昨日は雨だった
待合室で
おばあちゃんが(って 私もおばあちゃんだけど)
隣にきたので ちょっとお尻を動かして
ニコニコ見つめてたら
やっと歩けるようになったんだよという
腰を痛めたんだって
かかりつけの病院で腰も見てもらったけどちっともよくならなくて
この整形外科思い出してかかったら
みるみる楽になった という
でも雨で この後傘さして杖ついて薬屋さんに歩いて
行かないといけないでしょ
それが難儀
と嘆いていた
帰る時間帯が同じくらいだったら 薬屋さんに車で乗せてあげるわ
といい
帰りにそこらじゅう見たけど
彼女の 影も形もなかった
私の診察 リハビリが時間食ったな
一人暮らしなのか送り迎えしてくれる人はないようで
来るときもタクシーだと言ってた
そういうひと いっぱいいるだろうな
病院の待合室でこぼせば 連れて行ってくれる人は
いるだろうな
と思ったが
私が もし一人残ったら(三人のうち私が一番若いんだもんね)
やっぱり よそ者の私 誰も頼れないな
相手が気楽な人かどうかもわかんないし
叔母さんなんか私が足引きずって よたよたして
病院行ってくる
と言ったら
自分で行けんのけ!?と言われた
なんか叱られたかと思っちゃった(茨城弁てこわいのだ)
大丈夫車運転は座ってするから大丈夫
自分で行きます
と言って出た
このあたり 難しいよ
今日も出るとき 玄関でもたもた 武蔵が後ろにいて
早く行け!と怒鳴るので
もう足をつくのが痛いだけで泣きたいのに
怒鳴られたので まじ 子供 べそべそべそかいた
私が大きな絵を 門脇の倉庫にもってって と言ってたら
業者は明日だろ来るの!といやそうなので
持っていくのが嫌なのだと思ってたが 実は
重いのをもって私の後ろにいて閊えてたので
イラついたのに
私が にやにや ママ猫と喋ってたのだ
だから 早くどいてくれ と思ったのだが
早く歩けない!
だからね 違う方言の土地で よそ者で 年取っていくのって
ちょっと
私みたいに デリケートだと(そんなわけないか)難しいよ
おばさんも武蔵も東京生活が長く
土地の人には標準語ですね って言われるそうなんだけどね
なんか
怒鳴りつけられている感じがする
東京弁も
東京の人間じゃない人から見ると 怖いところがあるんだわよ
だから年寄りが 都会に出た子供らのところに呼ばれても
行きたがらない って そういうこともあるな
言葉以外 生活習慣も いろいろ違うしな
世界が広がる と思えばいいのだけど
動くのが痛いと気持ちに余裕がなくなる