・菅氏の行動は万死に値する。

市場原理主義者と自己中心主義者はほぼ同義である。

この疑いが確認されるなら民主党は分裂に向うだろう。否、分裂すべきだ。

共生主義   VS 市場原理主義

自主独立   VS   対米隷属

官僚利権排除 VS 官僚利権温存

金権政治排除 VS 金権政治温存

の対立軸で、政界再編を進展させねばならない。

共生主義・自主独立政治を牽引する強力なリーダーが必要である。市場原理主義者=対米隷属派の裏側には米国が存在 し、マスメディアを支配している。

マスメディアによる情報操作を打破して、この闘いに勝利するには、カリスマ性のあるリーダーが不可欠である。小沢一 郎氏が表面に出ることを望まないなら、表の顔が必要だ。

すべての原点は、米国が支配するこの国の現状を打破しようと、日本国民が真剣に考えるのかどうかである。

魂を売って欲望を満たすのか、いばらの道であっても尊厳を守り抜く道を選ぶのか。リーダーに対しても、市民に対して も、人間としての矜持が問われている。【転載終了】