飄(つむじ風)

純粋な理知をブログに注ぐ。

民主党対米隷属派候補の識別リスト作成が急務!!

2010-06-17 17:01:32 | 植草一秀

今は選挙前であるから、
じっと我慢の子であるが........、という声は多い!
これは功利主義である!
功利主義は、ご都合主義であって、真実ではない!


 その上に乗っかって、宰相の座を射止めたのが菅総理大臣である。これは誰も否定できないだろう。さらにそれに便乗して、民主党対米隷属派議員が政権中枢を占めたのである。これも依存はあるまい。

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 政治は、魑魅魍魎の世界であるから、誰もが党利党略で動く。政局であれば尚のことであろう。そして、選挙前ともなれば、それはさらに露骨になる。しかし、だからといってそれを全て是認する訳にはいかない。何故なら、真実に悖(もと)るからである。


 政治は妥協の産物であること認めるが、筋はきっちり通さなくてはなるまい。妥協はしても筋を通したのは、亀井国民党党首である。


 はたして、菅総理はそうであると言えるだろうか?


 少なくとも所信表明演説、代表質問を聴く限りに置いては、そうとは思えない。大石内蔵助の『昼行灯』に徹しているというのか。半分、寝ぼけ眼で演説をし、質問に応えたと言うのであろうか?


 そう言うことは、個人的にはあんまり好きではないが、見上げたものだ。しかし、それは君子豹変することが前提である。『昼行灯』が最後まで『昼行灯』であるならば、君子ではない。
単なる猟官宰相である。


 そう観るのは、投稿者だけであろうか? それなら結構な話である。何もそうした杞憂を的中することに個人的誇りは感じない。外れることを共に喜びたい。そして、そうしたことを好みとしない中でも、菅総理に拍手を惜しみなく送ろう。


 しかし、そうは思えない危惧がある。その意味で、植草先生の警告は決して杞憂ではないと思う。


 選挙管理内閣を粛々と行い、君子豹変すれば菅総理は本物である。長期政権を目指し、さらに現布陣に固執すれば、明らかな『奸』総理大臣と命名して間違いなかろう。それだけの話だ。


 警戒せよ!


 
 

【転載開始】2010年6月16日 (水)

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民主党対米隷属派候補の識別リスト作成が急務

私が小泉政権を政権発足時点から厳しく糾弾し続けたのは、小泉政権の政策基本方針に原因がある。

小泉政権の政策基本方針とは、

①市場原理主義

②対米隷属外交

③官僚利権温存

④政権の大資本との癒着

だった。

 政権運営上の問題は、独裁的に権力を行使し、警察・検察・裁判所、メディアをも支配下に置いたことである。

 小泉政権が強化した基本方針は、戦後日本政治の基本構造であった。紆余曲折はあったが、底流にこの基本方針が存在 し続けたのが、戦後日本の政治構造である。

 政権交代を実現し、日本政治に新しい時代を開かせることは、この日本政治構造を刷新することである。

 新しい日本政治の基本方針とは、

①共生重視主義

②自主独立外交

③官僚利権根絶

④政権と大資本の癒着排除

である。

 同時に警察・検察・裁判所制度の近代化とマスメディアの民主化を実現しなければならない。

 昨年8月30日の総選挙を通じて、政権交代の大業が実現した。政権交代の大業を導いた最大の功労者は民主党の小沢 一郎氏であった。主権者国民は小沢一郎氏が率いる民主党を支持し、政権交代を実現させた。

 しかし、本ブログで指摘し続けてきたように、民主党内部には日本政治構造の刷新に反対する議員が少なからず存在す る。

 その中心が民主党六奉行プラスワンの対米隷属派議員である。

 小沢一郎氏の力量に劣等感と怨嗟の情を抑えきれない反党議員の代表が渡部恒三氏である。渡部議員の下に、仙谷由人 氏、岡田克也氏、野田佳彦氏、前原誠司氏、枝野幸男氏、玄葉光一郎氏の六奉行が名を連ねる。

 昨年8月の総選挙で主権者国民は民主党を支持した。支持して理由は、民主党が、

①共生重視主義

②対米隷属からの脱却

③官僚利権の根絶

④大資本と政治権力との癒着排除

を、明確な政権公約に掲げたからである。

 対米隷属からの脱却の直面するテーマとして取り上げられたのが、在日米軍のあり方の見直しである。

 鳩山前首相は「最低でも県外」と明言した。

 菅直人新首相は「米軍海兵隊の国内駐留は必要不可欠なものではない」との基本的見解を表明し続けてきた。

 ところが、菅直人氏は首相に就任するやいなや、5月28日の日米合意を絶対視する主張を展開し続けている。

 沖縄選出参議院議員で民主党沖縄県連代表を務める喜納昌吉氏が、

『沖縄の自己決定権-地球の涙に虹がかかるまで』
- 沖縄にもう基地はいらない(未来社)

沖縄の自己決定権 Book 沖縄の自己決定権

著者:喜納 昌吉
販売元:未来社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

を出版された。

 喜納昌吉氏は名歌「花」の作者としても有名な音楽家でもある。新著紹介のサイトには、「音楽は転職、政治は本職」の言葉が紹介されている。

 菅新首相は民主主義と主権者国民の強固な意志を甘く見るべきでない。

 喜納氏は著書のなかで、政権交代後に沖縄の基地問題に関して菅首相と交わした会話を紹介した。喜納氏が「沖縄問題 をよろしく」と言ったところ、首相は「沖縄問題は重くてどうしようもない。基地問題はどうにもならない。もうタッチしたくない」と漏らし、最後は「もう沖 縄は独立した方がいい」と言い放ったという。

 民主党は在日米軍のあり方を見直す方針を昨年総選挙のマニフェストに明記した。沖縄県の主権者はこの公約を信用し て、民主党に各個人の重い一票を投じた。民主主義の原点は主権者国民が持つ、それぞれの重い一票にある。

 菅直人氏は所信表明演説で、

「「1票の力が政治を変える」。当時の強烈な体験が私の政治の原点です」

と述べた。故市川房江議員の選挙活動を支援した体験を紹介してこう述べた。菅新首相はこの原点に立ち返り、主権者国 民の切実な声を反映する政治の実現を目指すべきではないのか。

 民主党は在日米軍のあり方を見直すことを政権公約に掲げて選挙を戦い、多数の主権者国民の支持を獲得して政権を樹 立した。そうであるなら、新政権はこの政権公約を実行に移すために真摯に努力することが求められる。

 鳩山政権の副総理の地位にあった菅直人氏が、「沖縄問題は重くてどうしようもない。もうタッチしたくない」と発言 したのが事実だとすれば重大な問題だ。

 鳩山政権が総辞職に追い込まれたのは、鳩山総理が主権者国民の信頼を踏みにじったからである。どんなに重い問題で あっても、主権者国民と約束したからには、政治は体を張って信義を守り抜かねばならない。

 どうしても不可能なときには、主権者国民に対して主権者が納得し得る説明を示す必要がある。菅直人氏も小沢一郎氏 の説明責任を求めてきた一人であるが、他人に説明責任を求めるなら、その前に自分が説明責任を果たすことが不可欠だ。

 菅新首相は普天間基地問題について、「日米合意を踏まえる」ことを再三表明しているが、問題になっているのは、主 権者国民の同意を得ずに、日米政府が勝手に作成した日米合意そのものなのである。

 主権者国民に対して、沖縄の主権者の声を無視して、米国の要求通りの日米合意を政府が勝手に結んでしまったことに ついて、何らの説明も示されていない。

 海兵隊の沖縄駐留が日本の安全と東アジア全体の安全と安定を確保する「抑止力」として機能しているから必要だとの 説明だけが繰り返されている。

 しかし、米軍海兵隊の沖縄駐留については、菅直人氏自身が必要不可欠なものではないことを、これまで、繰り返し明 言してきているのだ。

 総理に就任した瞬間に、これまでの考え方が急変したのなら、その経緯と理由を示さなければ、主権者国民は理解しよ うがない。

 菅直人新首相は6月23日の沖縄戦没者慰霊式典に出席する意向を示しているが、いまのままの言動では、沖縄の主権 者から「帰れ」コールを浴びせかけられて当然である。「帰れ」コールを回避するために官房機密費がばらまかれることを、納税者国民が許さないことも銘記す るべきだ。

 政権交代実現により達成するべき日本政治構造の刷新の中核をなす項目が、対米隷属からの脱却なのである。

①市場原理主義

③官僚利権温存

④大資本と政治権力の癒着

のいずれもが、日本政治の対米隷属と不可分に結びついている。

 民主党内対米隷属派議員は、

①市場原理主義

③官僚利権温存

④大資本と政治権力との癒着

を容認する基本姿勢を示していることを認識する必要がある。

 6.2クーデターにより、政権交代後に成立した新政権の基本方針が、

①共生重視主義 → 市場原理主義

②自主独立外交 → 対米隷属外交

③官僚利権根絶 → 官僚利権温存

④大資本と政治権力の癒着排除 → 大資本と政治権力の癒着維持

に転換するなら、もはや政権交代後の政権とはいえ、連続性は存在しないことになる。

 文字通りの「クーデター=政権転覆」であり、主権者国民はこの最重要事実を正確に把握しなければならない。

 幸い、民主党内の対米隷属派議員は民主党議員の大宗を占めているわけではない。参院選で対米隷属派に属さない自主 独立派の議員を増加させれば、民主党の進路を正道に戻すことが可能になる。

 6.2クーデターで、民主党内対米隷属派は不正で不当な手段により、主権者国民の手から民主党の実権を奪ってし まった。主権者国民は、限られた手段と機会を最大に活用して、対米隷属勢力の手から主権者国民のための政党である民主党の実権を奪還しなければならない。

 その基本は、9月代表選で、民主党正統を民主党代表の地位に就任させることである。民主党対米隷属派は、代表選に サポーター投票を組み合わせる戦術に売って出る可能性もある。民主党内正統派は、いまからサポーター選挙にも備えて、サポーター登録の獲得活動を始動させ なければならない。

 政権交代新政権が

①市場原理主義

②対米隷属

③官僚利権温存

④政治権力と大資本の癒着維持

に向かうなら、政権交代は小泉政治への回帰を意味することになる。小泉政治賛同者が菅新政権に賛意を示していること も、分かりやすい状況証拠である。

 主権者国民は参院選で、民主党自主独立派、国民新党・新党日本、社民党候補者を支援し、民主党内対米隷属派の当選 を妨げなければならない。

 そのために、民主党立候補者の分類リストを早急に作成し、主権者国民に提示する必要がある。【転載終了】


Webサイト『つむじ風ねっと』を作った!!②

2010-06-17 05:57:10 | Webサイト

Webサイト(ホームページ)は、意外と簡単だ!
重要なことは、更新することと
コンテンツ(中身)だ!!
もし、ビジネスを志向するなら、
斬新な情報と収益性に焦点が当てられる!!

そんな話題を
Webサイト『つむじ風ねっと』作った機会に書いてみたい。


 

 市販のホームページビルダーで挫折した経験は、到底、Webサイト(ホームページ)を持つことなど、別世界の出来事と考えていた。そこに登場したのが、ブログと言う世界である。

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 ブログもWebサイト(ホームページ)も基本的な所は同じようなものだ。只、ページが構築されており、ブログによっても違うが、コンテンツ(中身)を埋めていくことだけに、意を用いればいい。


 

 しかも、書き込むのはポータルサイトによって、与えられたサーバー領域に直接書き込めばよい。便利なリッチテキスト(ワードに書き込むように)も用意されているブログも多い。素人にも簡単だ。内容だけを考えて、ひたすら専念できる。

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 センスは人それぞれであるが、慣れれば洗練もされてくる。編集する喜びもある。これが爆発的にブログが普及した理由であろう。やっていて実感する。書き込んだデータは、ポータルサイト側にあるのであって、パソコンだけ所持しておれば、どこからでも更新できる。それこそ極端な場合は、携帯電話でも更新できるし、使ったことはないがiPadなどあれば、申し分ないであろう。miniノートなら完璧だ。


 仕事の合間、移動の合間でも訳なく情報発信できる。


 そんな手軽なWebサイト(ホームページ)が出来ないものかと終始考えていた。それがあったのである。ブログと同じように、サーバー上にサクサク、どこからでも書き込み、構築さえ出来るシステムがある。これがウェブサイト を自分で作るQuick Homepage Makerである。なんでも第三世代のWebシステムであるという。

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 普通、これまではWebサイト(ホームページ)を作るのは、素人では荷が重いと考えた最大の障壁は、全てをパソコン上で、ホームページビルダーなどで構築し、サーバーに送信し(FTP=ファイル転送プロトコルという)、完成するという方式である。それがなかなか、まともに動いてくれないという問題があった。


 それをないのが、ブログである。決められた枠内に収めなければいけないという制約はあるが、書いて(制作して)登録すれば、即、完成なのである。


 そんなWebサイト(ホームページ)ビルダーがないか? ない! ある訳がない。それはビルダーではなく、そう言うサーバーにシステムとして構築されるものだと言うことを知った。考えてみれば、ブログがそれであるから、素人にも何も考えずにコンテンツ(中身・記事)を更新できるのである。


 そんなシステムをサーバーに組み込んでくれるのが、Quick Homepage Makerであった。いろいろ便利なものが、他にもあろうが投稿者は知らなかった。wikiのクローンであるPukiwikiを元に作られているが、日々進化している。


 宣伝をするつもりはないが、伝えたくもなる。このシステムをサーバーにインストールするだけで、殆ど、ブログ感覚で記事の更新が出来る。記事の更新ばかりではない。Webサイト(ホームページ)そのものの構築が、サクサク、すらすらとできる。慣れれば、一日に何本でも出来る。おそらく、Webサイト(ホームページ)制作業者顔負けに出来る。


 これは本当だ。おそらく、これが普及したら、誰も、Webサイト(ホームページ)の外注は馬鹿らしくて出来ない。制作業者さんには悪いけれども、頼めば、十万円か、数十万円の制作費用がタダで、はっきり言って一日とかからない。構想が決まっていれば、ものの数時間であろう。業者に頼んだからと言って、その後の更新までは、絶対にやってはくれない。出来ないのである。


 更新しないWebサイト(ホームページ)など、誰も訪問してくれない。検索にすら対象にならない。数多の埋もれた情報の一つになってしまう。これではWebサイト(ホームページ)の意味がないではないか。


 実際のことを言っておこう。これは実践したから言えることである。


 基本的なWebサイト(ホームページ)を構築するのは、その構想さえ決まっておれば、半日から一日。後は更新するのみである。更新するのでも、すでにブログに書いている内容であれば、html挿入を使えば、一分とかからないし、新たに書き起こす場合でもPHP言語で極めて簡単である。その使い方は、htmlと比べものにならない。


 第一、そんな言語を覚えなくても、テキストツールでボタン一つだ。得意不得意があるので、htmlエディタを使うのも良いだろうが、それは自由である。投稿者は、万事、要領と心得ているので、慣れているhtmlエディタのリッチ形式を用いてワードに書くようにすらすら仕上げて、ポンとhtml挿入ボタンで放り込んでしまう。完成だ。


 最後に何を言いたいかを書きたい。


 何事にも情報が重要であろう。情報が先で、その後、何もかもついてくる。商売でもそうであろう。インターネットは情報の発信空間であると共に、共有空間でもある。ネットリテラシー(能力)は、これからの時代の要になる。それ以外に方法はない。

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 昔はテクテクノロジー(造語:歩く技術)で充分であったかも知れないが、今は少なくとも交通機関を活用しないでは、世の中を生きていけない。それと同じで、マンツーマンで情報を共有するのでは不十分である。一対多、多対一の共有関係で全てが行われるであろう。それにはネットを置いて他にない。


 しかも、コストが殆どゼロで実現してしまう世界は、インターネット以外にない。拡大しても限界がない。空間に隔てがない。国境もない。時間に制約もないのである。


 次回は、サーバーについて書きたい。


 その前に、自ら興味のある方は、ウェブサイト を自分で作る方法について、投稿者が感動した情報を是非とも入手されたい。会員になるのは無料であるし、お試しシステムは体験版を無料でダウンロード出来るから、試みてみられると同じ結論を得ると思う。


 これで『つむじ風ねっと

Tumuzikazelogo1 http://tumuzikaze.net/

は作られた。そして、猛スピードでコンテンツ(中身)が増殖している。実は友人のサイトも既に幾つも作ってしまった。本当に簡単だ。


 サーバーについて、避けては通れない問題なので、次回に書きたいが、投稿者は検討の結果、高速でレスポンスを一番に選んだ。 しかも安い(1050円/月)。


つむじ風ねっと

Tumuzikazelogo1 http://tumuzikaze.net/ にはこれで充分だが、サーバーは、これ又、日進月歩である。100Gで1890円というXtwoサーバーが、同一サーバーから登場した。6月2日のことだ。情報蓄積には十二分に耐えうる。思案中である。


 次回以後、詳しく書きたい。(つづく)