私が初めて教職についた時
先輩職員からはいろいろ教えられた
その中で
日教組というのは
教え子を再び戦場に送らないという誓いのもとに結成された組合だと
教わった
教え子を戦場に送ってしまった
お国のために命をささげろと教えてしまった
という血を吐くような反省から生まれた組合であると。
勿論労働組合だから長時間労働を強いられようが
夜中まで働いていようが残業手当は出ないブラック企業
授業準備もままならない雑務に追われる日々と戦う組織職場でもあったけどさ
教え子を戦場に送ってしまった その先生たちの思いを想像すると
本当に涙が止まらない思いだった
当然私は日教組の一員でしたよ
まったくさあ 美術教師で 絵を描く暇もないって
まずくない？と美術図工教師の会は一年に一回は展覧会やろうねと
一点の作品を仕上げるのに 四苦八苦って
信じられん よな
勿論組合員だっていろんな人はいるけれど
でも教職というのは 子供の成長のための仕事だからね
その子供を戦場に送るようなことは絶対にしない
というのは 本当に 基本の基
私が子供たち席書会に交じって書初めやってたら
鼻先で嘲笑した校長は
ある日こういった 大橋さん 貧乏人のまねしてんじゃないよ
組合の話だよ
校長先生 私 立派に貧乏人ですけど
と申し上げましたがね
教え子を再び戦場に送らない
という誓いの日教組を見習えよ
国民を 大国の兵士の不足分を補うべく
戦場に送ると
わざわざ あちらまで言ってお約束してきてさ
憲法違反の法案なんか
この国じゃ執行できないんだよ
お前さんを教育した先生も
血を吐くような反省の思いに苦しんでいるだろうが
もしかして 同じ穴のムジナなの？
やだ むじな君 かわいい！
ごめんチャイ
