うちのお墓は、継ぐ人がいないので閉めてしまい、合同葬でネームプレートを
祀る形のものにしています。
毎月8日はそこに入っている故人の供養をする日で、
昨年は12月8日に行ってきました。
そこで、いつもお経を読んで、お話をしてくださる僧侶が
年末の「護摩焚きライブ」をやっていてびっくりした。
そういえば、「たまにTVに出ています」と言っていたっけ。
そして、その僧侶が参拝する我々のためにいろいろ考えてくれているみたいで
行くたびに、なにかしら工夫されています。
最初の頃は、お経を普通に上げてくださっていたのですが、
ある時行くと、参拝者全員で唱えるようになっていて、プリントを渡されました。
12月に行ったときは、プリントは蛇腹のノートみたいなものになっており
プリントを毎回配らなくても済むようになっていました。
椅子の向きも、僧侶の背中を見てもしょうがないでしょとおっしゃり
正面のご本尊に向かい合うようになっていました。
さて、お経が始まるとまずお弟子さんの僧侶が先導して
私達が続きます。
仮名が振ってあるけど、ペースが速いし字が小さいので一生懸命に
詠まないとついていけない。
毎月来ている人もいて、その人たちは大きな声でスラスラ読みます。
私はもう、とにかく一心に読みます。
どこで息継ぎしたらいいのかもわからんし。
意味はわからないけど、なんとなくありがたい気になってきます。
最後までくると、ちょっとした達成感もあり、無心に読んだなあと思います。
一心にお経を唱えるというのはいいものですね。
とは言え、家でやったことはないですが。
前に行ったときにもらったプリントがあるので、たまには唱えてみようか。
お坊さんが来てくれて、やはり蛇腹の教本を見ながら一緒にお経を唱えました。
そのお寺さんは、最初からそうしてくれていて、母は毎朝、その教本で般若心経を唱えています。
「門前の小僧・・・」で私もかなり覚えました。
そうそう、息継ぎが難しいですねぇ
毎回行けばだいぶ理解できるのでしょうが、
たまになのでその場限りになってしまいます。
お母様は毎日唱えておられるのですね。
私は年に数回ですが、落ち着きますね。
無心という状況も中々ないので、これも良いですね。
口が回らないのですが、やってみようか。