飄(つむじ風)

純粋な理知をブログに注ぐ。

EU分裂=グローバリズムも破綻か?-そう簡単ではないが・・・

2016-06-25 17:34:35 | 国際・政治

その兆候は見え始めている・・・?!
EUは現代の政治上の象牙の塔である。
NWOのひな型であるが、
その根底は我欲・強欲・陰謀を秘めている・・・。
故に、
相克し、我利我利亡者の陰謀に依り、
瓦解する・・・。

 

これは歴史の必然で、

今それが始まった・・・と言えるだろう。

辛くもイギリスの国民投票ではEU離脱派が勝った。

残留派議員の生贄にも耐えて、

国民の冷静な判断が勝利した。

つまり、

国民主権が勝ったのである。


 

国民国家の崩壊を辛くも防いだ。

 

これはグローバリストにとっては、痛手である。

そして、

EUの終わりの始まりでもあって、

ひいてはNWOの致命的な橋頭保の損失である。

これからEUは離脱国が続くであろう。

 

TPPは終わった。

TTIPも終わった。

そう観るのが正当である。

それにしても、

今般の英国EU離脱問題を、

経済的側面から提起する傾向が強いが、

実は、国民主権の問題が主題である。


 

国の経済は主権あって経済である。

主権とは、

自由にその国が判断し決定する権利のことだ。

それを回復させると英国国民は選択した。

残るは、

経済の要である通貨発行権を、

主権に委ねることである。

 

それさえ出来れば、

何ら経済的問題は氷解する。

寧ろ、

新たな自由裁量で新天地を開拓できる。

が、

その点に関して、誰も言わないし、書かない。


 

ともかく、

EUという新たな共産主義体制から離脱者が出た。

その事は、

意味は大きく、

影響力は重く、余韻は長く響くだろう。

既に、

その後の闘争は始まっている。

つまり、

スコットランドの独立問題の再点火だ。

 

EUのさらなる離脱か?

EUへの英国に代わるスコットランド再加入か?

綱引きは、続く・・・。

 

国民投票直前の馬渕氏の解説である。

面白いし、よく分かるだろう・・・。

 

馬渕睦夫『和の国の明日を造る』 #18