旧聞になりますが11月29日、藤沢市民会館で開催されていた「桒山 賀行(くわやまがこう)と土曜会による「手で触れて見る彫刻展」を見に出掛けました。都内を横切って西に向かうのはプチ旅行のよう。この彫刻展は、目の不自由の方にも手で触って鑑賞して欲しいとの願いを込めて始められたとのこと。今回で33回目という。
この彫刻展は2年ぶり。会員は高齢の方が多いと伺ったが、女性の方が入会され、その方達の出品が多いとのこと。アマチュアと思えないレベルの高い作品が多かったです。着想にユーモアがあって皆さん楽しんで作っているなぁと思います。
下の写真は↓友人のレリーフ作品。今年のジャパンカップを制したドウデュース がモデル。彼の
作品は競走馬が多いのが特徴。私が思ったのはジャパンカップの前にこの馬に着目したのなら馬券は買わなかったの?と無粋な質問をしてみた。買っていないとのこと。失礼しました。作品に邪心が入ってはいけませんね。秋の天皇賞、ジャパンカップの強烈な勝ちっぷりなら、今年の有馬記念は出てきたならこの馬だろうと予想したくなる(きっと1番人気間違いなしでしょう)。
↓目の不自由なかたの作品。奇想天外な発想!どうやって削ったの?これはすごい!
帰路は小田急線の急行の車窓から夕焼けに染まる空に富士山のシルエットが黒くくっきり浮かぶ。ひさしぶりに富士山を見た。なぜか富士山をちょこっと見られると幸せな気分になる。