NHKの俳句番組で司会をしている岸本葉子さんの本を
図書館で借りてきました。
以前、俳句の本を読んだ時に割といい感じだったので
エッセイのほうも興味が出て来ました。
結論から言うと期待はずれでした。
棚に6冊並んでいましたが、似たような内容でしたので
その中から3冊借りました。
どれも日常のほんわか描写でした。
その内の1冊は買い物にまつわるエッセイで、これは少し内容がありました。
ほんわかもいいのですが、どこかにアクセントがほしいところ。
特に気になったのは文中に「とーーっっても」のような表現をして
自分で「作家たるものこのような表現ではいけないが、これしかない」と書いている。
3冊のなかに何回かこのパターンが繰り返されていて
「作家たるもの~」の件が言い訳じみていて
「これしかない」と思うなら、いい訳するなよ!と突っ込み入れました。
ここでひっかかる私の方がへそ曲がりかもしれないけれど、
強調の仕方に失敗していると思いました。
最近、俳句の影響か、無駄なことばにえらく反応するよね
図書館では、自動貸し出し機で戸惑う事あり。
セットすると「貸出できない本が含まれています」と画面に出て
2度やっても同じなので、カウンターに行きました。
こちらではすんなり通りました。
先日「カウンターは要らないんじゃないか!」なんて書いてましたが
必要でした。