飄(つむじ風)

純粋な理知をブログに注ぐ。

バグダッドで雪が.... 大波が......

2008-01-22 08:23:05 | 日本

イラクのバグダッドで雪が、なんと100年間で初めて!!

Photo Photo_2

【引用開始】生まれて初めて見る雪
 白いひとひらの雪は地面に舞い降りると、やがてすぐに灰色のぬかるみ に消えていく。軍隊の検問所がいたるところに点在し、どこまでも続くコンクリートの巨大な防護壁で分断された街。宗派の対立抗争で痛めつけられた、この殺 伐とした砂漠の首都。ここでは市民はめったに感情を表に出さない。しかし今朝ばかりは、誰もが思わず感情を現さずにはいられなかったようだ....純粋な 喜びを。

「長いこと生きてるが、バグダッドに『雪雨』がこんなふうに降るのは初めて見た」こう語るのは、バグダッドの新興住宅地に住む今年63才のご隠居モハメッド・アブドゥル・フセイン氏である。【引用終了】

 ただ、見過ごしてならないのは、温暖化は地球のマクロ現象であるが、局地的異常は人為的疑いが濃紺である。
 例えば、地震もないのに異常な高波Photo_4 であるとか、巨大な竜巻、ハリケーン、台風等は、人為操作が既に完成しているとみる。それがHAARP
、GWEN、ELF等の電磁波照射とケムトレイル散布が大きく関わっているとみて間違いない。

http://www.youtube.com/watch?v=Pfs4Rd5f_IQ&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=vCHPo3EA7oE&feature=related

</object></object>

 上の映像は、単に純粋な科学的な映像であるが、ケムトレイル散布とHAARP、GWEN、ELF等の電磁波照射が合わさると、大気中、海面で同じ効果が期待できる。と、考えてみてはいかが。? 少なくとも、私は確信した。
 ケムトレイル噴射の映像を、再掲する。これらは民間航空機によって、日常茶飯事に行われ、大気濃度を増している。

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http://www.youtube.com/watch?v=-9qC6AlkkNc&


すべては『シオンの議定書』にカギがある!!24

2008-01-22 07:36:22 | シオンの議定書

『シオンの議定書』第二十四議定書注釈

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 【第二十四議定書注釈開始】ここからは、第二十四議定書(下記転載文書)の注釈に入る。

 これで最終回である。もはや、彼らの全貌をみた。

 それは、一見すると高貴で崇高な理念であるようでいて、それは思い上がりも甚だしい限りである。一言で糾弾すると、論理のすり替えである。善を行うと言いながら、悪を容認し、天然理法を実践するとしながら、それに従うことを拒否して、掠め取っているにすぎない。口では崇高な事を語りながら、奥では謀議をしている。故に秘儀などと言う闇の智恵を援用する。これは、盗み且つ謀る悪魔の所行であることに疑いがない。

 であるから、恰もバベルの塔をを打ち立て、天に届かんとする野望である。その意欲は買うが、詮無き野望は拒否する。何故なら、宇宙は広大無辺である。この宇宙は3次元においても果てなき無辺の広大さを誇る。しかならず、近頃では5次元以降の宇宙がこの3次元を包み込んでいるとの物理学上の新説がある。その5次元以降の宇宙も広大無辺であると言う。

 何処まで宇宙は広いのだろう。その中で、人間なんてちっぽけなものだ。地球だって宇宙のチリにしかすぎない。そんな中で、支配がどうのこうのと一生懸命、否、一生どころではない。数世紀、数千年間(彼らの言によれば...)も奮闘努力しているとは、敬服を通り越して、もののあはれを禁じ得ない。そういう意味では、彼らは精神障害者(パラノイア)である。

 大局的に眺めれば、彼らの偽善は破局する運命にある。しかし、小局においては彼らは現在、跋扈している。そのために無辜の魂を汚され、この幼気な地球を汚されることを看過できない。宇宙のチリにすぎない地球であっても、聖なる魂の修行場である。それ故『蛇のように賢く、鳩のように素直たれ』との聖句を軽んじることは許されない。

 これが、本稿の連続掲載趣旨である。【注釈終了】

【転載開始】『シオンの議定書』第二十四議定書
 次にダビデ王朝の土台を世界最後の段階まで一層強固にする方法に進もう。

 この方法は、何よりも第一に、今日まで世界の全問題を遂行し、全人類の思想教育を指導してきたわれらの賢人長老たちが積み重ねてきた伝統的な方法によるものである。

 ダビデ王の子孫のうちの数人が、相続権ではなく、優れた資質を基準にして王と後継者を選定する。その人々には、政治の最高機密と政府の仕組みとが伝授されるが、常に何びとにも極秘の知恵が漏れないように留意する。この方式の真意は、このような秘義を授けられたことがない者には、政府を委すことはできないということを徹底させることにある。

 これらの人々にのみ、何世紀にもわたる諸経験と比較しつつ、私がこれまでに述べたような計画の実際化や、政治経済運動や社会科学研究の全成果・・一言で言えば、人間関係を律する動かしがたい天然法則の大真理・・が伝授される。

 直系の子孫が王位継承から外されるのは、秘義伝授の過程で浅薄・軟弱その他、王の権威破滅となる資質が明らかになった場合である。そのような性向は統治者には不向きであり、王宮においては危険な人物となる。

 たとえ残忍であったとしても、無条件に断固たる人物のみが、われらの賢人長老たちから支配統治の手綱を渡されるのである。

 病気に罹ったり精神障害があったり、その他王たるにふさわしくないことがあった場合には、王は律法に従って統治の手綱をふさわしい者に譲らなければならない。

 通常の時間における王の行動計画と将来に関することはすべて、最も親しい助言者たちにも知らされない。

 王と三人の顧問のみが、将来の計画を知っている。

 断乎とした意志で自分と人類を律する王の人柄には、万人が神秘の宿命を認めるのである。何びとも王が何を行おうとしているのかを知らぬので、あえて知らぬ小路を遮ろうとする者はいない。

 王の頭の中には実行すべき政府計画を理解するに足りる知恵が貯えられていなければならない。王位に就く前に、前に述べた賢人長老たちが試験を行うのは、そのためである。

 人民が王を敬愛するのは、王が市場などで人民に意見を述べることを欠かさないからである。現在ではわれわれが両者の間に恐怖の溝を作って引き離しているが、双方を結びつける必要がこれで満たされる。

 この恐怖は、時が至るまでは、両者をわれわれの影響下に置くためには必要欠くべからざるものである。

 ユダヤ王は自分の感情、とりわけ情欲の虜になってはならない。王は自分の人格のどの一面でも、荒々しい本能に精神を凌がせることがあってはならぬ。情欲はいかなる精神的な欠点よりも、明晰に見る力を殺ぎ、思考を人間の性質中最悪の獣的なものに落とし込む。

 ダビデの聖なる子孫である全世界統治王その人は、人類の支柱であり、人民のためにはいかなる個人的希望をも犠牲にしなければならない。

 われらが至高の王は完全無欠の権化でなければならない。【転載終了】


すべては『シオンの議定書』にカギがある!!23

2008-01-21 08:36:00 | シオンの議定書

『シオンの議定書』第二十三議定書注釈

Img_6246_33 【第二十三議定書注釈開始】ここからは、第二十三議定書(下記転載文書)の注釈に入る。

 あと余すところ、この議定書を含めて2議定書のみとなった。お付き合いいただいた読者諸氏には、心から敬服する。もとより創作文書ではないし、注釈も独断の言いたい放題なもので歯牙にも架からぬ『たわごと』と思し召しなされた方もいるであろう。それはそれで結構である。こういう文書があるという事実、そして、その内容を咀嚼していただけたら、用心の1つになるとの思いだけである。

 さて、ここに至って彼らの王がどのように登場し、どのように振る舞うか明らかにしている。一言で言えば『救世主』として、登場するのである。それも真っ赤なウソの、『偽救世主』としてである。『救世主』がどのようなものであって、『偽救世主』がどのようにウソであるかはしかとは知らない。只、『救世主』という以上、そのような『救世の事情』が現出することを意味する。

 『偽救世主』たる所以は、救世の事情の現出が『自作自演である点だ。全く『自作自演テロ』と同じ構図である。自らが引き起こした混乱を鎮めんとして登場する『救世主』が本物であろうはずがない。明らかな偽物である。

 『救世主』はあろうと確信する。しかし、それはかかる偽善を謀る世から、子羊を守るべくして登場する。狼から子羊を守るのは牧童であるからである。牧童こそ『救世主』である。本物の牧童は、自らの子羊に狼をけしかけたりはしない。見間違ってはならない・【注釈終了】

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【転載開始】『シオンの議定書』第二十三議定書
 人民を服従に慣らすためには
謙遜ということを教え込む必要があり、従って奢侈品の生産を縮小すべきである。これによって贅沢を張り合う卑しい根性を改める。われわれは小さな親方製造業を再編成して、個人資本の工業家を倒すという狙いをもっている。大規模の製造業は必ずしも意識的ではないにせよ、政府に反対する考え方を群集に植えつけるので、この処置は欠かせない。小さな親方たちは罷業を知らず、既存の秩序にしっかり結び付いている。罷業は政府にとっては破滅的な一大問題である。(注: 罷業(ひぎょう)=(1)仕事をしないこと。業務をやめること。(2)「同盟罷業」の略。 )

 われわれは時の権力をわれらの手に移す時に、この手を使う。酩酊も法律によって禁止し、酒の力で野獣に変わる人間性に対する罪として処罰する。

 重ねて述べるが、臣民は自分たちとは絶対的にかけ離れた力強い手に対しては、盲目的に服従する。彼らはそこに自分たちを襲う社会的な鞭から守ってくれる防御の剣を感じて支持するのである……彼らは王者に天使の心を期待するのか?彼らが王者に見たいのは力、力、力の権化なのである。

 現存する支配者たちに代わるわれらが至高の君主は、何をしなければならないか。われわれが意気阻喪させた社会、神の権威すら失墜させた社会、四方八方から無秩序混乱の火の手に包まれている真中で、支配者たちはその存在を引きずって歩いているが、われらが王は何よりもこの燃え上がる炎を消し止める事に身を投じなければならない。それゆえに、王は、彼らを王の血の海で溺死させるけれども、これら現存する社会を根絶せざるをえず、改めて彼らをよく組織された軍隊に復活再編成し、ただれた国家を覆うあらゆる種類の伝染病に対して意織的に闘わせなければならない。

〝神に選ばれた者〟は、理性ならぬ本能によって、また人間性ならぬ獣性によって動くバカげた力を粉砕すべく天から下される。この力は今は自由の原理という仮面をつけて、略奪とあらゆる種類の暴力をはたらき、凱歌を挙げているが、この力が秩序破壊の跡にイスラエル王を王座に据えるのである。だが、彼らの役割は王が王国に入ったその瞬間に終る。王国の路からは、その残骸の一片すらも残さないように一掃される必要がある。

 その時、われわれは世界の人民に次のように言うことができるだろう。「神に感謝せよ。額に人類宿命の験(しるし)を付けた方の前にひれ伏せ。その験は神おん自らが星を導いてその方に付けられたのだ。その方を措いては生来の罪と悪から解き放って下さる方はいないのだ」。【転載終了】


すべては『シオンの議定書』にカギがある!!22

2008-01-20 10:38:06 | シオンの議定書

『シオンの議定書』第二十二議定書注釈
 
<すでに準備されている北米共同体のコイン>
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 【第二十二議定書注釈開始】ここからは、第二十二議定書(下記転載文書)の注釈に入る。

 まことに神のように自らを崇め、権威あるものとしている。そこが、彼らの奢りの原点である。”金”を神のごとく権威と思っている。そして、それは万能の力を発揮する故、彼らの『正義』である人類の福利をコントロールする武器としている。目的が『正義』にあるから、『われわれが重ねなければならなかった悪』も、あたかもも許されると言っている。これは一つのパラドックスである。一方で悪と認め、許されるがごとき言説は、パラドックスである。自らが神のごときであれば、許すのは誰か。? ここにパラノイア独特の独断と矛盾がある。
 これ以上の奢りはない。一言で言えば、『盗人の言い訳』である。
 人類は、うまく騙されて彼らのシステムの上にいるから、”金”が神のごとく権威を放つ世界にいる。騙しに気づき、あるいはその虚構が虚構であると悟ったとき、”金”の権威が失墜する。金は手段・道具にすぎない。永遠の価値あるものなのではない。『地上の倉にいかに金を蓄えたとて、天の倉に宝を積むに足らず。』との真理を、彼らは知らない。否、認めない。光に与せず、闇に与する者達だからである。
 しかし、ここでよく思考しなければならないことは、彼らの魂胆が成就すると言うことは、単に騙されているばかりであろうか。そうではない。心根に於いて、その魂胆に追随するものがあるからである。いかなる悪波動も、共振するから伝わる。共振する側も同根である。【注釈終了】

【転載開始】『シオンの議定書』第二十二議定書

 これまで長々と述べてきたことをもって、私は、将来、過去、現在の秘密を注意深く明らかにしようと試みたが、残るは近い将来、洪水のように起こるであろう大いなる事件と、われわれとゴイムとの関係、その経済関係の秘密に入ることにしよう。が、この件に関しては、私が付け加えることはごく僅かである。

 われわれの手中には、現代、最も威力を発揮するもの・・〝金〟がある。われわれは二日間あれば必要な量の金をわれわれの貯蔵庫から集めることができる。

 この事以上に、われわれの支配は神の思召しであることを証明する必要があるだろうか。かような富があればこそ、何世紀にも渡ってわれわれが重ねなければならなかった悪がすべて、真実の福利を最終の最終にもたらす・・万物に秩序をもたらす・・ために役立つことが疑いもなく明らかであるだろう。たとえ暴力を用いたとしても、全く同じ結果となるだろう。われわれが引き裂かれねじ曲げられた地球に、真実の善と個人の自由をも回復する大恩人であることを、われわれは証明するだろう。そうすることによって、もちろん、われわれが確立した法をきびしく遵守する限りにおいてだが、われわれは地上に平和をもたらすことができるであろう。そうすることによって、われわれは明白にする。

 自由とは放縦ではないことを。人間の品位とか力とかには自堕落が含まれていない以上に、自由とは抑制の利かない権利は含まないことを。良心の自由や平等、その他これに類するものは人間の本性にある破壊的な原理であることを万人に公表し、個人の自由とは決して無秩序な群集の前で言語同断な言説を弄して煽動することではないことを。真実の自由とは、社会の法律には敬虔に厳しく従う人の不可侵性にあること。人間の尊厳とは権利意織に包まれてはいるが、同時にいかなる権利意織ももたぬものであること。そして自分勝手な空想を実現しようとすることは決して許されないことを。

 われわれの権威は強力なるがゆえに栄光に満ち、支配し、指導し、自分では大真理と思い込んでいるが中味は何もない無意味な言説を声高に上げる夢想家に過ぎない指導者や弁舌家の後塵を拝するのではなく、正直に話す……われわれの権威は秩序の王冠であり、その中に人類の   。この権威の後光の前では、すべての人民が神秘のあまり平伏し、畏怖の情にとらわれるのである。真実の力はいかなる正義にも、神にさえも譲歩しない。何びともあえてこの力に近付いて一毫たりとも毀損することはできないのである。【転載終了】

<戦争民営化:イラクのペルー人戦争請負契約社員> </object>


すべては『シオンの議定書』にカギがある!!21

2008-01-19 07:09:46 | シオンの議定書

『シオンの議定書』第二十一議定書注釈
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 【第二十一議定書注釈開始】ここからは、第二十一議定書(下記転載文書)の注釈に入る。
 国債・公債の仕組みは、前議定書で詳しく書かれていたが、本議定書では、内国債について、結局は外債と変わらないと言っている。それは、彼らがグローバルに影の政府であるからだとしている。それは穿ち(うがち)得る。
 それは、内外にネットワークを張り巡らしているから出来ることである。分かり易く注釈しよう。
 「親父が失業して、金に困ったとしよう。息子が3人いる。それぞれが仕事をなし、それ相応の収入があるとする。親父が金を息子たちに所望する。息子たちは、金はやらないが、貸し金なら了承する。証書を書き、低いながらも利息を付ける。
 長い時に、息子の一人が、経済的に窮余の状態になる。別の息子に相談をする。別の息子は、親父の証文を担保に金を融通する。その融通した息子は、事業をやっていて羽振りがいいが、
その友人にずる賢いのがいて、その事情を知り、資金提供を申し出る。担保は親父の証文である。友人は3人の息子のうち2人分の親父の証文を担保に資金提供をする。」
 こうなると、親父の家庭を国家とみて、
内国債が外債化したことになる。結局、どうにでもなるのである。もしも、融通した息子の羽振りが悪くなると、友人は担保とした親父の証文を楯に債権代位権を主張し、親父の資産(家・屋敷)を差し押さえるであろう。息子たちは、親父への買付金はおろか、相続資産をも失う。
 
貸すな。! 貸しても返済を求むな。! この真理が生きてくる。【注釈終了】

【転載開始】『シオンの議定書』第二十一議定書

 前回の集まりで述べたことに、今回は内国債について細かい説明を付け加えたい。外債については、重ねて申し上げることはない。外債のおかげで、われわれはゴイム政府からたんまり稼がせて頂いたが、われわれの政府においては外国人がいない、すなわち、国外というものがないのである。

 われわれは行政官の腐敗と支配者の怠慢に乗じて、ゴイ政府には少しも必要でない金を貸して、その二倍、三倍、さらに数倍をわれわれの金庫に収めた。いったい誰がわれわれをそんなにしてくれたのか?……そこで、私は内国債について詳しくお話ししようと思う。

 政府が政府の為替手形すなわち利付き債券の購入者を公募したとする。額面は小口大口いろいろ設けられ、早くから申し込んだ予約者には額面よりも割引いた金額で売る。が、翌日になると、小細工を弄して、何しろ購入者が殺到したので、という口実で値上げする。数日後に大蔵省の金庫はあふれんばかりで、予定額をはるかに超過したと言う(それなら、なぜ国債を発行したのか?)。 予約額は債券発行額の数倍にも達したと発表される・・国債に対する信用を示そうというのである。

 こんな芝居は芝居ですむが、新たに発生した債務をどうするのかという問題が起こる。途方もない額の債務が生じたのである。利子を払うには、その財源に新たな債券を発行する必要がある。新たな債券は元利を清算するのではなく、ただ単に新たな債務を上乗せするだけである。政府の国債発行の限度を超えたら、新しい課税で取り立てる必要が生じる。それも国債整理のためではなく、ひたすら利払いのためである。新税はひたすら借金のための借金となる……

 そのうち債券書替えの時期がやってくる。だが、これとても利率を下げることはできても、債務をなくなしてしまうわけではない。それだけではなく、債権者の同意がなくては書替えはできない。書替えにあたっては、同意しない人々には金を返済すると公告する。もしも誰も彼もが、書替えは嫌だ、金を返せと言ったら、支払い不能に陥ることは火を見るよりも明らかであり、政府は自ら墓穴を掘ったことになる。幸いにもゴイ政府の臣民は経済のことはとんと事情にうといから、金を新しい事業に投資して利が落ちるよりも書替えで利が薄くなる方がまだましだと思って同意する。かくして臣民は数百万という政府の債務を穴埋めすることに協力してやる。

 今日では、ゴイムといえども外債でこんな芝居を打つことは、ごまかしが利かないことが判ってきた。われわれが全額払戻しを請求することが判ったからである。

 このようにして明らかな破産倒産状態が生じ、人民の利益と支配者のそれとは一片も共通する所がないことが明々白々となった。

 今お話したこと、これからお話することには格別の留意を払っていただきたいのであるが、内債は今日ではいわゆる短期公債、すなわち、多かれ少なかれ期間の短いものに整理されているという点である。これらの借金は貯蓄銀行に収納され資金として確保される。政府はこの資金を外債の利子支払いに当て雲霧消散させてしまい、その穴埋めに同額の公債を当てているのである。

 ゴイムの国庫からの資金漏出をとりあえず穴埋めしているのは、実にこれらの短期国債なのである。

 われわれが世界の王座に昇る時は、われわれの利益に反するかかる財政上の窮策を痕跡も残さず一掃し、併せて金融市場をすべて廃止する。われわれの権威は価格変動に左右されるべきではないから、価格上昇も下落もできないように、法令をもって価格というものを固定してしまう。(価格を吊り上げるのは落とすためであり、実にこの方法によってわれわれはゴイムとの関係の初期に彼らを弄んだのである)。

 われわれは金融市場に代えるに政府による大規模な国立信用取引所を設ける。その目的は、政府の意図する通りに産業生産物の価格を設定することにある。この組織は一日に五億の産業証券を出してやり、また同額を買い取ることができる。この方法により全事業がわれわれに従属するようになる。このことがいかなる力をわれわれに与えるか、諸氏は御自分で想像していただきたい。【転載終了】