よみうりオンラインー深読みチャンネルから
誤解だらけのアドラー心理学ー岸見一郎
矢継ぎ早に出された多数のアドラー心理学の書籍で誤解されていることが
多いと岸見一郎さんが言っていました。
アドラーの功績は心理学を決定論から解放し人間尊厳を取り戻したこと。
古来、多くの人に支持されてきたのは「今の生きづらさは過去の経験や
社会的諸問題」のせいであるとし、本来の責任を見えづらくしていた。
すべては、本能や過去の経験などによって決定されるものではない。
自由意志で決めることができる。ここに人間の尊厳がある。
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誤解1 「個人に責任を負わせる自己責任論」
選択の責任は自分にあるといっているが、結果を責めてはいない。
誤解2 「だれでもなんでも成し遂げられるなんて大嘘」
主眼は才能や遺伝を持ち出し「できない」という思い込みに警鐘を鳴らしている。
誤解3 「人生は思い通りになるというポジティブ思考」
人生が思い通りにならないことは誰もが経験している。
苦しみに満ちた人生であってもどうにもならないとあきらめるのではなく
何とかなると考え、できることをしていく。
誤解4 「理想論であって実践的ではない」
アドラーの教えは現実の人間関係や人生の選択肢に困って
一歩踏み出せない時こそ役に立つ。
他人のせいにせず、自分を見つめ生き方を変えることは厳しいものである。
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なんだかわかったようなわからないようなです。
当たり前のことを言っているみたいですが、誰のせいにもできないというのは
厳しいです。でもさっぱりします。
私は「執着心からも解放される」と思います。
別の岸見一郎さんの著書からアドラーの言葉
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今ここに生きよう。
するべきことや、したいことがあってもできることから始めよう。
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