飄(つむじ風)

純粋な理知をブログに注ぐ。

ウィキリークスがCIAの秘密ハッキングプログラム「Vault 7」公開

2017-03-09 23:06:41 | ニュース

CIAもその真正さを認める・・・!
とは言え、
その存在は容易に想像されたことである・・・。
スノーデン情報が予告していた。
しかし、プログラムが公開されたことは大きい!

 

「Vault 7」が如何なるものかはさて置いて、

情報がプログラムで構成されている以上、

隠すのも暴くのも盾と矛の関係で、

その繰り返しは際限がない。

レジタル機器は常にそのループの中にあると言える。

不思議でも何でもない事だ。

 

それもインターネットで結ばれた情報空間は、

ハッカーとの終わりのない鬩ぎ合いの中にある。

軍事ドローンであるプレデターが、

地球の裏側から攻撃が出来るように、

無人の大型旅客機をハッキングする技術などお手のものだろう。

かなり前から、

ほとんど旅客機はその性能を有しており、

任意に遠隔操作できるとの陰謀説があるが、

俄かに信憑性が増した。

 

遠隔操作が出来れば、

ハッキングすれば乗っ取ることも出来る。

飛行機事故も思いのまま創作できる。

自動車であれば事故を装うことが出来る。

自動走行技術が進めば乗っ取ることが出来る。

当然のことながら、

盗聴など当たり前で、

盗撮等も別に難しい話ではあるまい。

 

全てはプログラム上で作動しているのである。

 

そして、

全ては繋がっている。

ネット上で繋がっている。

なら、

「Vault 7」が何であれ、

ハッキングされることは可能性を秘めている。

皮肉な話であるが、

犯罪も同じ理由で発覚する。

ヒラリーメール、

ピザゲート等は、

メールをハッキングされたことで発覚した。

 

同時に、

ハッキングを装って、

他国や他人にその罪を擦り付けることも可能だろう。

しかし、

いずれにしても痕跡は残る。

緻密な完全犯罪はもう廃れるだろう。

まさに、

「天網恢恢、疎のして漏らさず・・・」ではないが、

隠し事を通しきることは不可能な時代に入った。

 

良いことか?

悪い事か?

両方あるが、

別に隠し事に汲々としない向きにはどうってことはない。

寧ろ、

正々堂々と生きるには、

生き易くなるだろう。

 

スパムだとか、

ウィルスだとか、

インターネット界は小うるさい。

小うるさいが所詮は盾と矛の関係であるから、

いちいち取り合っているのも時間の無駄だ。

もう一歩進んで、

マッチポンプでビジネスしている輩が必ず存在する。

そういう連中に取り合うのは、

その道の稼業従事者に任して措いて、

不必要に気に掛けないことである。

 

ウィルスバクターも時々刻々登場するのであるから、

それはそれで利用するのも一法であるが、

無料で十分である。

どう頑張っても防ぎきれる筋合いではない。

マッチポンプとなれば尚更だ。

 

その内、

量子コンピューターが登場し、

発展すれば、

人間の思考ごと盗み取られる事態が来ると思われる。

その時は、

バリヤーとか結界が当たり前の時代が訪れる。

とにかく、

隠し事をすると言うことは高くつくということである。

リスクが最も高いのは、

「隠し事」である。

 

 

 

【転載開始】

ウィキリークス、機密資料集を公開
史上最大の流出 ウィキリークスがCIAの秘密ハッキングプログラム「Vault 7」公開
© AFP 2017/ Karen Bleier
国際
2017年03月07日 22:43(アップデート 2017年03月08日 16:56)
ウィキリークス CIAの「ハッキングアーカイブ」を公開 (9)

7日、ウィキリークスは米中央情報局(CIA)に関する「流出した」一連の資料の公開を始めた。資料のコード名は「Vault 7」。

資料の第1部「Year Zero」には、CIAのサイバーインテリジェンスセンター(CIA's Center for Cyber Intelligence)の機密ネットワークから得られた8761個の書類とファイルが含まれている。資料には、2012年から現在の大統領選挙戦にいたるまで、いかにCIAがフランスの政党と大統領候補の情報を集めていたか、についての情報が含まれている。

文書の第1部には、CIAの世界的なハッキングプログラムの範囲や規模、CIAのハッキングツール、Apple社のiPhone全モデル、 GoogleのAndroid、Microsoft Windowsの全バージョン、さらに隠しマイクが埋め込まれたサムスンのテレビを含む米国および欧州企業の製品を攻撃するための数十のツールなどに関する8000件以上のCIAの文書やファイルが含まれている。
 
ウィキリークスは、最近CIAはマルウェアやウイルスを含む大多数のハッキングツールに対するコントロールを失ったと指摘している。

ウィキリークスによると、最近3年間で米国の情報部門はその職員による前例のない一連のデータ抽出に直面し、CIAが収集した全データは現在第三者の手にあり、他の国の情報機関やサイバー犯罪者の手に渡る可能性があるという。

先に、今日7日午後にウィキリークスのアサンジ氏が一連の新たな文書に関する発表を行うと報じられていたが、ライブ配信サービス「Perscipe」や「Facebook」のライブ放送がサイバー攻撃を受けたため、発表は延期になった。【転載終了】